フルメタルをまとうタフネスの権化、その新たな一面

フルメタルをまとうタフネスの権化、その新たな一面

2018.10.21 21:00

Gショック(G-SHOCK)
腕時計

フルメタルと聞くだけで心が揺れ動くのは、やはり男の”サガ”なのだろう。その言葉が連想させるのは、幼き頃に憧れた合体ロボットか、逃げ足が速いが倒せば経験値をたくさん獲得できるモンスターか。いずれにせよ、どんな衝撃もはねのけるほどの鉄壁。金属の塊はタフネスの塊として、僕たちの心に焼き付いている。そして、同じくタフネスを象徴するものとしてGショックが挙げられる。1983年のデビュー以来、堅牢性は他の追随を許さず、トラックが踏んでもアイスホッケーのスティックで打ち飛ばしても壊れることはなく、米国海軍の特殊部隊である「ネイビーシールズ」にも採用された。

そして今作。『Gショック』誕生35周年目のアニバーサリーイヤーに登場したのが、輝かしきフルメタルをまとった特別なアイテムだ。今年4月にリリースされた初代フルメタルモデルから、液晶部を反転。ブラックが強調され、より大人っぽい表情へと刷新された。ひと目でGショックと分かるスクエアな顔を残しつつ、ケース、ベゼル、ブレスレットとすべての外殻素材に硬質なステンレスを採用。ブラック&ゴールドの2本がラインアップされているが、それらはただ金属質な光沢を放つだけではない。イオンプレーティングによる鮮やかな発色のスレンレスに、うっすらとヘアライン加工が施されている。これにより、高級感と落ち着きを獲得しているのだ。

無論、丈夫さも文句無し。メタルベゼルと本体ケースの間にファインレジンという特殊な樹脂を緩衝材として挟み込み、新たな耐衝撃構造を備えている。最も負荷のかかるブレスレットの取り付け部には、柔軟性と耐衝撃性に優れたトロガミドなる素材を用い、ダメージの軽減に成功。さらにはBluetooth通信機能や世界6局の標準電波対応のマルチバンド6を搭載し、専用アプリケーションと連動させればすぐさま正確な時刻を取得できるなど、中身の進化も著しい。質実剛健、才色兼備。これ以上、何を望もう。

ところで、このモンスター級のインパクトを誇るフルメタルGショック。実は前述の1stモデルは発売当初から人気が爆発。すぐに市場で枯渇して手に入りにくくなってしまった。つまり、おそらくは今回も“逃げ足が速い”。“買い”心の一撃は、何とぞお早めに。

Text_Naoki Masuyama

DATA

カシオ計算機

03-5334-4869

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