狙い目!アウトドアブランドのトップス選び3のオキテ

アウター類に隠れがちだが、アウトドアトップスも機能やデザインに優れたモノが多く存在する。そこで、選び方の傾向と対策をレクチャー。狙い目のアイテムをお届けする。

菊地 亮

2015.11.27

引き立つモノより馴染むモノを選ぶのがスタンダード

アウトドアウェアは、何物にも縛られない自由な雰囲気がいい。だから時にはネイティブ柄やカラフルなマルチパターンをあしらっている場合が多い。しかし、それを街で着るとなればハードルは一気に上昇。心の解放よりも着こなしの自由を広げる、汎用性の高いモノを選ぶのが先決で、それにより普段着に落とし込める。

オキテ1:定番のアイテムを選ぶことでポテンシャルの高さを実感できる

さまざまなシーンで、アウトドアが街で受け入れられてきたことを実感するだろう。そのひとつとして、アウトドアブランドが展開するアパレルの充実ぶりがあげられる。中にはカジュアルシーンでお馴染みのアイテムも。そのうえ、山ブランドならではの機能性も備えているから着るほどに良さを実感できるはず。

オーソドックスなボタンダウンシャンブレーシャツだけに、普段のコーデにも違和感なく合わせられる。さらに、高い消臭性能と吸水速乾性のあるマキシフレッシュ素材を混紡。

一見、肌触りのいいスウェット生地のフーデッドパーカも、実はサンプロテクション機能を備えたオムニシェイド仕立てで、紫外線を98%カットできる優れもの。98%カットすることができる優れもの。

チマヨ柄のベストやキャップ、スニーカーに加え、ボトムスはクロップト丈とがぜんカジュアルなスタイリングながら、『ザ・ノース・フェイス』のギンガムチェックシャツで格上げを実現。

高い吸湿拡散性を持つアルファドライ繊維仕様だから、気兼ねなくガシガシ着られる白シャツが品の良さを適度に主張。ワークベストとのギャップもユニークなアプローチ。

上下でスウェット地のアイテムを使いながらも、“パジャマ”に見えないのは、全身をペールトーンで統一し、アグレッシブに上下のシルエットで差をつけているため。

オキテ2:アウトドアブランドのニットがいい

一般的なウールニットはもはや冬のベーシック。その温もり、素朴さと上品さを兼ね備えたルックスはとても心強い。ただ水などに弱く、着るたびに浮き上がるピーリングなど悩みの種も実は少なくない。それらを概ねケアしているのがアウトドアブランドのニット。これなら何も気にせず着られること間違いない。

伸縮性が高く体へすんなりフィットするこちらのニットは、メカニカルストレッチ素材T-400にウールを混紡したハイブリッド素材。洗濯にも強いイージーケアも強み。

ふっくらとした編みあがりのニットも、実は糸にナイロンを使って作られている。重さが出ないよう5ゲージで優しく織り込み、ハニカムの織り柄で仕上げたことで立体的な表情に。

ニットは細身のシルエットだけに、ダウンベストとのレイヤードも余裕。胸元のジップをオープンしながら、インナーのチェックシャツをさり気なくアピールした点も好評価。

ニット一枚のシンプルな着こなしだけに、ヘリンボーンやアーガイルなどマルチパターンの織り柄をあしらった豊かな表情がいかされている。クリーンな白パンのアシストも絶妙。

軸はシャツ、スラックス、ローファーとドレスよりながら、ほっこり顔のカーデやイヤーマフ付きのキャップ、ボトムスの丈感など、絶妙な引き算によるカジュアルダウンがお見事。

オキテ3:プレーンなアースカラーでシーズン感をプラスする

ネイビー、モノトーンが注目を浴びる中、次なる流行色として囁かれているのがアースカラー。ブラウン、カーキ、ベージュといった季節を感じさせる色彩は合わせやすさもひとしおで、全体に落ち着きをもたらしてくれる。アウターなどでは“狙ってる”感が出やすいのでインナーでさり気なくを基本スタンスに。

ウールを編み込んだようなほっこりビジュアルだが、こちらはポラーテックス社製サーマルプロ仕様のれっきとしたフリース。ポリエステル100%で、防寒性能もハイレベル。

ウール90%にナイロンを10%ミックスした厚手シャツ。温かさを持続し、さらに耐久性も高めた一着で、着やすさを視野に入れシルエットはゆったりめに設定されている。

ベーシックなアメカジルックに、シャープなブラックの引き締めが効果的。『ビルケンシュトック』のサンダルやハンチングで、さり気なくハズしを加えたところにセンスを感じさせる。

ダウンベストにネルチェックシャツ、そしてクライミングパンツにビンブーツと、着こなしはとことん直球系。オーセンティックなスタイリングに柄のアクセントで個性派アピール。

トレンドのカーキをインナーダウンへ採用。フラワー柄の甘系シャツをトップスに合わせても、ブラックパンツとも相まってがぜん引き締まる。アウターとの色合わせもいい。

KEYWORD関連キーワード
トップス
アウトドアファッション
RECOMMENDEDあなたにおすすめの記事

アノラックに注目。旬デザインのパーカーを着こなしに取り入れよう

アウトドアウェアの定番であるアノラックが注目されています。その理由を解説しつつ、押さえておきたいアイテムやタウンユースに落とし込む方法をご紹介。

編集フカザワ

コーチジャケットが着回しやすい! ハズさないブランド&コーデ術

90年代ファッションやスケートカルチャーへの関心から、コーチジャケットが注目されている。シンプルで着回しやすい万能アウターの注目ブランドと着こなし方を解説しよう。

菊地 亮

レザーリュックなら、オフの着こなしもシックにキマる

手も空いて機能的な反面少し子供っぽさもあるリュックですが、レザー製を選べば大人の日常着ともマッチ。Freeamericanidol世代に似合う上質な革リュックをレコメンドします。

山崎 サトシ

ワードローブの必需品。オックスフォードシャツの着こなし方と注目ブランド

オーセンティックなアイテムこそ奥が深いのがメンズファッション。男の定番服であるオックスフォードシャツも、その特徴と選び方を知っておけばより品良く着こなせます。

平 格彦

6つの基本を押さえよう。ニット帽のおしゃれなかぶり方

秋冬のおしゃれに取り入れたいニット帽。でも合わせ方がわからない……という人も案外多いのでは? ニット帽のかぶり方、選び方、取り入れ方をまとめてご紹介します!

Freeamericanidol編集部

ダウン級! 軽くて暖かいインサレーションウェアに注目

真冬から春先まで活躍するインサレーションウェアに注目。「インサレーションとは」という基本や特徴、選び方、おすすめなどを多角的に紹介します。

平 格彦