革靴の紐の結び方。定番のシングルとパラレルを解説

革靴の靴紐って、何となく結びがち。でも実は結び方によって印象やホールド感が変わります。シングルとパラレルという代表的な結び方2タイプを覚えて、使い分けましょう!

平 格彦

2018.03.10

知ってました? 紐の結び方で締まりも見た目も変わります

実は、靴紐の結び方だけで34種類以上もあると言われています。そのどれを選ぶかで、与える印象や履き心地などが変わってくるのです。ただし、本当に覚えるべき実用的な結び方はそう多くはありません。革靴に関してはたったの2種類。少ないからこそ、ここでさっそくマスターしておくべきです。

革靴はシングルとパラレルを押さえれば問題なし

革靴のフォーマルな表情を際立たせるなら“シングル”。内側の靴紐が目立たず、上品に見えるのが特徴です。比較的簡単に結べますが、その分、緩みやすいので注意も必要です。ホールド感を高めたい場合は“パラレル”。少し手間はかかりますが、左右均等に締めることができ、緩みにくいのも長所です。結び方を解説しましょう。

シングルの結び方

“シングル”は靴の結び方のなかでも一番オーソドックスな手法で、ビジネス、フォーマル、ドレスシューズ用の靴に適しています。まずは、こちらの結び方を、しっかり押さえておきましょう。

1.つま先側 (最前列) の2つのシューホール (画像内の①&②) に外側から靴紐を通します。この時、②から出る紐を長めにしておくと、完成時のバランスが整います。

2.シューホール①から出ている靴紐を、もっとも足首に近い反対の列にあるシューホール⑩へ内側から通します。この紐は、最後に結ぶまでそのままで。

3.シューホール②から出ている靴紐を、(反対の列で足首へ1段近づけた) シューホール③に内側から通します。

4.シューホール③から出ている靴紐を、(反対の列で同じ段の) シューホール④へ外側から通します。

5.手順2.~4.の作業を繰り返し、靴紐をシューホール⑧に外側から通すまで続けます。

6.シューホール⑧から出ている靴紐を、(反対の列で足首へ1段近づけた) シューホール⑨に内側から通します。

7.シューホール⑨とシューホール⑩から出ている靴紐の長さを揃え、結んだら完成です。シングルは靴紐の長さを調整しやすいのが利点。長さを整えてきちんと結べば、フォーマルな表情が際立ちます。

パラレルの結び方

“パラレル”は、“シングル”に比べて伸縮性がありホールド感が生まれるので、長時間歩いても疲れにいというのが最大の特長。革靴以外に、スニーカーなどにもよく使われる手法なので、覚えておくと便利です。

1. つま先側 (最前列) の2つのシューホール (画像内の①&②) に外側から靴紐を通します。この時、両側の紐の長さを揃えておきましょう。後になって揃えるのは手間がかかるので、この段階で調整しておくのがおすすめです。

2.シューホール①から出ている靴紐を、(反対の列で足首へ1段近づけた) シューホール④へ内側から通します。

3.シューホール④から出ている靴紐を、(反対の列で同じ段の) シューホール③へ外側から通します。

4.シューホール②から出ている靴紐を、(反対の列で足首へ2段近づけた) シューホール⑤へ内側から通します。

5.シューホール⑤から出ている靴紐を、(反対の列で同じ段の) シューホール⑥へ外側から通します。

6.シューホール③から出ている靴紐を、(手順2.~3.と同じように) シューホール⑧へ内側から通し、その後、シューホール⑦へ外側から通します。

7.シューホール⑦から出ている靴紐をシューホール⑩へ内側から通します。また、シューホール⑧から出ている靴紐をシューホール⑨へ内側から通します。靴紐の長さを揃えて結んだら完成。ホールド感に優れるのがパラレルの特長です。

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