シュッとしながらラフにもはけるグレージーンズがいい

デニムといえばインディゴブルーが常道。ただ、気軽にはけて、適度にスマートさも見せられる1本があれば、大いに助かるはず。そこで最適な解がこのグレーデニムだ。

菊地 亮

2015.10.14

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ブラックジーンズも捨てがたいが…

WEAR

言わずもがな、グレーの大元はブラックジーンズ。ブラックジーンズのモードライクな出で立ちは、ジーンズをはいていると思えないほどにモダンだが、そこまで力まずにはきたいのもまたジーンズなはず。となれば、色落ちしているほうが手にとりやすい。これを手にすれば、休日の選択肢もさらに広がる。

同じブランドの同じジーンズでも色が異なるとこう変わる

インディゴブルージーンズの場合

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昔からメンズカジュアルになくてはならないボトムスの1本として君臨してきたジーンズ。その原点は、やはりインディゴブルー。適度に色落ちしたものなら嫌味なくこなれた雰囲気を生み出すことができ、昨今のトレンドのひとつであるミリタリーとも相性はよい。男らしさを上げつつ足元でヌケ感を出せれば最高だ。

グレージーンズの場合

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アウターはスタジャン、ボトムスはジーンズと、スポーツを軸とした往年のアメカジを彷彿させるスタイリング。それでも、懐かしさを匂わせないのはやはりモノトーンの実力。そこにひと味添えているのが、『ラウンジリザード』のグレージーンズ。細身のシルエットでスタイリッシュさとともに程良いヌケ感が全体に加えられている。

どちらのジーンズが良い・悪いというのはないが、印象は写真のとおり。こんなにもイメージが変わるのもまた、ジーンズのおもしろいところだ。

着こなしに旬を与えるのもグレージーンズの魅力

ブルージーンズだと没個性的になりがちなスタイリングも、グレージーンズなら鮮度UPを狙うことが可能。今回はブルージーンズを合わせるところに、あえてグレージーンズを取り入れることで着こなしの格上げに成功した3コーデを紹介しよう。

モノトーン主体のコーディネートに変化をもたらすグレー

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ノーカラーに着丈を短めにした、今どきなルックスのモードライクなブルゾンを主役としたモノトーンスタイル。ともすれば、シンプルになり過ぎるところを、ジーンズをグレーにすることでさり気ない変化を足している。さらには、アイテムの腰巻き、差をつけたトップスの着丈バランスなど、随所に作ったポイントも効果的な演出。

印象強めな柄トップスをマイルドに見せるグレーの威力

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アウターにステンカラーコートを選びながら、その素材はシャリ感のある軽やかなナイロン。そのインナーにはタイガーカモの柄シャツを取り入れ、足元は『バンズ』のスニーカーと、その趣は自由なうえにやや個性的。ただ、グレージーンズの親和性と特有の柔らかさにより、全体に馴染みながらカドを落としたやさしい印象に仕上げている。

シャツ同様、グレージーンズなら全体に落ち着きを取り戻せる

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カンガルーポケットを配した特徴的なスウェットや、ニットキャップがラフな雰囲気。その体裁を保っているのが胸元からのぞかせたシャツやグレージーンズ、そして足元のスエードローファーだ。トップス、ボトムス、シューズと、各所で落ち着かせた分、全体に大人っぽさが漂いカジュアルなスタイルながらスマートさがにじみ出る。

手にするなら、何年先も愛せそうなグレージーンズを手に入れたい!

数多あるインディゴブルージーンズに比べると、グレージーンズは選択肢が思いのほか少ないかもしれない。そこで、ブラックジーンズを自分なりに育てるのもいいが、加工やモダンなシルエットに定評のあるブランドの1本を知っておけば失敗もせずいつだってそれをはいて胸を張れる。そんな間違いのないブランドのアイテムを厳選。

Item1『クロ』のグレージーンズ

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2012年の登場以降、世界中のバイヤーたちを魅了しているドメスティックブランド。メイドインジャパンの素晴らしさを発信するこちらは、日本語の“黒”からとったブランド名もあり、ブラックジーンズのクオリティは抜群で、ステッチの遊び心も非常に楽しい。ちなみにこちらは、ジーンズコレクションの軸になるモデルのグラファイト。

Item2『リー』のグレージーンズ

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『リー』といえば、世界三大老舗ジーンズのひとつとして知られる。こちらは、そのスキニーパンツに『ナノ・ユニバース』が別注をかけたスペシャルアイテム。裏起毛のストレッチ生地のため、細身ながらも履き心地が良く洗練されたシルエットに仕上がっている。腰に据えたクラックレザーのパッチも、このために作られたもの。

Item3『エイプリル77』のグレージーンズ

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50~60年代のテディボーイやモッズを背景に展開するフランス生まれのブランド。そのアイテムにはうっすらとロカビリーやロック、カントリーミュージックなどのテイストが見て取れる。こちらは、そのコレクションの中心を担うジョーイシリーズ。ブランドの中でもっとも細いシルエットで、コインポケットにはお馴染みのピックも。

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