大人に味方するビジネス革小物を手に入れる

スーツはビジネスマンのユニフォーム。周囲を出し抜くならばディティールがものを言う。例えば仕事時に必携のビジネス小物。革製の逸品が格上げにひと役買ってくれるのだ。

菊地 亮

2015.07.10

エレガントさを携えた革小物がスーチングの印象を変える新たな一手に

優美な雰囲気を醸し、男らしさを高める革小物。ビジネスパートナーとして実にうってつけだが、価格などを考えるとハードルが高い。ただ、どれもが総じて価格以上の価値はあると断言できる。ていねいに鞣された本格派のアイテムが備える品格とクラス感は尋常ではなく、その雰囲気は仕事相手にもしっかりと伝わるからた。

ビジネスの場では、さり気なく「おっ!」と思わせる名刺入れがマスト

となると、やはり重要なのは小物だ。スーツをビシッとキメていても、胸元からサッと取り出した名刺入れがいただけなければ印象はガタ落ちだし、それがくたびれていては相手の信頼を得ることも難しいだろう。ただ、それを武器にできたならこれほど心強いものはない。そこで、今選ぶべき優秀な相棒を厳選してご紹介。

ビジネスの重要なツールと言えば名刺入れ。常日頃から多くの視線を浴びるだけに、革製であればどこで出しても恥ずかしくない。ただ、ひとえに革といってもその種類は多彩。選びに迷うところだが、“皮革の宝石”と称されるクロコダイルのそれならば格上げは必至。こちらのようにマットな仕上げであれば嫌味なく携帯できる。

潔く革一辺倒もいいが、異なる素材と組み合わせて新鮮さを装うのもひとつの手。フランスの老舗ブランド『ゴヤール』が作る名刺入れは、気品あふれるレザーに、軽量かつ上質なゴヤールキャンバスを取り入れたアイテム。アイコンであるヘリンボーン柄を織り交ぜつつ、トーンを抑えたグレー地により品位ある個性を打ち出せる。

シリアスなシーンにおいて、突飛なアイデアをスーツに施すのは気が引ける。ただ、小物であれば洒脱や茶目っ気としていいイメージを与えることが可能だ。『クリスチャン・ルブタン』のこちらは、全体にあしらったスタッズがことさら目を引く。そして、同ブランドの靴の代表的意匠である赤の裏底を想起させる裏地も絶妙だ。

“こなし”に差をつけるなら腰も心も引き締まるベルトを

スーツスタイルはコンサバである。それだけにまわりとの差別化に気をもんでいる人も多いだろうが、洒脱な大人は“これ見よがし”よりも“さり気なく”が重要であることをはっきりとわかっている。そして、誰もがベルトを手に取る。こだわりをもって選ぶことにより、周りの小物との相乗効果も触発し全体が引き締まるのだ。

光沢がのったカーフスキンには、ラグジュアリ―ブランドとしての矜持を誰もが感じるはず。アッパーには、さり気なくアイコンのグッチシマをうっすらと型押しされてはいるものの、同系色で構成されているため主張はそれほど感じないだろう。そんなさり気ないアクションこそ、世界を虜にする『グッチ』ならではと言える。

イタリアスーツの礎を築いたとされる名門『ブリオーニ』。こちらのベルトにもそのアイデンティティは脈々と受け継がれている。一見ブラック1色と思しきフォルムだが、2種類の異なるレザーを組み合わせたことにより、繊細なデザイン性を表現。剣先に美しく上質なレザーを用いることでエレガンスな腰元も演出できる。

1976年創業の革ブランド。創業当時から展開しているのがこちらで、メッシュベルトと言えば『 J&M デヴィッドソン』と言わしめるほどに有名だ。絶妙な太さの革紐を丹念に編み込んだフォルムは美しい隆起を描き、剣先へ加えたプンターレも巧妙なアクンセントに。薄いうえに端正な顔立ちのエンベロープバックルも特徴的だ。

“できる”大人を演出するにはデイリーに使える革小物が大切だ

仕事で成果をあげる大人は、細部においても隙を見せない。それは、普段から使っている小物にまでいたる。クライアントとの会食や打ち合わせからレディとのデートまで、そこはかとなく見せる小物へのこだわりにより、自ずと自分の株が上がることを知っているからだ。ではどんなアイテムが奏功するのか、その答えを紐解く。

本来、手帳は使いやすさを重視すべきだが、それだけでは時間を管理することはできても周囲へのアピール度に欠ける。要はアレンジが重要で、例えばこちらのカバーをあしらえば自ずとリッチさが漂う。シンプルな趣ながら、開けば『エルメス』でおなじみのチェーン柄がのぞくなど、トークネタとして事欠かないのもうれしい。

多くのビジネスマンは電車通勤が普通だろう。大半は、ポケットやバッグにパスケースを忍ばせているはずだ。それを消耗品と捉えるか、武器とするかは自分次第。こちらは後者となりうる素養を備えたアイテムで、希少な素材で仕上げた『ジリー』の作品。ふんだんに使ったオーストリッチが放つ高級感は何物にも代えがたい。

自宅の鍵や車のキーなど、鍵は持ち歩くことを義務付けられたアイテムだ。それをただポケットにしまっているだけではスマートとは言えず、紛失の恐れだってある。だからこそ我々にはキーケースが必要なのだが、そこに妥協は必要ない。例えば彼女とのデートでクロークへ鍵を預ける時は、これがあれば胸を張れるってもの。

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