ディアドラのスニーカーの魅力と人気モデルを徹底解説

おしゃれな大人を中心に人気の『ディアドラ』のスニーカー。どんなブランドか知らない方のために、歴史から代表モデルまでを徹底的に解説します。

近間 恭子

2018.07.20

『ディアドラ』とは

古代ギリシャ語で“神より賜れし至上の贈り物”という意味をもつイタリア発の『ディアドラ』。歴史は古いものの、日本ではまだまだ知る人ぞ知るブランドかと思います。しかも履きはじめから味のある風合いのモデルが多く、こなれ感も手に入れることができるってのが優秀なんですよ。そんな『ディアドラ』の歴史とともに、下記ではその魅力も詳しく解説します。

『ディアドラ』のスニーカー、その歴史とは

1948年にイタリアで創業したスポーツブランドである『ディアドラ』は、靴工房として登山靴の製造からスタートしました。イタリアらしい洗練されたデザインに加え、高い技術力と品質が本国で高い評価を獲得。1960年代後半にはスポーツ界への進出を意図し、世界の五大陸を意味する新しいブランドロゴ「ファイブボール」を発表。1970年代に入ってからはスポーツ界のトップアスリートたちとの契約で、『ディアドラ』の名は世界で知られるように。2002年には「ヘリテージライン」が誕生し、洒落者からも多くの支持を集めるようになったのです。

『ディアドラ』が展開するスポーツラインとヘリテージライン

『ディアドラ』といえば「ヘリテージライン」ですが、テニスやサッカーのシューズをラインアップする「スポーツライン」もあります。それぞれの特徴と魅力を徹底解剖。

スタイリッシュでハイクオリティなスポーツライン

そもそも『ディアドラ』はスポーツブランドゆえ、スポーツに特化したモデルも豊富にラインアップしています。テニスやサッカー、陸上、自転車、モータースポーツなど、スポーツラインではあらゆるカテゴリーのシューズを展開。それぞれのパフォーマンスを上げることを第一に考えられた素材やアウトソールといった独自の優れたテクノロジーに加え、ほかとは一線を画すイタリアブランドらしい洗練されたスタイリッシュなデザインも魅力です。

モダンクラシックな雰囲気を放つヘリテージライン

多くの洒落者から支持されているのが、2002年に誕生した「ヘリテージライン」。その名のとおり、創業時から積み上げてきたアーカイブを現代によみがえらせたコレクションです。「ヘリテージ」ラインがすごいのは、単にデザインを復刻させただけでなく、製造工程で必要なラストやソールの金型も当時と同じものを採用している点。その完成度の高さは、ファッショニスタはもちろん、スニーカーマニアからも高い評価を受けています。

普段使いもできそうなおしゃれな安全靴も展開

日本ではあまり知られていないですが、『ディアドラ』はなんと安全靴も作っているんです。それが1998年にスタートした「ユーティリティーライン」。創業時から培ってきた信頼と安全性に加え、作業現場での耐滑性や耐久性などのデータを参考に商品を開発しています。パッと見は安全靴には見えないイタリア独自のデザイン性も特徴で、“普段履きとしても使用できる”といわれるほど、実は人気が高いラインなんです。

洒落者を魅了する『ディアドラ』のヘリテージとは

『ディアドラ』の「ヘリテージライン」がおしゃれな大人から支持されているのには、きちんとした理由があります。ここでは、その理由を3つの魅力とともに詳しく解説。

魅力1:こなれた風合いで旬のヌケ感が演出できる

「ヘリテージライン」最大の特徴といえば、味のあるこなれた風合いです。これはストーンウォッシュやヴィンテージ、ワックスといった現代の加工技術を駆使することで生まれたもの。しかもどれも自然で、長年履き込んだかのよう。これが『ディアドラ』ならではのノスタルジックな雰囲気を残しつつ、トレンドのヌケ感も手に入るというわけなんです。

魅力2:70年代当時の木型とソールの金型を使用

どこかクラシックな雰囲気を放つのは、70年代当時と同じ木型とソールの金型を採用しているから。これって英国の老舗革靴ブランドではよくあることですが、大量生産が基本のスニーカーにおいてはまれなことなんです。「ヘリテージライン」のスニーカーがほかのスポーツブランドとひと味違うのは、これが要因といっても過言ではありません。

魅力3:周りと差がつく洗練されたカラーリング

「ヘリテージライン」のスニーカーって、コンビカラーでも洗練された雰囲気が漂っていますよね。それは落ち着いたカラーを組み合わせているモデルだけでなく、アクセントカラーを効かせたモデルもしかり。それは現代の加工技術によって、フェード感ある色みに仕上がっているからなんです。これもこなれ感を高めるのにもひと役買っているんですよ。

『ディアドラ』の代表モデルを紹介

『ディアドラ』の魅力がわかったところで、今度はその代表モデルを厳選ピックアップ。どれもクラシックモダンな雰囲気漂うモノばかりなので、購入時の参考にしてみてくださいね。

アイテム1EQUIPE

「ヘリテージライン」を象徴する「EQUIPE」。1980年代のライニングシューズとドライビングシューズに採用されたアウトソールをドッキングしたオリジナルデザインは、多くのファンを魅了する定番モデルです。スエードにストーンウォッシュ加工を施したことによる独特な風合いが、唯一無二な存在感を放ってくれますよ。

アイテム2TRIDENT

F1チームのピットクルーシューズである「TRIDENT」。今回ピックアップした「TRIDENT 90 NYL」は、そこにクッション性に優れたランニングシューズを組み合わせた”made in Italy”モデルです。ナイロンとレザーのコンビネーションに加え、ワックス加工を施したシューレースがさらなるラグジュアリー感を生み出してくれるはず。

アイテム3B.ELITE

伝説のテニスプレイヤー、ビョルン・ボルグが着用したモデルをベースにした「B.ELITE」。ちなみにモデル名の“B”は、ビョルン・ボルグの“B”なのです。で、今回ピックした 「B.ELITE ITA」は“made in Italy”製。レザーとナイロンを巧みに組み合わせ、ワックス加工をあしらったことによる適度に光沢のあるシューレースが高級感を演出しています。

アイテム4N9000

1990年代に生まれたディアドラランニングの最高峰モデルが「N9000」。イタリア語で“中立”という意味をもつ“NEUTRA”から命名され、当時はイタリア代表が着用するトレーニングシューズとして開発されました。クッション性も高く、その履き心地は一日中履いていても疲れないほど。程よくボリュームがあり、着こなしとバランスが取りやすいのも魅力です。

アイテム5CAMARO

「CAMARO」は1985年にリリースされたランニングシューズで、シンプルな柄と上質な素材使いが特徴。ヒール部分のスタビライザーとEVAの組み合わせにより、クッション性と高いホールド感、さらには安定性を発揮します。ちなみにこちらは、サーフブランドとコラボした「CAMARO SUNDEK」で、ヒール部分に施されたブランドアイコンであるレインボーラインが魅力。

『ディアドラ』を取り入れたコーデを紹介

取り入れやすく、かつコーディネートがおしゃれに仕上がる『ディアドラ』のスニーカー。それを証明するべく、おすすめのスタイリングをピックアップしてみました。

セットアップ×Tシャツのシンプルな着こなしに、「N9000 ITA」をアクセントとして投入。スタイリングがカジュアルダウンするのはもちろん、ベーシックなカラーリングの差し色にもなっています。スニーカーとパンツのボリュームバランスもイイ感じ。

デニムシャツ×デニムスウェットパンツというラフな着こなしに、「EQUIPE SW12」でこなれ感をプラス。さらにオールスエード製のモデルなので、適度なリッチ感も演出しています。Tシャツ以外をすべてブルー系で統一しているのも、スタイリング成功のカギ。

こちらも上の方と同じような着こなしなのですが、『ディアドラ』のスニーカーと味のあるスウェットパンツとのコンビネーションで、さらなるこなれ感を演出しているのがポイント。Tシャツの袖やパンツの裾をラフにロールアップし、ヌケ感をもたせているのも◎。

コンパクトなサイズ感のギンガムチェックシャツ×ゆったりシルエットのデニムというコーデに、1986年に発表したランニングシューズをベースにした「TITAN Ⅱ」をプラス。デニムの裾をロールアップし、スニーカーとバランスを図っているのもお見事です。

オリーブカラーのセットアップを、ホワイトのロンTと「S8000」で崩しているのがポイント。スニーカーが上質なスエード製なので、適度な上品さもキープできています。ジャケットの袖口やパンツの裾のラフなあしらいで、こなれ感を倍増させているのもグッド。

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