マリンウェアの名門。フィルーズダルボーで爽やかに

マリンウェアといえば『セントジェームス』、『オーシバル』あたりが鉄板ですが、 名門ブランド『フィルーズダルボー』も見逃せない存在。当記事ではその魅力に迫ります。

山崎 サトシ

2017.03.03

『フィルーズダルボー』とは?

フランス北西部の港町、カンペールで1927年に創業した老舗ブランド。創業時より一貫してマリンウェアの生産を続けており、とくにバスクシャツやマリンセーターはブランドを象徴するアイテムです。フランス海軍のオフィシャルサプライヤーとしての経験も長く、その信頼性はお墨付き! また、創設から90年が経つ今でも、頑なにメイド・イン・フランスを守り続けています。

『フィルーズダルボー』定番のバスクシャツ、ほかとは少し違います

ブランドの定番であるバスクシャツは、一般的なバスクシャツとは少し違った仕立てとなっています。通常、バスクシャツはカットソー生地で作られるのですが、『フィルーズダルボー』ではニット地を採用しているんです。これは、バスクシャツの発祥とされているスペイン・バスク地方の手編みセーターを意識しているため。つまり同ブランドのバスクシャツは、よりオリジナルに近いスタイルといえるでしょう。

伝統的な編み方で仕上げられるコットンリネンセーターも魅力的

古き良き時代から続く伝統的な編み方で仕上げるコットンリネンセーターも、『フィルーズダルボー』を語るうえでハズすことのできないアイテムの1つ。丁寧に編み立てられたセーターは伸縮性に優れるだけでなく、型崩れにも強いので非常に頼りになるんです。また、トラディショナルな技法を駆使しつつもシルエットはモダンに改良されており、現在的なカジュアルコーデにも難なくマッチ! 

どちらも欲しい。『フィルーズダルボー』のバスクシャツ&セーター

『フィルーズダルボー』を象徴するアイテムである、極上のバスクシャツ&セーターを一挙にご紹介。ちまたで散見される王道マリンブランドはちょっと食傷気味……という人にこそ、取り入れてほしいアイテムです。ツウ好みな『フィルーズダルボー』の逸品で、周囲との差別化を図りましょう!

アイテム1ブレスト

創業者の名前を冠した、不動の定番バスクシャツがこの「ブレスト」。ヴィンテージリブと呼ばれるしっかりと目の詰まったニット生地を使っているので、着心地&肌触りとも抜群なんです。裾にはフランス海軍のジャンヌダルク号の旗章をモチーフとしたロゴが鎮座します。

アイテム2トリスタン

こちらの「トリスタン」はハーフスリーブタイプのバスクシャツで、ブレストと同じくヴィンテージリブが使われています。より軽快度の高いマリンスタイルを狙う人には、このモデルがオススメです。ちなみに、着用はセレクトショップ『セプティス』の別注モデル。

アイテム3ドゥアルヌネ

オーガニックコットン使いのマリンセーター「ドゥアルヌネ」の人気の高いモデルの一角。ざっくりと編み立てているため通気性に秀でており、春先のトップスとしてうってつけの存在です。ボートネックとなっているので、シャツとのレイヤードスタイルとも相性良し!

アイテム4バーク

珍しいフードタイプのマリンセーター「バーク」。スウェットパーカーに近い感覚で、ラフに着られる1着です。また、今作は100%ウール素材なので保温性に優れています。袖はかなり長めのデザインとなっていますが、これはターンナップ(折り返し)を前提としているため。

アイテム5ゲッター

天竺編みをベースとして、肩と肘を別の編み地で切り替えたウールセーターの「ゲッター」。左肩に連ねられたアンカーボタンは、昔のマリンセーターによく見られたディテールワークです。ボタンをオープンして、そこからインナーをちらりと見せてもおもしろそうですね。

『フィルーズダルボー』のマリンアイテム。おしゃれな大人の取り入れ方

高感度なファッショニスタたちも、こぞって『フィルーズダルボー』を愛用中! 彼らの着こなしをヒントとして、『フィルーズダルボー』のアイテムをおしゃれに取り入れてみましょう。ここでは、10人のグッドサンプルにフォーカスしてみました。

『フィルーズダルボー』×『ビームスライツ』のコラボバスクシャツを主役にチョイス。左袖にのみ入ったビビッドなボーダー柄が着こなしのスパイスに。ボトムスにはウォッシュドのジーンズをもってきて、リラックス感のあるマリンカジュアルをメイクしました。

『ジョンスメドレー』の鮮やかなカーデに、『フィルーズダルボー』のバスクシャツを重ね、クリーンな雰囲気に仕上げているのが印象的。アンクルカットされたデニムも爽快感をアシストします。足元にはスエードローファーを選択し、上品さもミックス。

『フィルーズダルボー』が得意とするパネルボーダーのバスクシャツを基軸に、シンプルにコーディネート。『リプレイ』のデニムが落ち着いている分、バスクシャツの爽やかさが際立って見えます。さらに、『モンクレール』の白スニーカーで軽快さを後押ししました。

アウトドアテイストなフリースブルゾンと、『フィルーズダルボー』のニットのコンビ。ノーカラーのブルゾンに対してニットはモックネックと、首回りのデザインでメリハリを生み出しています。トップスのレイヤードに目線が行くよう、ボトムスはフレーパンツでシンプルに。

刺激的な発色を有する『M.I.D.A』のブルゾンを、『フィルーズダルボー』のシックなニットや『インコテックス』のベージュチノで落ち着かせた好スタイル。足元の桐下駄で遊びを効かせるなど、大人の余裕感も織り交ぜています。こんな気負わないコーデがFreeamericanidol世代の理想ですね。

コットン素材の春らしい『ビームスライツ』のショップコートに、軽やかな『フィルーズダルボー』の白ニットがベストマッチ。リラクシングな着こなしに仕上がっています。無地中心のコーディネートにソックスで柄を落とし込むあたりも、さすがは上級者ですね!

『フィルーズダルボー』のバスクシャツに、ワントーン濃いカーデを重ねた技ありの同系色コーデ。ボトムスはミリタリー感の色濃いユーズドのカーゴパンツをピックアップし、ミリタリーテイストもブレンドしています。大人っぽさと男らしさを見事に競演させた好例。

ジャケット、ボトムス、シューズのいずれもダークトーンアイテムを選んだことで、『フィルーズダルボー』のボーダーバスクシャツがアクセントとして引き立っています。ニットキャップもバスクシャツと同じく『フィルーズダルボー』を選択し、一体感にもさりげに訴求。

無地のバスクシャツが『フィルーズダルボー』、ボトムスは『ズッカ』。ウェアがどちらもベーシックなアイテムなので、『ジャルダン ボタニーク』の主張ある総柄ストールでピリッとスパイスを加えています。足し引きの計算が巧みなおしゃれ玄人です。

『トランスコンチネンツ』のセットアップに、同ブランドのチェックシャツを組み合わせたスタイリング。これだけだと王道的なスタイルといったところですが、『フィルーズダルボー』のバスクシャツを肩がけすることにより、旬なマリンテイストも封入しています。

KEYWORD関連キーワード
カットソー
フィルーズダルボー(Fileuse d'Arvor)
マリンファッション
RECOMMENDEDあなたにおすすめの記事

着こなし自在でコスパ抜群! ユニクロのテーラードジャケットがとにかく優秀

シンプルで着こなしやすくコストパフォーマンスに優れたユニクロのジャケットは、1着持っておきたい万能アイテム。コーデ実例を交えながら着こなしの方程式を紹介します!

平 格彦

春コーデ決定版! 大人が春服を楽しむための10のポイント

30代にふさわしい春のメンズファッションを総特集。定番アイテムの活用術や旬の着こなし、さらにはセンス良く見せるテクニックまで、幅広く春服コーデを解説します。

平 格彦

ジョガーパンツコーデのいろは。上手に着こなすための3つの方法

メンズボトムスの定番としてすっかり市民権を得たジョガーパンツ。基本の選び方から着こなしのポイント、おすすめの1本まで幅広くご紹介します。

Freeamericanidol編集部

1枚でもサマになる。長袖ポロシャツが大人カジュアルに効く

ポロシャツと聞くと半袖をイメージする方も多いかもしれませんが、実は長袖も便利。定番の素材からテイスト別の着こなし方、おすすめのアイテムまでを一挙に解説します!

平 格彦

ベージュと好相性な色はどれ? 大人が実践したいベージュコーデ

ベージュは大人コーデに欠かせない定番色ですが、着膨れしたり地味に見えたりしない工夫が必要。ではどう着こなせばいいのか? おしゃれに見せる秘訣は配色でした。

Freeamericanidol編集部

15度ならこんな服装で。肌寒さ感じる気温にも悩まない着こなしテク

季節の変わり目は服装やコーディネートに悩むもの。気温15度前後に適した服装を考えながら、快適に過ごすためのアイテム選びや着こなしテクニックを紹介します。

平 格彦