冬服何着てる? 旬のジャンルやアイテムで見る人気コーディネート

冬はファッションを楽しみやすい季節。トレンドをさり気なくコーデに取り入れつつ、大人っぽくまとめるのがポイント。冬服の着こなし実例をテーマ別に披露します!

平 格彦

2018.12.14

冬はファッションを楽しみやすい季節!

レイヤードしてコーディネートを構築する冬こそ、ファッションがもっとも楽しめるシーズン。冬用のアウターは種類が豊富なので、どんなアウターを選ぶかでイメージは大きく変わります。さらにアウターに限らず、トレンド要素を効かせることで鮮度アップを図ることも可能。アイテムの選択肢が多いぶん、スタイリングで自分らしさが存分に表現できるので、冬こそおおいにおしゃれを楽しんでください!

この冬取り入れたい5つのテーマ別にみる、着こなし実例集

ここからは早速、今シーズン意識すべき5つのテーマをピックアップして紹介。実際のコーディネートを例に挙げながら解説しますので、自分に適したテーマが見つかるはずです。この冬っぽくて大人っぽいコーディネートに挑戦してみてください!

▼タイプ1:ゴープコアな機能的スタイルが今の気分

アウトドアMIXの中でも、本格的なアウターを使った“ゴープコア”と呼ばれるトレンドが盛り上がりそうな気配。ロンドンコレクションで『マーティン ローズ』が提案し、「ニューヨークマガジン」を発行しているニューヨークメディア社がウェブメディア「ザ カット」の中でブームを予測したことから注目度を高めたキーワードです。ちなみに“ゴープ”とは、ハイキングやクライミングの必需品であるスナック、“Good Old Raisins and Peanuts”の頭文字を取ったもので、アウトドアを意味します。“ゴープコア”というキーワードは別にしても、アーバンなアウトドアMIXの人気は続いていて、もはや定番となっています。

着こなし1マウンテンパーカーをシンプルに着こなししてタウンユースに

マウンテンパーカーやシェルパーカーといったアウトドア用の本格機能を備えたアウターを街着として流用するのがゴープコアの基本。そこで、高機能なマウンテンパーカーをセレクトしつつ、全身をダークトーンでまとめてクールでアーバンなイメージに仕上げています。キャップやパンツを少し明るくすることで、ヘビーに映り過ぎないようにバランスを整えているのが巧妙!

着こなし2注目アウターのアノラックを活用して今季らしい装いに

アウトドアテイストあふれるアノラックを主役にしたコーディネート。ダークネイビーの落ち着きあるアノラックを選んでアーバンムードを押さえつつ、ゆったりしたシルエットの裾リブパンツやローテクスニーカーでストリート感をMIXして着こなしています。裾からのぞくホワイトのカットソーがクリーンな抜け感も加味。

着こなし3白のタートルニットやニットパンツを活用してクリーンなムードを醸成

中綿入りのマウンテンパーカーをセレクトすることでアウトドア系スタイルのベースを確保。そこにホワイトのタートルネックニットを組み込んでクリーンで上品な大人の着こなしに導いています。ニットパンツ+スニーカーで下半身を軽やかに演出し、真冬らしからぬ軽快感を強調したのもポイント。

▼タイプ2:トラッドなチェック柄コートが旬!

今シーズンはトラッドなテイストがトレンドのひとつ。とりわけ、トラッドなチェック型がスポットを浴びていますが、面積の大きいロングコートでチェック柄を取り入れるのがもっとも効果的。サラッと羽織るだけで旬なトラッド感が一気に広がります。レトロなニュアンスをキープしつつ、スタイリングでモダンな要素をプラスするのが今っぽく着こなすポイント。3つのコーディネート例とともに詳しく解説しましょう。

着こなし1トラッドなコートを生かしながら大人っぽく着崩したお手本

トラディショナルなガンクラブチェックを採用したビッグシルエットのコートを着用。インナーに黒いタートルネックニットを組み込むことで大人っぽく引き締めています。その反面、下半身は明るめのトーンで軽やかなイメージに。とくに白いスニーカーが軽快感を主張しています。ボストン型のメガネでコートのクラシックな魅力を拡大しているのもポイント。

着こなし2コートの大柄チェックを際立たせた戦略的スタイリング

大判のタータンチェックがブリティッシュなムードを放っているひざ丈コートをセレクト。その柄を強調するため、ほかのアイテムをブラックで統一しているのが最大のポイントです。そんななかで、クールに決まり過ぎないよう、スウェットパーカでカジュアルダウンしてバランスを整えているのも見事。全体的にスリムなシルエットでシックに仕上げています。

着こなし3今どきなリラックス感を取り入れたリアルな着こなし

グレンチェックのステンカラーコートは見るからにトラッド。ビッグシルエットのリラックスした雰囲気に連動し、パンツも開放的なワイドシルエットを選んでいます。全身をモノトーンでまとめてシックに仕上げているのも大きな狙い。下半身をホワイトでまとめることによりクリーンかつ軽快なイメージを打ち出し、こなれたカジュアルスタイルに落とし込んでいます。

▼タイプ3:ベイクドオレンジのアウターで鮮度アップ

この冬はベイクドカラーが注目を浴びています。ベイクド(焼いた)カラーとは文字通り、少し焦げたようなくすんだ色みのこと。スモーキーなカラーとも言えます。したがってベースとなる色は多種多様。注目度の高いグリーン系やクールなブルー系のベイクドカラーも狙い目ですが、イチ押しはオレンジ系です。冬にふさわしい温かみと、フレッシュなイメージを兼備しているのが大きな魅力で、多くのアイテムで取り入れられています。

昨年まで人気だったテラコッタにも通じる色みなので、すでに持っているアイテムを活用することも可能。これから買うなら主役のアウターをベイクドオレンジにして思い切り主張するのもおすすめです。では実際の着こなし例を見てみましょう。

着こなし1シンプルで上品なコートで取り入れるのが基本形

ベイクドオレンジを選ぶだけで十分なインパクトがあるので、アウターは品の良いタイプにすると大人なイメージにまとまりやすくなります。具体的には、シンプルなステンカラーコートやチェスターコートなどが原則。このコーディネートではさらに、ライン入りのパンツ、スニーカー、キャップで旬なスポーツテイストをMIXしています。

着こなし2トレンドのアウターで採用すると鮮度はマックスに

新鮮なニュアンスを最大限まで高めたい場合は、アウターもトレンド性の高いデザインを選べばOK。たとえば今ならダッフルコートが狙い目です。ベイクドオレンジのダッフルコートなら、着回しやすさと今季らしさが同居。旬なチェックシャツを首元からのぞかせれば、今どきなトラッド感も加味することができます。この実例では、パンツとブーツを黒で揃え、大人っぽく引き締めているのもポイント。

着こなし3ダウンジャケットもベイクドオレンジならかなり新鮮

寒さが厳しくなってきたらベイクドオレンジのダウンジャケットを選ぶという手もあります。定番カラーが多いダウンジャケットだからこそ、オレンジ系というだけでかなり新鮮です。さらに鮮度を高める方法として、オレンジと同じ暖色系のカラーをメインにするのもおすすめ。ここではブラウンのコーデュロイパンツに加え、ベージュのニット&ブーツを合わせて暖色系のグラデーションを築くことで、温かみがあってどこか野暮ったさを感じさせる今季らしい着こなしに仕上げています。

▼タイプ4:カラーニットを大人なアクセントに

この冬はカラーニットが大豊作。さまざまな色調を選ぶことができますが、どうせならもっともインパクトがあるビビッドな色みを選ぶのがおすすめです。その中でもアクセントになりやすいのは、信号機に使われるような原色系。そのカラーを生かすためには、ほかのアイテムを定番カラーで揃えるのが原則です。セオリーさえ守ればカラーニットを着こなすのも難しくないので、コーディネートの実例とともに自分で取り入れる際のイメージトレーニングをしてみてください。

着こなし1注目カラーのグリーンを挿して一気にフレッシュな印象に

鮮やかなグリーンのミラノリブニットをインナーに挿したコーディネート。チェスターコートが上品なので大人な印象にまとまっています。ニットの爽やかなニュアンスを補強するため、ライン入りのパンツとスニーカーでスポーティな要素をさり気なくミックスしているのも見逃せないテクニック。

着こなし2鮮烈なニットから組み立てたトレンド感あふれる装い

見の覚めるようなマスタードイエローのタートルネックニットが効果的。インパクトのあるカラーですが、素材が上質なラムズウールなのでチープに映らず大人なスタイリングに馴染んでいます。チェック柄のコートでトレンド要素を上乗せしつつ、ほかのアイテムをブラウン系で統一して落ち着かせたバランスが絶妙です。

着こなし3真っ赤なニットを効かせることで鮮度と着痩せ効果を最大に

アイキャッチとなるカラーニットは着痩せ効果の演出にも活用可能。ここでは真っ赤なニットを縦長のフォルムでのぞかせて引き締め効果を狙っています。ワイドパンツとの対比でニットがさらに細く見えるように計算しているもの巧妙。全身のアウトラインはボリュームたっぷりですが、ニットの効果でシャープな印象に仕上がっています。もちろん、カラーニットが新鮮味も演出!

▼タイプ5:コーデュロイパンツであえて野暮ったく

ウォーム感やレトロ感を備えるコーデュロイパンツはちょっと野暮ったいムードが魅力的。冬の定番素材ですが、今の気分にマッチしていることからこの冬はとくに取り入れたい素材です。アウター類で取り入れるよりも、パンツでさりげなく取り入れるのがイチ押し。野暮ったいけど垢抜けて見えるバランスを意識するとおしゃれにはきこなせます。コーデュロイパンツはカラーによって印象が大きく変わるので、自分のスタイルに合う1本を見つけてください!

着こなし1トラッド感のあるアイテムを随所に組み込んだ旬コーデ

今シーズンのトレンドはトラッドなテイスト。そのムード作りにコーデュロイパンツが貢献してくれます。ここで選んだコートはトラッドなツイード生地。その持ち味を拡大させるため、同じくトラッドなチルデンニットを合わせています。さらに、レトロなコーデュロイパンツとローテクスニーカーを合わせ、ノスタルジックな雰囲気を最高潮に。

着こなし2明るいトーンのコーデュロイパンツで新鮮なイメージに

コーデュロイパンツの定番カラーはブラウンやブラック。だからこそ、明るいトーンを選ぶだけで新鮮な印象が演出できます。ここで選んでいるのはライトベージュ。そこに馴染みやすいオリーブカラーのシャツを合わせて、全体を柔らかな印象に仕上げているのもポイントです。パンツのワイドなシルエットも今っぽい印象を与える理由の1つ。

着こなし3コーデュロイのセットアップで手軽にコーディネートを構築

旬な生地はセットアップで取り入れると簡単かつ効果的に鮮度アップが可能。パンツと同じコーデュロイ地を使ったカジュアルなアウターとのセットアップも今季は充実しているので、ぜひとも活用しましょう。冬はインナーがTシャツやカットソーだけだと寒々しく物足りない印象になりがちなので、スウェットパーカーやニットを合わせるのが定石。オーバーコートを重ねて保温性を高めてもOKです。

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冬の着こなし・コーデ
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Freeamericanidol編集部