バンズの代表作。オールドスクールの魅力とコーデ集

ローテクスニーカーとして不動の人気を誇る『バンズ』のオールドスクール。その魅力を、歴史や特徴、定番カラーのコーディネートなどとともに、ご紹介していきます!

編集ウエダ

2018.12.27

『バンズ』とオールドスクールの軌跡

スケート・ストリートカルチャーをリードするアメリカの人気ブランド『バンズ』。誰もが知っている有名ブランドながら意外と知られていない『バンズ』の歴史や、代表モデルの1足であるオールドスクールについて解説します。

『バンズ』の歴史は1966年、ポール・ヴァン・ドーレン氏が友人とともに立ち上げたカリフォルニアの小さなスニーカーショップから始まりました。店名の「vans」は“ヴァンとその仲間たち”の意。このショップがユニークだったのは、スニーカーの販売だけでなく来店客からオーダーを受けて製作する自社生産式だった点。小さなショップながら、オープン初日から12名ものオーダーが入り盛況を博しました。オープンからまもなく、その頑丈なアッパーとグリップ力の強いソールが注目を集め、スケーターやBMXライダーが火付け役となり、西海岸カルチャーに多大な影響を与えることとなります。

『バンズ』のなかでも、オールドスクールは耐久性を上げるために初めてレザーをアッパーに組み込んだ新しいローカットシューズでした。その誕生は1977年。「Style #36」と名付けられたモデルに、『バンズ』の象徴ともいえる「サーフライン」のアイコンが初めて搭載されたというのは、ご存じの方も多いのではないでしょうか。 別名「ジャズストライプ」とも呼ばれる波のようなあの美しい曲線が、実はポール氏の落書きがきっかけで生まれたというのには驚きですが、そんな遊び心が当時のスケーターたちを引きつけた魅力のひとつなのかもしれないですね!

ファンを魅了し続けるオールドスクール。その理由とは?

オールドスクール発売当初のデザインは、トゥ、アッパー、シューレース部分など現在のそれとは大きく異なります。多くのスケーターたちの支持を受け、スケートボードのデッキテープで磨耗しやすいトゥパーツに補強を入れたり、撥水素材へとアップデートしたりと、モデルチェンジを重ねて現在の型を形成してきたのです。ファンの要望に応える形でデザイン面でも機能面でも精度をアップデートし続けました。

筆者の周りにも、オールドスクールが好きで長年履き続けているという熱狂的なファンが多く、そのほとんどがスケートシーンからオールドスクールを履きはじめ、以来その魅力にハマったといいます。一見野暮ったくも見えるデザイン(これは筆者の一個人的な意見)ですが、多くの愛好家たちはデザインもさることながらフィット感のある履き心地や動きやすさ、実用性や耐久性、歴史に裏付けられた機能美のとりことなってしまうのかもしれません。一度履いたら病みつきになる……そんな中毒性を秘めた魅力こそ、オールドスクールが長く愛され続ける理由なのですね。

ファンが愛してやまぬオールドスクール。代表的なカラバリとコーデ

これまで数多くのモデルを輩出しているオールドスクール。今回は定番のカラーリングと、そのコーディネートを厳選してご紹介します。

定番色1ブラック

オールドスクールのなかでも、一番愛され続けているといっても過言ではない定番中の定番カラー。コーディネートにすっとなじんで、しっかりと存在感を発揮してくれる縁の下の力持ち的存在です。

クラシックなチェック柄のテーラードジャケットと『バンズ』を合わせた好例。他のアイテムを黒で統一することでカジュアルながらもシックなテイストも加味しています。

ピンク×ベージュの春らしさ満点のコーディネートを、足元のオールドスクールが引き締め役となった好例。甘くなりすぎず、さりげなく男らしさをアピールしてくれます。

定番色2ブルー

ブルーのコンビネーションカラーも、オールドスクールでは定番中の定番カラー。しっかりと主張を放ちつつも、コーディネートに馴染む秀逸なカラーリングで長年人気です。

スポーティなMIXコーデにもオールドスクールは馴染みます。ツートーンカラーの足元に合わせて、黒と青で構成したスタイリングが好マッチ。シンプルに見えますが、統一感を持たせたおしゃれな着こなしです。

オールブルーのトータルコーディネートに、コンビネーションカラーのオールドスクールが際立っています。青で統一するのもアリですが、足元の白がアクセントとなり軽快さもプラス。

定番色3レッド

赤は一見難しそうな印象がありますが、コーディネートの好アクセントとして使いやすいのが魅力ですよね。特に春夏のシンプルファッションにはハズせないアイテムかも。

Tシャツ×デニムの定番コーデも、赤のオールドスクールを差すだけでポイントアップ。Tシャツは何色でも基本的にOKで、白Tでシンプルにまとめたり、原色を合わせてポップにしたり、写真のようにベージュでゆるっと着こなしてもGOODです。

モノトーンコーデに、赤のオールドスクールが鮮やかなポイントとして映えたコーディネート。ボーリングシャツやキャップなどラギッドなアイテムには、オールドスクールの土臭さがハマります!

定番色4ホワイト

クリーンなホワイトは春夏のコーディネートには必須のアイテム。オールドスクールなら、シンプルになりすぎずに、着こなしのポイントになってくれます。

ストライプシャツとカーゴパンツを合わせたトレンド感のあるコーディネート。ウェアに濃い色みが多いので、白のオールドスクールで抜け感を出してバランスよく着こなしています。

グラデーションのサマーニットと白デニムがさわやかな夏のコーディネート。ホワイトカラーのオールドスクールが、ナチュラルに、かつしっかりと存在感を放って仕上げてくれます。

ゆったりめのシャツに細身のパンツを合わせたバランスの良いコーディネート。足元に真っ白のオールドスクールを差すことで、全体の印象がより爽やかにブラッシュアップされています。コーディネートの邪魔をしないで存在感を発揮できるところが、オールドスクールの最大の魅力。

広く親しまれる永遠のスニーカー、オールドスクール

50年以上の時を経て『バンズ』のオールドスクールは、今や子供から大人まで広く愛されるアイテムとなりました。
もしまだお持ちでなかったら、皆さんもこれを機にオールドスクールを手に取ってみてはいかがですか?

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