これだけで変わる!WEARから学ぶおしゃれポーズの基本

おしゃれ撮りは恥ずかしいけど、せめてもうちょっと写真うつりを良くしたい! そんな悩めるメンズに、さりげなくてかっこよく見えるポーズのコツを伝授します。

Asami Kitsukawa

2016.09.22

自分の写真うつりにがっかり……そんな経験はありませんか?

新しい服を着て出かけたある日。テンション高めでパシャッと撮影した写真を後から見返したら、なんか思っていたのと違う……。

よくありがちですが、がっかりする瞬間ですよね。写真を撮られるということは、その道のプロモデルがいるとおり、実は技術が必要なもの。ただ普通に撮られるだけでは、スタイルが悪く見えたり、なんか無愛想だったり、案外うまくいかないものなのです。

とくに男性は女性に比べて写真を撮られ慣れていないので、毎回納得できる写真うつりができている方は少ないのではないでしょうか。

ファッションコーディネートサイト「WEAR」からポージングの技術を学ぶ

写真を撮られるのに技術が必要ということは、ポイントさえ押さえれば写真うつりが良くなるということです。そこで参考にしたいのが、コーデの投稿サイト「WEAR」です。

普段から自分のコーディネートを撮影しWEARにアップしているユーザーたちは、どう撮ったらかっこよく見えるか、“自分の撮られ方”を知っている人ばかり。何が彼らをかっこよく見せているのか。Freeamericanidol世代のユーザーから、そのコツを学びます。

ポージング初級編:顔と手の動きがポイント

多くの人が“写真うつりが悪い”と感じる一番のポイントは“表情が気に入らない”ではないでしょうか。それを回避するもっとも簡単な方法は、顔の向きを変えることです。正面ではなく、横を向いたり、下を向いたりするだけで表情に関係なく、おしゃれな雰囲気が演出できます。また肩に力が入っているとぎこちなく見えるもの。まずは意識しなくても肩の力が抜ける手の動きをマスターしましょう。

ポーズ1顔を横に向ける

はい、これはとても簡単です。カメラに向かってまっすぐ立ったら、顔だけを横に向けましょう。たったそれだけであら不思議、表情が気にならなくなります。また顔というのは左右非対称なもの。ご自身の顔のどちら側がイケているか確認し、そちらを正面に向けるようにすれば2割増しの仕上がりが期待できそうです。

体は正面向きで、顔は横向き。目線を少し下げているのがポイントです。この角度だと横向きでありつつも、しっかり顔が見える点も利点。肩の力は抜いてリラックスしましょう。

同じ横向きでも顔は上げた状態のままだと、意志が強く男らしい印象に。視線は遠くを見つけるイメージです。無理に首をひねるのではなく、横にいる人に呼ばれた感じでトライしてみて。

ポーズ2顔を下に向ける

“なんだ今度は下か”と思われるかもしれませんが、下向きは横向きより若干難易度が高め。というのも下向きは姿勢が悪くなりやすいポーズ。気をつけないと落ち込んだ人みたいになってしまいます。立ち姿勢に気をつけながら少しだけ下を見れば、雰囲気のある写真になること間違いなしです。

体は正面で下を向いたポーズ。姿勢が悪くなるのを防ぎたいなら、写真のように胸元に手を添えるとグッド。真下を見ると二重あごになりやすいので、少し前方の地面を見るようにして。

こちらは壁にもたれて視線を斜め下に送るポーズ。壁にもたれることで猫背気味になるのを防ぎます。体は正面ですが、撮影アングルを変えることで、よりおしゃれな写真になります。

ポーズ3ポケットに手を入れる

ポケットに手を入れる“ポケ手”は雑誌のファッションスナップでも基本のポーズ。筆者もスナップを担当していたときはよくこのポーズを指導していました。手を全部突っ込んでしまうのではなく、親指だけを引っかける、または親指だけを出すのがポイントです。

長めのショップコートのポケットに手を入れて、親指のみ出したポーズ。肩の力は抜いて、ポケットに軽く手を添える程度でOKです。これだけでただの立ちポーズが見違えます。

ボトムのポケットに手を入れる場合、このように親指だけを引っかけるのがグッド。肩の力を抜いてリラックスした印象に決めましょう。

ポーズ4腕を組む

腕組みは経済誌などのポートレイトでも見えるように、信頼感と力強さを表すポーズです。ファッションの場合でも、どことなく自信がありそうに見えますよね。ただしこちらも背中が丸まって見えないよう姿勢を意識するのがポイントです。

壁に寄りかかりつつ、腕を組んだポーズを斜めから撮影したもの。肩を壁につけて寄りかかることで、背中が丸くなるを防いでいます。リラックスした表情も高ポイント。

こちらは軽く壁に寄りかって腕組みしたバージョン。猫背にならないように、少し胸を張るように意識すると姿勢がキレイに見えます。

ポージング中級編:脚の動きをマスターしよう

顔と手の動きをマスターしたら次は脚です。立ち方はもちろん、脚の位置ひとつでかなり長短の見え方に影響がある、重要ポイントです。さらに体の向きを組み合わせて、より高度なポージングを実現していきましょう。

ポーズ5まずは片脚をクロス

脚のクロスは大きく2種類に分かれます。1つは膝を曲げてつま先を立てるパターンで、アクティブな印象を与えます。もう1つは膝を伸ばして脚を前に出すパターン、こちらは脚が長く見えます。見せたいイメージによって使い分けてみましょう。

膝を立ててクロスしたポーズは、片脚でバランスを取らないといけないので実は大変。なので、初心者はこのように壁に寄りかかっていってみてください。このポーズは足元が目立つので、新しい靴を見せたいときもおすすめです。

膝を伸ばし脚を前に出してクロスするポーズは脚長効果が抜群です。このように腕を大きく広げたり、組んだり、上半身にも動きをつけて男らしさを表現しましょう。

ポーズ6片脚を壁につける

クロスに続いて取り入れたいのが、片脚を壁につけるポーズ。こちらも脚長効果が期待できるうえ、こなれた印象も与えられて一石二鳥。壁につける角度によって片脚が見えなくなるので脚の上げすぎには注意。

どこに脚をつけたら良いかわからない……というときは、このように壁にあるものを利用して引っかけてみては。膝は内側に入らないよう、外側に開くと男らしく見えます。

このように写真をサイドから撮ってもらうと、さらに雰囲気アップ。軸にした脚のふくらはぎ~膝くらいの位置に脚をつけると、ちょうど良いバランスに。

ポーズ7歩いてみる

脚をクロスしたり壁につけたり、動かすのが難しいと感じる人にチャレンジしてほしいのが歩いているポーズ。かっちり静止して決めたポーズよりも自然な仕上がりになるのはもちろん、写真としてのおしゃれさがぐっとアップします。

まずはカメラに向かって軽く1歩踏み出してみましょう。脚を上げた瞬間にシャッターを切れば、このように躍動感のある写真になります。自然に歩いているところを連写で撮影してみてもいいですよ。

歩きながら振り返る、というのもおしゃれに見えるポーズ。正面ではなく、斜めから撮影するのがポイントです。普段よりも歩幅を大きめにするのもポイントです。

ポージング上級編:アイテムを使ってさらにおしゃれな仕上がりを目指す

基本の動きをマスターしたら、さらなる上級を目指しましょう。手助けとなるのは、椅子やガードレールなどのアイテム。さらに背景までこだわりを持つようになれば、写真の仕上がりは格段にアップすること間違いなし!

ポーズ8椅子を使う

立ち姿よりもリラックス感が出せる座りポーズ。最近ではデパートやモールにもおしゃれな椅子があるので、利用しない手はありません。だらしなく見えない座り方のポイントもチェックして。

室内にあるソファを利用した座り写真。足元はリラックスさせつつ、手を横につくことで背筋を伸ばしているのがポイントです。顔も横向きにすることでこなれた雰囲気を出しています。

こちらは屋外によくあるベンチを活用。脚を伸ばして斜め下から撮ることで、座りながらにして脚長効果がアップ。背もたれに体を預けつつ、腕組みすることでだらしなさを回避しています。

ポーズ9手すりやガードレールを使う

街中にある手すりやガードレールは、ポーズを補助してくれる強い味方。脚掛けはもちろん、手を置いたりとさまざまに活用できます。ただ服が汚れる可能性もあるので事前確認はマスト。また当たり前ですが、通行者や車には十分注意してください。

ガードレールに腰掛けた感じのこちらのポーズ。軽く腰掛け、片脚をラフに引っかけているところがポイントです。少し斜め下から撮ったアングルもおしゃれ。

こちらは手すりに軽く手を添えたパターン。ただまっすぐ立つだけでは出せない動きも、ものがあることで自然に行えます。青空を多めに入れた背景もすてきです。

ポーズ10背景を味方につける

写真うつりは本人のポーズだけが評価されるわけではありません。背景や角度、光の具合によって同じ人物でもまったく違う写りになります。そこで最後は写真全体のバランスがお手本となるサンプルをピックアップしました。

ポーズは直立というシンプルさながら、背景を“ヌケ”(壁ではなく遠くまで抜けていること)にすることで、人物を際立たせた写真。背景のごちゃごちゃもぼかすことで逆に味になっています。

スケボー片手にしたさりげないポーズがかっこいいこちらは、光がポイント。強めの太陽に照らされた影が壁に写って、写真の立体感が増しています。顔が暗くならないように、光の当たる方向へ向けているのもお見事!

写真の撮られ方ひとつでイメージは大きく変わるもの。かっこいい写りを目指してぜひトライしてみてください。

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