挑戦してみよう。5つの注目ファッションテイスト

これまでのトレンドとこの秋の傾向を分析しつつ、独断と偏見で今秋の注目テイストを5つ厳選。旬なコーデ作りの指針になるので、気になるスタイルはすぐに実践しましょう!

平 格彦

2016.09.04

秋のメンズコーデ。狙いどころを指南

この秋に大人が目指すべきコーディネートのテイストを5つのスタイルとして提案。独断と偏見で、

■モダントラッド
■クリーンミリタリー
■スポーツブレンド
■ワイドシルエット
■コーディネート“チェック”

と名づけました! 気になるテイストはすぐにでも挑戦してみてください。今季らしい印象が、簡単に振りまけるはずです!!

ライターが教える、秋の注目ファッションテイスト

それではさっそく、それぞれのスタイルを詳しく解説しましょう。コーディネートの実例をピックアップして紹介しますので、指南どおり実践すれば、今季らしい着こなしはすぐに構築できます。

トレンド1モダントラッド

“トラッド”は“トラディショナル”の略であり“伝統的”という意味ですが、ここでは“アメリカントラディショナルスタイル”を指します。つまり“モダントラッド”は、“現代的なアメトラスタイル”のことです。

つまり、正統派のアメトラをベースにし、ブレザーやボタンダウンシャツ、チノパンツといった象徴的アイテムを用いながらも、シルエットやディテールでモダナイズされているコンテンポラリーなアメトラスタイル。シンプルだけど今っぽいテイストが好きな人にはぴったりの大人な着こなしです。

トラッド感の強いブレザーではなく、ネイビーのジャケットを用いるのが“モダントラッド”の基本。ボタンダウンシャツやチノパンといった王道アイテムを合わせても現代的なのは、スリムなシルエットとスニーカーによる抜け感のおかげ。

こちらもネイビーのジャケットが主役。シャツの裾を出してモダンなリラックス感を演出しています。さらに、ホワイトのパンツがクリーンなニュアンスも醸し出しています。

こちらはグレーのジャケットを用いたトラッドなコーディネート。アメトラを象徴する名門ブランドを使った着こなしですが、全体的にシルムなシルエットがコンテンポラリーな印象です。

ボタンダウンシャツをメインするならこんなコーディネート。シャツのシルエットがコンパクトなので、裾を出してもスマートな印象です。スニーカーが市民権を得ている今なら、スニーカーでハズすという着こなしも許容範囲で。

こちらもボタンダウンシャツがメイン。サックスブルーが爽やかです。ボーダーニットの肩掛けによるアクセントに加え、クロップド丈のパンツが醸す抜け感も今っぽい印象の発信元です。

トレンド2クリーンミリタリー

この秋もミリタリースタイルが注目されていますが、ミリタリー系のアイテムを何となく取り入れるだけではおしゃれにまとまりません。ポイントは、土臭さを中和して着こなすこと。

スリムなシルエットで上品に仕上げたり、カラーリングで清潔感を演出したりするのが定石です。クリーンなミリタリースタイルこそ、大人が目指すべき今季の着こなしです。

コンパクトなシルエットのミリタリーシャツをセレクトしつつ、明るいトーンのインナーとスニーカーで軽やかに仕上げたコーディネート。全体的にスリムにまとめているのもモダンな印象の理由です。

オリーブではなくネイビーのミリタリーシャツを選びつつ、ホワイトのインナーを合わせて爽やかなイメージを創出。スリムなスラックスを合わせることで、大人な品格もプラスしています。

カーゴパンツに加え、アウターもミリタリージャケット。ホワイトのBDUジャケットを選ぶことでクリーンな印象を演出しています。インナーにシャツを合わせて気品も上乗せ!

ミリタリー調のカーゴパンツもネイビーだと上品。タイトなシルエットに加えて裾にはリブ付きで、すっきりした印象を放っています。表情のあるニットとオフホワイトのスニーカーを合わせて軽やかな大人のスタイルに。

フライトジャケットの定番、MA-1は短めのレングスが特徴的。そこでビッグシルエットの白いTシャツを裾からのぞかせてクリーンな雰囲気をミックス。白いスニーカーも軽快な清潔感を加味しています。

トレンド3スポーツブレンド

スポーツミックスなコーディネートはこれまでも人気を集めていましたが、これからは“スポーツブレンド”なスタイルに進化しそうな気配。

スポーツブランドは、従来の“ミックス”よりも、スポーティーな要素がナチュラルになじんだ着こなしというイメージです。リブ付きのジョグパンツはそれを象徴するアイテム。着こなしは具体例でつかんでみてください。

ヘンリーネックのカットソーに合わせたのはジョグデニムパンツ。ダークなインディゴブルーが上品なニュアンスで、ブラック基調のスニーカーともなじんでいます。シンプルなのに今っぽくてスタイリッシュ!

リラックス感のあるダンボールニット生地のセットアップを着用。スポーティーなアイテムをメインにしても、シックで大人ぽくまとまっているのが、スポーツブレンドスタイルの特徴でもあります。

起毛加工が秋らしさを放つブラックのジョグパンツをチョイス。白いタートルネックニットを合わせることで、エレガントなカジュアルコーデにまとめています。ニットキャップやスニーカーを含め、全身を黒&白で揃えてドレッシーな雰囲気に。

ストレッチ素材のジョガーパンツにスニーカーを合わせ、リュックを背負ったスポーツブレンドなスタイル。トップスのシャツとアイウェアが知的なムードもミックスしています。

パッチワークによるカラーブロックがスポーティーなムードを加速しているスウェットパーカーに、ジョグパンツを組み合わせた着こなし。足元も当然スニーカーですが、全身のスリムなシルエットとモノトーンの統一感がクールな印象を放っています。

トレンド4ワイドシルエット

春夏で人気を集めたのは、ビッグシルエットのTシャツや、オーバーサイズのシャツなど。さらに、ワイドシルエットのパンツも人気上昇中です。つまり、ルーズなフォルムのアイテムがトレンドとして定着してきました。

そんなアイテムを用いつつ大人っぽく仕上げるポイントは、全身をワイドにするのではなく、上半身か下半身のどちらかだけをワイドにすること。意外と簡単で旬度アップが可能なので、挑戦してみてください!!

Tシャツの次に狙うべきなのは、ビッグシルエットのニット。メリハリのあるフォルムを意識してスリムなシルエットのパンツを組み合わせれば、今季らしいコーディネートが完成します。

ワイドパンツを着用するだけで、こんなにも着こなし全体の鮮度がアップするというお手本。ツイード素材のパンツに加え、ケーブルなどの編み柄が入ったタートルネックニットも大人な上質感を振りまいています。

こちらも、ワイドシルエットなのはパンツ。コンパクトなレザージャケットなどを使って上半身をショート&タイトにまとめることで、コントラストのあるシルエットを築き、大人なバランスにまとめています。

シンプルなステンカラーコートは、ドレープ感が美しく出るゆったりしたシルエットが特徴的。気軽にはおれば、どんな着こなしも新鮮かつ上品に仕上がります。スリムなパンツを選ぶことで、だらしなく見えないように調整するのがポイント。

秋らしいキャメルカラーのモッズコートは、フリースライナー付きで余裕のあるシルエット設定。細身のスウェットパンツを合わせることで、大人なムードとリラックス感が共存する今季的な着こなしに導いています。

トレンド5コーディネート“チェック”

今シーズンがチェック柄が豊作なので、存在感のある大柄のチェックを大胆に取り入れたスタイルも人気を呼びそうです。ネルシャツなどで取り入れるのがこれまでの王道ですが、せっかくなのでほかのアイテムでチェック柄を取り入れてみましょう!

チェックのセットアップを揃えておくと、ジャケットとパンツの単体使いもできて重宝します。

ブリティッシュなタータン調の大柄チェックをあしらったプルオーバーニットがインパクトを放っている着こなし。主役の魅力を引き立てるため、ほかのアイテムはブラックのシンプルなデザインで揃えています。

バンドカラーのロングシャツは大柄のオンブレチェック。インナーとして着用しても存在感があり、今季らしいアクセントとしてアピールしています。ダークトーン一辺倒にならないよう、白いスニーカーで軽快感も加味。

『ペンドルトン』のシャツ用バージンウール生地を用いて製作したロングガウンを着用。大柄のブラックウォッチがトラッドな品格を放っています。加工デニムなどでラフに着こなしても大人なムードが醸出。

定番的なフラノウール生地のセットアップもチェック柄だと新鮮。グレーのタートルネックニットを合わせることで、さり気なく着崩しています。こんなセットアップなら、オフのスタイルだけでなくオンの着こなしも鮮度アップが可能です。

遊び心のあるクレイジーパターンのセットアップをセレクト。ハードルが高そうですが、グレー基調なので意外と簡単に着こなせます。ジャケットやパンツを単体で使用しても、コーディネートの旬な差し柄として大活躍!

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