トレンドに左右されない秀作。クラークスのデザートブーツを履こう

『クラークス』のデザートブーツといえば、流行り廃りとは無縁のマスターピース。暖かいスエード素材で仕立てられたブーツは、秋冬コーデの強い味方になってくれます。

山崎 サトシ

2018.11.02

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そもそも『クラークス』とはどのようなブランドなのか

PREMIUM ONE

『クラークス』は、1825年にサイラス氏とジェームス氏のクラーク兄弟によって設立された、イギリス生まれのシューズメーカー。誕生の地はイングランド南西部にあるストリートという街で、現在も変わらず同地に本社を置いています。

シープスキン製スリッパの生産から始まり、現在はカジュアルシューズの世界的ブランドにまで成長。デザートブーツのほか、ワラビーやナタリーなど数多くの名作靴を世に送り出しています。

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『クラークス』の代表作として幅広く愛される、デザートブーツ

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『クラークス』の地位を不動のものへと押し上げたアイテムが、今回紹介するデザートブーツです。生みの親はクラーク兄弟の直系4代目にあたるネイサン・クラーク氏。第2次大戦中イギリス陸軍に従軍していた彼は、ビルマに進駐していた際、友人からゴム底のミリタリーシューズを見せられたそう。これをヒントとして、スエードアッパーとクレープソールを組み合わせたのが、今日のデザートブーツの原型となります。

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販売が開始されたのは1950年のこと。リリース当初はイギリスではかっちりとしたドレス靴が至高とされており、「こんな風変わりなシューズが売れるわけない」と社内外の風当たりは強かったそうです。ですが、アメリカの地でその心地よい履き心地が評判を呼び、大ヒットを記録。逆輸入的な形で本国でも浸透していきました。

現在では全世界で2,000万足以上もの累計販売実績を誇っているのだからおどろきです。もちろん、ここ日本でも老若男女多くの人々にカジュアルブーツの傑作として支持されています。

『クラークス』のデザートブーツが大人におすすめな理由とは?

続いては、大人の男性にデザートブーツがハマる理由を具体的に解説していきます。使い勝手が最高に良いブーツなので、何足持っていても困りません。毎年リリースされている、素材違いや色違いのモデルも合わせてコレクションしても面白いでしょう。

理由1トレンドに左右されないベーシックデザイン

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完成されたシンプルデザインは、デザートブーツの大きなストロングポイント。それゆえに、トレンドの移り変わりを気にすることなく着用できます。しかもどんなテイストのコーデにもフィットするのだから言うことはありません。日々の頼もしいパートナーとなってくれます。

理由2長く愛用するほどに味が出るスエードアッパー

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表情豊かなスエードアッパーもデザートブーツの魅力の1つ(一部スムースレザーのモデルもあり)。起毛感があり秋冬らしいうえに、長く愛用するほどに味が深まっていくところがいいですね。つまりは、時間をかけてじっくりと“育てて”いけるというわけです。余談ですが、デザートブーツはアッパーの革を外側にひらき、直接ソールと縫い付けるステッチダウン製法。ソールの反りが抜群に良く、弾むような履き心地を提供します。

理由3お手ごろなプライスレンジで手が出しやすい

デザートブーツの大半は、1万円台~2万円台という価格帯でラインアップされています。ブーツにしてはかなりリーズナブルなので、初心者でも気軽に手を伸ばせるんです。懐に余裕がある場合には、カラー違いで押さえておくのもおすすめです。

『クラークス』のデザートブーツを履く際に気を付けておきたい点とは

最高のオールラウンダーであるデザートブーツですが、着用時に注意しておかなければならない点がいくつかあります。以下の3点に気を付けておくといいでしょう。

注意点1採用されているのはcmではなくインチ表記。サイズ感を間違えないよう注意

イギリスのブランドである『クラークス』は、cmではなく欧州で一般的なインチでサイズを表記しています。公式サイトによると“9インチ=27cm目安”となっているので、それを計算しつつ選びましょう。サイズ感は靴選びでもっとも重要な点だけに、ミスをしないように。

注意点2きちんと手入れをすることが長く履くための大事なポイントに

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デザートブーツのアッパーに使われているスエードは、水分が染みやすく、汚れがこびりつきやすいのがウイークポイント。履きおろす前に防水スプレーで防汚加工を施したり、日々マメにブラッシングしたりと、細かくケアしてあげることが非常に大事です。それだけで、シューズの寿命は大幅に伸びます!

注意点3クレープソールは変質しやすいので保管には気を使うべし!

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優れた弾力性&耐滑性を誇る天然ゴムのクレープソールですが、一方で物性変化を起こしやすいという側面も。有機溶剤や油性のモノに触れると(例:ガソリン揮発性塗料、接着剤、油脂など)劣化の原因となるので、保管の際にはそれらを近くに置かないようにしましょう。

『クラークス』を取り入れた10コーデをピックアップ!

おしゃれ感度の高い大人たちは『クラークス』のデザートブーツを溺愛中。ご覧のとおりきれいめのコーデにはしっくりと馴染み、ラフなスタイルに取り入れれば簡単に格上げを叶えてくれます。

コーデ1

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アッパーのボリュームが抑え気味のため、ワイドパンツとも相性の良さを発揮。ウォッシュドの淡色ジーンズをラフにロールアップして合わせれば、抜群に雰囲気のある足元を構築できます。今回はブラウンを選んだ分、オーバーコートにベージュを選んで軽快な印象に。

コーデ2

WEAR

ソックスで遊びを入れたい……、と言う気分の時も、足元がデザートブーツなら持ち前のオーセンティックさで程良く自然に馴染んでくれます。さらにニットやタイで色みを重ねていっても、足元がサンドベージュの『クラークス』というだけで全体にまとまりが生まれるから不思議です。

コーデ3

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秋冬らしいカラーリングのアイテムを多用したおしゃれ巧者。ミリタリー靴から着想されたデザートブーツは、このようなサファリテイストのファッションとは抜群にフィットします。色みが散漫にならないよう、オリーブを強めに効かせているのもポイントです。

コーデ4

WEAR

オーバーサイジングのヴィンテージGジャン&チノパンという、“ザ・アメカジ”なスタイリング。チノパンと同系色のデザートブーツは、着こなしの武骨さを適度に緩和してくれるキーアイテムに。アッパーに刻まれた緩やかなシワと濃淡が、男らしさを加速させます。

コーデ5

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今季らしさ満点のアイビースタイルとも、デザートブーツはこのとおり好相性! 靴のシックなブラックスエードと、抜け感あるベージュのチノパンとのカラーコントラストも印象的です。ブリティッシュなギンガムチェックとは、言わずもがなのマッチングを。

コーデ6

WEAR

英国ブランドだからと言って、アメトラの象徴である紺ブレに合わない理由はありません。上下濃紺でぴっちりと着込んだウェアに、ライトベージュのスエードブーツで抜け感をオン。ブレザーの金ボタンと絶妙にリンクしているのもポイントです。

コーデ7

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メルトン生地で仕立てられたあたたかな装いのシャツジャケットが着こなしの主役。デザートブーツに使われたスエードアッパーが、コーディネートのウォーム感に拍車をかけます。ただ一方でネイビーカラーをセレクトしているため、あくまでタウン向けのクリーンな様相に。

コーデ8

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モノトーンベースの着こなしに、バーガンディのニットやデザートブーツのネイビーで色を差してメリハリ感をプラス。色使いの妙でスタイリッシュさを見事に演出しました。

コーデ9

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パターン・オン・パターンという難易度の高いレイヤードを実践。それでいてうるさく見えないのは、ジャケットとデザートブーツを端正なベージュカラーでリンクさせたおかげでしょう。改めて、デザートブーツの懐の深さを実感します。

コーデ10

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カーキ、ベージュといったアースカラーを基軸にしたコーデ。ほんのりとドレッシーな顔つきのデザートブーツは、くだけた秋のショーツスタイルを街っぽく見せる役割を担います。使用している素材がしなやかなため、ソックスなしでも足首への負担が少ないのもデザートブーツならでは。

まずは一足。履いてみればより分かる、デザートブーツの魅力

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実用性と美を高次元で兼ね備え、60年以上にわたって人々から変わらず愛され続ける、その魅力をおわかりいただけたはず。

永世定番とも言える『クラークス』のデザートブーツを味方につけて、秋冬コーデをよりおしゃれに楽しんでください。

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レザーシューズ
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