スマートカジュアルの基本。シーンに合った着こなしをマスターしよう

昨今、カジュアル化しているドレスコードにおいてスマートカジュアルはマスト。どんなアイテムを取り入れてどう着こなせばいいのか、押さえておきたい基本をご紹介します!

近間 恭子

2019.06.24

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改めて確認。スマートカジュアルとは

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ドレスコードの一種であるスマートカジュアル。主に結婚式の二次会や高級レストランなど、一定の品格が必要なシーンで求められる服装を指します。厳密なルールはありませんが、基本的にジャケットは必須。スマートカジュアル=ジャケパンスタイルと考えても良いでしょう。スタイリングのポイントは、ビジネススタイルより華やかさを意識すること。そして何より、その場に合ったコーディネートを心掛けることが重要です。

大人なら知っておきたい。ドレスコードを簡単に解説

スマートカジュアルの着こなしについて紹介する前に、まずは基本的なドレスコードをおさらいしておきましょう。

ドレスコード1フォーマル

ドレスコードの中で最も格式高いフォーマルスタイル。昨今は滅多に指定されませんが、主に婚礼の新郎や公式の晩餐会などで求められる服装です。昼はモーニングコート、夜は燕尾服やタキシードが一般的。

ドレスコード2セミフォーマル

準礼装であるセミフォーマルは、結婚式や披露宴に出席する際に指定されることの多いドレスコード。昼はディレクターズスーツ、ブラックスーツなら昼夜ともに着用することができます。

ドレスコード3インフォーマル

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“略式の”という意味があり、ダークカラーのスーツを着用するのが一般的。準礼装でもあるので、普段より少しドレッシーな服装を意識するといいでしょう。ちなみにスリーピースもインフォーマルに含まれます。

ドレスコード4ビジネスアタイア

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“アタイア”とは儀式のことで、上下揃いのスーツがマスト。パーティやレセプションでこのドレスコードが記載されている場合、チーフや光沢あるタイなどで華やかさをプラスするとビジネススタイルと差をつけられます。

ドレスコード5スマートカジュアル

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服装の定義のないスマートカジュアルは、ジャケットを着用していればまず問題ありません。カジュアルアイテムを上品に着たり、ビジネスアイテムをドレスダウンしたりした大人カジュアルをイメージするといいでしょう。

スマートカジュアルに必須の5つのアイテム

スマートカジュアルを作るうえで必要なアイテムをご紹介。デザインはもちろん、どんな色柄が適しているかも詳しく解説するので、スタイリングする際の参考にしてみてください。

アイテム1ダークカラーのテーラードジャケットは必要不可欠

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スマートカジュアルは、とにもかくにもジャケットがないと始まりません。デザインはベーシックなテーラード、色はブラックやネイビー、ミディアムグレー。もちろんストライプやチェックといった柄ものでも構いませんが、インナー次第で印象をガラリと変えられるので、着回し力の高い無地をセレクトするのが賢明です。さらにジャケットはスマートカジュアルの要でもあるので、上質な仕立てのものを選ぶようにしましょう。そうすれば品格もキープできますよ。

アイテム2インナーは定番カラーのドレスシャツがベスト

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ビジネスじゃないからTシャツを合わせても……と思う人もいるかもしれませんが、ジャケットのインナーはシャツが最適。カジュアルシャツではなく、エレガントさが薫るドレスシャツをセレクトするようにしましょう。存在感のある色柄でも問題ないのですが、主張が強すぎるのは考えもの。特にスマートカジュアル初心者の方は、初めから冒険せず、白やサックスブルーといった定番カラーの無地を選択するのがおすすめです。

アイテム3ボトムスはウールのスラックスが鉄板

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スマートカジュアルにおいて、非常に選択肢が多いのがパンツ。基本的に着こなしの品格を損なわなければ、ある程度カジュアルなパンツでも問題ありません。例えばクリース入りのチノパン、色落ちのあまりないきれいめジーンズetc……。もしボトムス選びに迷ったら、鉄板であるウール素材のスラックスがおすすめ。着回し力の高いグレーがベストですが、ジャケットとの相性を考えながら色柄ものをチョイスしてもOKです。

アイテム4コーデの上品さを損なわない革靴がベター

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スマートカジュアルに厳密なルールはないものの、大人なら品格は保つべき。さらに訪れる場所によっては足元にもドレスコードがあるので、間違いないのは革靴です。ストレートチップやプレーントゥといったフォーマル度の高いデザインはもちろん、スマートカジュアルではウイングチップやダブルモンク、ローファーなどの少しカジュアルなデザインでもOK。色は着こなしに合っていれば、明るめのブラウンやネイビーでも問題ありません。

アイテム5ネクタイやチーフを活用してコーデの華やかさをアップ

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マストなアイテムではないですが、結婚式の二次会などの華やかな場では、ネクタイやチーフを上手に取り入れたいところ。ビジネスではカジュアルに感じられるニットタイや存在感ある色柄もののチーフなどで、自分らしさをアピールするのもアリです。

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ジャケットが同じでも小物を変えるだけで印象がガラリと変わるので、スタイリングの幅も広がります。また、ドレスコードに色指定があった場合でも、小物なら取り入れやすいはずです。

これはアリ? スマートカジュアルにまつわるQ&A

スマートカジュアルの基本はわかったけれど、他のドレスコードと比べると定義が曖昧なだけに疑問に思うこともあるでしょう。それらを明確にするべく、ここではよくある疑問にお答えしましょう。

Q1.ジャケットは絶対に着ないとダメ?

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スマートカジュアルにおいてジャケットはマストですが、その場の雰囲気に合っていて、大人としての品位を損なわなければノージャケットでも許されるケースがあります。その場合は、ドレスシャツを着用すること。きちんと感のある白シャツ×ネイビースラックスのような組み合わせなら、幅広いシーンに対応します。

Q2.スマートカジュアルにスニーカーはアリ?

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訪れるレストランなどによりますが、スニーカーは完全にNGというわけではありません。ただ、取り入れるならきちんと感のあるオールレザー製に限ります。加えて、ダッドスニーカーやハイテク系ではなく、シンプルなデザインとカラーを選ぶようにしましょう。

Q3.夏のスマートカジュアルのポイントは?

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スマートカジュアルだからといって、ジャケットを着て汗をダラダラかいていたら、全然スマートではありません。なので、夏場はノージャケットでもOK。シャツだけでなく、ポロシャツでも問題ありませんが、カジュアルすぎるものは避けるべき。クールビズ同様に台襟付きのビズポロで、前立てがボタン仕様になっているものが好ましいです。ちなみに上品なニットポロもアリ。

Q4.スマートカジュアルで絶対にNGなアイテムは?

ドレスコードの中で自由度の高いスマートカジュアルでも、NGなアイテムがあります。それはショートパンツ、ダメージジーンズ、サンダル。ショートパンツは肌の見える面積が多く、ラフになりすぎてしまいます。サンダルも同様です。ジーンズはきれいめならOKですが、ダメージが入ったものはスマートカジュアルにはふさわしくありません。さらにトップスではプリントTは避けるのが賢明。もしTシャツをインナーに合わせるなら、品の良い無地であることが絶対条件です。

シーン別に提案。スマートカジュアルのコーデ例

実際にどうスタイリングするのが正解なのか、よくあるシーン別にご紹介します。ベースは同じでもそれぞれ意識すべきポイントは異なるので、是非チェックしてみてください。

▼シーン1:結婚式の二次会に出席

結婚式の二次会は大人の品格だけでなく、お祝いの場にふさわしい華やかさも必要。ベースとなるジャケパンスタイルはシンプルにしつつ、ネクタイやチーフといった小物で華やかなアクセントをつける着こなしを心掛けて。

コーデ1コーデの洒落感を高める巧みな小物使いに注目

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モノトーンカラーでまとめたシックなスマートカジュアル。シャツと柄をリンクさせたチーフやサングラスモチーフのタイバーなど、小物使いで個性をプラスしています。ネクタイの代わりに蝶ネクタイというチョイスも二次会ならアリ。

コーデ2大胆に挿したチーフでコーデの華やかさをアップ

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ベースは、すべてのアイテムをモノトーンカラーでまとめたジャケパンスタイル。存在感あるストライプシャツをチョイスしていますが、ネクタイが無地なので悪目立ちすることなく着こなしに馴染んでいます。華やかに挿したチーフも絶妙なアクセントに。

▼シーン2:高級レストランでパートナーと記念日ディナー

格式あるレストランでは、ジャケットとドレスシャツはマストと考えておくのがベター。また、二次会ほどでなくても適度な華やかさも必要です。ネクタイもチーフもと欲張ると、パートナーに頑張りすぎと思われる可能性もあるので、どちらかに絞って取り入れるのがおすすめ。

コーデ1遊びのあるVゾーンで王道の合わせをデート仕様に

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ネイビーのガンクラブチェック柄のジャケット×ベージュのスラックスという王道ジャケパンスタイル。ビジネススタイルでも多く見られる組み合わせですが、チェック柄のシャツと明るいブラウンのネクタイで、適度な華やかさと洒落感を演出しています。

コーデ2チーフでドレスアップした爽やかジャケパンスタイル

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グレーのジャケット×ベージュのチノパンに、ブルーのギンガムチェックシャツを合わせ、きちんと感と清潔感を両立させたスマートカジュアル。もちろんこれでも問題ないですが、パフドに挿したチーフで華やかさをプラスしたところがお見事です。

▼シーン3:ホテルのレストランで開催する同窓会へ

同窓会はドレスコードがないことが多いですが、ホテルのレストランでの開催となると話は別。ただ、二次会や高級レストランなどのシーンよりは自由度高めでOKです。ジャケットはマストで取り入れつつ、インナーはハイゲージニットを選択し、大人の余裕を感じさせるコーデで成長した自分を演出してみては?

コーデ1ハイゲージニットで洗練された大人のスマートカジュアルに

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上品さをキープしつつ、適度な抜け感と大人っぽさを演出できるのがハイゲージニットの良さ。ジャケットやパンツの色とコントラストをつけることで、ニットの存在感をより高めています。チーフなどの小物をプラスせず、シンプルに徹しているのも好印象。

コーデ2上品さを高めるブラウンの色リンクがスタイリングの決め手

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インナーにニットポロという選択もアリ。ジャケットのチェックと色をリンクさせているので、ジャケットが悪目立ちすることなく、上品な着こなしに仕上がっています。スエード製のタッセルローファーをブラウンで揃えている点も注目すべきポイント。

▼シーン4:真夏に友人主催のパーティにお呼ばれ

友人主催の気軽なパーティならノージャケットでもOK。とはいえ、大人として適度なきちんと感や上品さは必要です。おすすめは台襟付きのビズポロとニットポロ。真夏でも快適な着心地なので、見た目もスマートにキマりますよ。

コーデ1落ち着いた配色なら、半袖のビズポロでも大人な印象

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白やサックスブルーだけでなく、ネイビーでも清涼感をアピールすることは可能。加えて、知性や落ち着いた雰囲気も演出できるので、大人のスマートカジュアルにもってこいといえます。ボトムスの定番であるグレースラックスという選択も正解。

コーデ2好印象も狙える。爽やかさと上品さを両立した着こなし

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ホワイト×ネイビーの爽やかなカラーリングでまとめたスマートカジュアル。ニット素材ならポロシャツでもラフになりすぎることなく、上品な印象もキープできます。プレーントゥのようなデザインのレザースニーカーを選択しているのもGOOD。

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