秋・冬・春コーデに大活躍! おしゃれで賢いダウンベスト活用術

ダウンベストは、取り入れ方次第で3シーズン活躍する優れもの。万能アイテムをどうレイヤードするか、その実践的な活用術を紹介したい。

大中 志摩

2017.09.15

秋から春先まで着られる! 使い勝手抜群のダウンベスト

ダウンベストとは、ダウンフェザーの中綿を使用したベストのことで、アウターとして着用する厚手のタイプと、コートやジャケットの下に着られるインナーダウンのタイプがある。

真冬用のダウンジャケットとは異なり、レイヤードによって温度調整ができるため、幅広いシーズンに使えるのが魅力だ。あらゆるアイテムと合わせられることから、スタイリングの幅が広がる点もポイント。秋冬のおしゃれには欠かせないといってもいい万能アイテムなのだ。

ダウンジャケットにはない、ダウンベストならではの良さ

ロングスリーブの真冬用のダウンジャケットのほうが防寒性も高いし、使い勝手もいいのでは? そう思う人は多いだろう。しかし、ダウンベストならではの魅力がある。

着用できる季節が長い!

繰り返しになるが、ダウンジャケットが着用を真冬に限ってしまうのに対して、ダウンベストなら組み合わせるアイテム次第で、秋、冬、春とスタイリング可能。秋はネルシャツやスウェット、冬はニットやGジャン、春はカットソーなど、時期にマッチしたアイテム選びがポイントだ。

スタイリングの幅が広がる

ダウンジャケットはそれが主役になってしまうため、どうしてもコーデがマンネリしがち。しかし、ダウンベストなら合わせるアイテム次第で印象を変えることが可能。パーカーでカジュアルに着るもよし、ジャケットできれいめにハズすもよし。おしゃれをより楽しめるのが魅力だ。

ダウンベストを選ぶなら、“汎用性の高さ”を重視するのがポイント

秋冬はいわずもがな、春も含めた3シーズンにおいて活躍が期待できるダウンベスト。では、どんなアイテムを選べばいいのか? 大人が取り入れやすく使い勝手のいい3タイプをピックアップした。

タイプ1タウンユースにも使いやすいスマートなデザイン系

ダウンというとアウトドア色の強い肉厚でボリュームのあるモノをイメージする人が多いと思うが、最近は適度にボリュームを抑えた細身のシルエットのタウンユースしやすいアイテムが揃っている。デザインや色みもシンプルでスタイリッシュなモノを選ぶと取り入れやすい。

タイプ2レイヤードコーデで使い勝手のいいインナーダウン系

アウターとしてもインナーとしても2WAYで使えるインナーダウンベストタイプは汎用性が高く、ここ最近人気を集めている。薄手で軽量なのはもちろんのこと、シンプルなクルーネックのタイプが多いためレイヤードしやすいのが魅力だ。

タイプ3カジュアルコーデになじみやすいデニム系

ダウンベストの生地はアウトドアらしいナイロンがオーソドックスであるが、タウンコーデとよりなじみやすいデニムもおすすめ。とくにアウトドア色を抑えたい人には最適だ。デニム素材なら見た目にも重たくなりすぎないため、初秋や春先の着こなしとも合わせやすい。

秋、冬、春先までどう着こなす? ダウンベストの活用術

ここからは実際にダウンベストをどう着こなせばいいか? シーズンごとの活用テクニックをおしゃれな着こなしの実例とともに紹介していく。

▼秋:薄手のトップスをレイヤードして軽快に

長袖1枚や薄手の羽織りで過ごせる9月末~10月は、カットソーやシャツなど薄手のトップスとレイヤードした軽快な着こなしがおすすめだ。ダウンベストが重たくならないよう、どこかに抜け感を出すのがポイント。

薄くて軽量のインナーダウンベストは、1枚でもアウターの下に重ねても着られる優れモノ。ベージュのダウンベストをメインに、ホワイトのカットソーで軽快な着こなしに。ボトムスにスラックスをセレクトし、きれいめ要素も加味してクリーンに仕上げている。

カジュアルでタウンユースしやすいデニム地のダウンベストが主役。スウェットパンツでスポーツMIXに着こなした鉄板コーデだ。インナーに白シャツをセレクトすることできちんと感もフォロー。

アウトドア感の強いダウンベストも、ミニマルなデザインでスマートなフォルムを選べばアーバンライクに着こなせる。スタイリングもモノトーンでまとめてスタイリッシュに。

インナーダウンベストとノーカラーシャツのレイヤードが今どきなスタイリング。ローファーやウールハットで上品な雰囲気をプラスし、洗練された着こなしに仕上げた。

ダウンベストのアウトドア感を生かすなら、チェックシャツを合わせたカジュアルなスタイリングがおすすめ。ボトムスは動きやすさを備えるジョガーパンツでアクティブに。秋のレジャーコーデにおすすめだ。

▼冬①:アウターや厚手トップスとレイヤードして防寒性アップ

アウターが必須になる11~12月にかけては、ニットや厚手のスウェット、Gジャンなどと合わせて着こなすのが最適。最近は発熱効果の高いインナーが充実しているので、うまく利用し防寒対策するのも忘れずに!

おしゃれと防寒性を兼ね備えたダウンベスト×Gジャン×パーカーのレイヤードコーデ。着膨れしがちなスタイリングだが、すっきりして見えるのはブラックを効果的に取り入れているから。

デニムのダウンベストとクリーンな白ニットは好相性。ダークカラーでまとめがちな冬の着こなしも、白を取り入れるだけでコーデがグッと明るくなり清涼感がアップする。ケーブル編みのニットのディテールがコーデに表情もプラス。

冬のダウンベストの着こなしはついボリューミーになりがちだが、カシミアニットとのレイヤードならすっきりと着ることが可能。グレーのワントーンコーデでこなれ感満点の着こなしに昇華させた上級スタイル。

『カナディアンセーター』のカウチンと『ロッキー マウンテン フェザーベッド』のダウンベストで着こなすアメカジスタイル。ジーンズにワークブーツという武骨なスタイリングでとことんラギットに仕上げた。

カジュアル派の鉄板コンビは、ダウンベスト×肉厚パーカー。パーカーはオーバーサイズを選ぶのが今季らしく着こなすコツ。ボトムスは細身を選んですっきりまとめるのが好バランスだ。

▼冬②:インナーダウンベストならアウターとのおしゃれレイヤード

以前はインナーダウンベストというと、防寒が目的でアウターの下にこっそり着るモノという印象が強かったが、最近ではおしゃれアイテムとして取り入れるのが主流。アウターの中からのぞかせたレイヤードスタイルを楽しむのが旬。

防寒のためはもちろん、コーデのハズシとしてもインナーダウンベストは有効的。テーラードジャケット×スラックスのきれいめコーデに、インナーダウンベストとスニーカーでストリートをMIX。こなれ感ある旬な着こなしの完成だ。

ベーシックなメルトンコートも、インナーダウンベストをレイヤードすれば旬の着こなしにアップデートできる。ベスト下にレイヤードしたタートルネックニットが一層トレンド感と防寒性を高めている。

シンプルな着こなしのアクセントに柄モノのインナーダウンベストを取り入れた好サンプル。アウターの下に着るなら、ちょっと派手な柄モノにも挑戦しやすい。小物で色を拾うことで統一感ある着こなしに仕上げた。

マウンテンパーカーとインナーダウンベストは文句なしの好コンビ。ただし、アウトドア感の強い組み合わせなので、ボトムスや靴をきれいめにすることでタウンユースに着こなすのがポイントだ。

上品なルックスのロングコートにインナーダウンベストでカジュアル感を加味。トラディショナルな雰囲気をキープしつつも、ダウンベストやニット帽、スニーカーでカジュアルダウンさせた好例だ。

▼春:インナーに明るいカラーを取り入れて季節感を先取り

春先の寒暖差が激しい時期にもダウンベストが大活躍。気温に応じて、スウェットやシャツ、カットソーなどのレイヤードが有効だ。明るめの色のインナーを選んで春らしさを演出するのがおすすめ。

爽やかなボーダーカットソーとチノパンの組み合わせに、インナーダウンベストを合わせた春らしい着こなし。ホワイト×ベージュの配色がコーデを軽快に仕上げている。

深みのあるカーキのインナーダウンベストを、ホワイトやライトグレーのアイテムで清涼感ある着こなしに。スリーブロゴのカットソーやワイドパンツを合わせたストリートMIXが今季的。

ダウンベスト×ホワイトカットソーは春先の定番コンビ。7分袖のカットソーならより軽快な印象に。ネイビーとホワイトの清涼感あるカラーリングで大人の爽やかコーデに仕上げた。

ダウンベストと相性のいいパーカーは、薄手の素材をチョイスして春らしいレイヤードスタイルに。色もライトグレーなど淡色を選び、重たくならないようにするのがコツだ。

インディゴデニムのダウンベストは春コーデに最適。白シャツとも相性抜群だ。スウェットパンツにキャップ、スニーカーを投入して軽快なスポーツMIXコーデを構築。

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