メンズの半袖シャツ。選び方から着こなしまで疑問解決

涼しげな半袖シャツが気になるけど、大人っぽく着こなすのは大変。そんなあなたに、おしゃれな1枚の選び方から着こなし方、コーデサンプルまでお届けします。

久保 綾子

2018.05.17

半袖シャツを、子供っぽく見せないために

すでに真夏並みの気温が続いているこの季節。クールビズも奨励されているなか、見た目にも涼しげな半袖シャツは要チェックのアイテムです。しかし肌の露出が多い分、カジュアルなイメージも強く大人っぽく着こなすのは難しいという印象を持っている方もいるかもしれません。今回はシャツの命ともいえる襟の形状、及びファッショニスタの着こなしから、今季大人が選ぶべき半袖シャツをイメージしていきましょう。

半袖シャツは襟が命。狙うべきはこの5パターンです

シャツの襟にはさまざまな種類があり、体型やシーンによっても選ぶべき襟の形は違うものです。こと半袖シャツにおいては袖のディテールが乏しい分、襟の形状はシャツの印象を変える重要なファクターとなりえます。漠然とアイテムを選ぶ前に、以下の5つを知っておきましょう。

襟1迷ったら、まずはレギュラーカラー

読んで字のごとくオーソドックスな襟。特別個性はありませんが、どんなアイテムとも良く合い、悪目立ちもしないので、初心者におすすめのタイプです。ともすれば没個性になりやすいディテールでもあるので、ホワイトより色モノのシャツを選ぶと良いかもしれません。

襟2小顔効果を与えるワイドカラー

レギュラーに比べて襟羽の開き角度が広いタイプ。レギュラーに並んでオーソドックスで手に入りやすいタイプで、首から顔にかけてスッキリと見えるのが特徴です。薄着になると体型の印象が前面へ出やすくなるので、小顔に見せたい場合に重宝するでしょう。

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襟3夏らしい爽快感あふれるホリゾンタルカラー(カッタウェイ)

襟が最も広く開いたタイプ。顎の下を水平に切り落としたように見えることから「カッタウェイ」という通称がつけられました。ややカジュアルな印象の強いタイプなので、ビジカジなどで着こなしたい場合は業種によって少し注意したほうが良いかもしれません。

襟4襟元に程良いアクセントを作るボタンダウンカラー

襟の先にボタンがついており、身ごろにとめることができるタイプ。カジュアルな印象が強いので、クールビズなどで装うときは注意したほうが良いでしょう。代わりにカジュアルシーンでは大活躍するはず。襟の型崩れが防げますし、ボタンがアクセントにもなります。

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襟5夏のカジュアルシャツの筆頭、開襟シャツ

あらかじめ、襟が左右に大きく開くように作られたシャツ。開放的でカジュアルな雰囲気を持っており、リゾート感を楽しむことができます。アロハシャツなどによく取り入れられるディテールなので、色・柄との相性も抜群。カジュアルな着こなしを作れます。

おしゃれな半袖シャツの着こなし実例を紹介

次に、半袖シャツを取り入れたサマーコーディネートのグッドサンプルをご紹介していきます。10人の着こなしを参考にしつつ、スタイリングのヒントを探っていきましょう。

コーデ1モノトーンコーデを大人めに

オーソドックスなホワイトの半袖シャツをうまくカジュアルコーデに取り入れる秘訣は、無理にカジュアルに持っていこうとせず、シャツの持つクラシカルなイメージを生かすこと。サンダルとリュックでハズしを入れつつ、シックなモノトーンコーデにまとめました。

コーデ2濃色ブルーのシャツは、前開けがベター

半袖のシャツにショート丈のパンツを合わせたやや上級者向けのコーディネート。ブラックのレザーシューズとクラッチバッグを合わせることで、子供っぽくなりがちな側面を払しょくしています。鮮やかなブルーのシャツは、前を開けて軽さを演出。

コーデ3半袖の軽さは、色みを統一して調整

全体をダークトーンでまとめると、半袖シャツは軽やかさを失わないままシックな印象に落ち着きます。ペーパーハットやスリッポンでキレイめにまとめつつ、生成りホワイトがおしゃれなキャンバス生地のトートで夏らしい爽やかなナチュラルさをプラスしていますね。

コーデ4ライトカラーのシャツが着こなしを爽やかに見せる

トップスに選んだワークシャツは、アイスブルーカラーでクリーンな印象に。ボーダーのインナーをチラ見せすることで遊びも入れています。トップスのカラーリングがゆるくなったぶん、足元の3本ラインが着こなしの引き締め役に。

コーデ5イエローのシャツはジーンズと好相性

爽やかななかにどこか渋さもある、マスタードイエローの半袖シャツがコーディネートの主役。ブルージーンズとは補色の関係にあるので、よく映えます。頭、腕、足と要所要所にブラックのアイテムを散りばめることで、開放的ななかにも引き締め効果を取り入れています。

コーデ6ベージュシャツがラフな休日感を加味

落ち着いた印象を醸し出すベージュカラーの半袖シャツに控えめなプリントTシャツを仕込み、大人の休日ナチュラルスタイルを作っています。明るめのブルーが印象的なクロップドジーンズにホワイトスニーカーを合わせて、とことん爽やかに。

コーデ7半袖でも、ダークカラーなら落ち着いた空気に

シックなカラーリングの上下ウェアに、足元のホワイトスニーカーとインナーの白Tで清涼感をプラスした都会の休日コーデ。半袖ハーフパンツのライトな着こなしですが、色みが重厚な分落ち着いた印象を作り上げることに成功しています。

コーデ8ディテールのあるシャツこそ、ベーシックに着こなす

両胸のワッペンで個性を主張するワーク感あふれる半袖シャツは、ベージュチノとホワイトのスニーカーでまとめたシンプルな着こなしに合わせるだけでも立派なコーディネートになります。スニーカーの色をトップスのインナーで拾うことで分離を防ぎ、まとまり感を作りました。

コーデ9柄シャツはざっくり羽織ってカーディガン感覚で

総柄シャツや個性的なサンダル、プリントTシャツやカモ柄ライナーのハットなどでポップかつオリエンタルに仕上げたコーディネート。程良く都会的な印象に着地させているのは、オーソドックスなベージュのチノのおかげ。シャツはゆったりしたシルエットで、柄の強さを抑えつつリラックス感を醸し出します。

コーデ10トーンを落ち着ければ、柄シャツの攻略も容易

バンダナ柄をワントーンでシックに落ち着かせた半袖シャツは、上のアイテム紹介でも登場している『ナバル』の1着。落ち着いたネイビーにグレーのパンツを合わせて、都会的な表情に仕上げています。メタル系のアクセサリーが男らしくも程良いアクセントになっていますね。

1枚でおしゃれに。今季狙い目シャツ

こちらでは上記のポイントを押さえた、おしゃれな大人の半袖シャツをご紹介していきます。シルエット、タイプ、色柄もバリエーション豊かな名作が10点。ぜひ、お気に入りを見つけていってください。

1着目『ブルックスブラザーズ』

ボタンダウンシャツといえば、必ず名前が出るのがこの『ブルックスブラザーズ』。もちろん半袖シャツだって展開しています。オリジナル素材であるブルックスクールは、吸湿性も通気性も抜群。さらにしわのできにくいノンアイロン加工もうれしい1枚です。

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2着目『ダントン』

フランス生まれのワークウェアブランド『ダントン』の作る半袖シャツは、ワークシャツならではの武骨さを持ちながらもどこかエスプリの効いた1枚になっています。胸元をさりげなく飾る赤い刺しゅうのブランドロゴが、着こなしのなかで良いアクセントになりそうです。

3着目『フレッドペリー』

英国のスポーツシーンで生まれた由緒あるカジュアルブランド『フレッドペリー』。ポロシャツなども得意とする同ブランドにとって半袖シャツはお手の物です。繊細なマイクロギンガムチェック柄はトラッドな印象が強いので、ビジネスシーンでジャケットの下に着用するのも良いでしょう。

4着目『コーエン』

程良くハリのあるオックスフォード素材を使ったボタンダウンシャツは、『ユナイテッドアローズ』グループのカジュアルラインである『コーエン』の打ち出す1着。春夏らしいパステルカラーがラインアップされており、清涼感のある雰囲気を楽しめます。

5着目『グリーンレーベルリラクシング』

流行を取り入れながらも着心地の良さを考慮したウェアに定評のある『グリーンレーベルリラクシング』の半袖シャツ。一見何の変哲もないボタンダウンシャツかと思いきや、抗菌効果のある糸で仕立てられた機能性の高さを有しています。前開けでもだらしなく見えないので、1枚で着ても羽織りとしても使えるバランスの良い1着です。

6着目『ジャーナルスタンダード』

今の時代観を取り入れたベーシックな大人のファッションを提案するブランド、『ジャーナルスタンダード』。同ブランドの半袖シャツは、なだらかな肩のラインがリラックス感を醸し出します。春夏服にしては珍しい、こっくりとしたカラーリングも特徴的。

7着目『アバハウス』

今季展開している半袖シャツの中でも、とりわけショートな丈感が目立つのは、ドメスティックブランド『アバハウス』の1着。カジュアル感の強いボックスシルエットが印象的です。前を開けて長めのインナーを仕込んでも、奥行きのある着こなしを楽しめます。

8着目『ナバル』

『ナバル』の総柄半袖シャツは、非常に複雑なパターンを使いながらも、シックなトーンにまとめることで不思議な落ち着きを見せています。カラーはブラック、オレンジの2色。いずれも開放的ななかに程良いシックさを兼ね備えています。

9着目『アールディーズ』

エキゾチックなカラーで仕上げた、オリエンタルパターンが印象的な半袖シャツ。リゾーティなシャツとは、また違う雰囲気を楽しむことができます。奇抜なカラーやパターンを、絶妙なバランス感覚でMIXした1着は、ブランド『アールディーズ』の十八番といって良いでしょう。

10着目『ヒステリックグラマー』

60~70年代のロックカルチャーを感じさせる服作りに定評のある『ヒステリックグラマー』が、看板商品であるワークシャツをモダナイズしました。両胸のワッペンや背面の大きなプリントなどインパクト抜群の1枚なので、シンプルスタイルに合わせてもキマります。

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