超リーズナブルで革新的な機械式時計! ティソとは

2013年の時計シーンを揺るがしたと言っていい、スイスの伝統的ブランドである『ティソ』。リーズナブルに幅広い時計を提供する実力派ブランドの真髄に迫ります。

黒野 一刻

2015.04.04

リーズナブルなのは技術革新の結果

『ティソ』は、時計の価格的には入門向けブランドに位置づけられています。しかし、2013年に登場したETAとの共同開発による新型機械式ムーブメント、パワーマティック80は80時間の駆動時間を実現。時計の価格はアンダー10万円が中心で、ゴールドモデルでもアンダー30万円! これは時計界を揺るがす大きな技術革新でした。

軽やかに機械を動かす

『ティソ』は技術革新や市場の新規開拓に熱心なブランドで、独自のハイテククォーツモデルを擁する実力派ブランドです。新たに作り上げたパワーマティック80は、軽やかに機械を動かすための工夫や新素材が満載。普通の自動巻きは40時間台の駆動時間が多い中、80時間もの駆動時間を実現したのは、そんな努力の賜物なのです。

現在の『ティソ』を象徴する5モデル

ここでは、パワーマティック80搭載機のものをタイプ別にスポーツ系、エレガント系、レアメタルケース、ダイバーズと4モデル紹介します。さらに、パワーマティック80搭載機以外の実力機で、創業160周年記念として好評なスペシャル感あるモデルも取りあげます。現代の『ティソ』を代表するモデルを堪能してください。

パワーマティック80搭載『ティソ』ブリッジポート

ステンレスケース&ブレスでアンダー10万円の機械式時計ながら、文字盤の細やかなギョーシェ装飾、ベゼルやケースバックのコインエッジ装飾、搭載するパワーマティック80の回転ローターの意匠など、見所が満載です。これで80時間の駆動時間なら、週末に時計をはずしても月曜朝に確実に動作しており、安心感も抜群です。

パワーマティック80搭載『ティソ』ヴィンテージ パワーマティック80

正規価格でアンダー50万円をほとんど見かけることのないゴールドケースモデルでも、この時計は間違いなく18Kピンクゴールド製のケースで、何とアンダー30万円。着け心地も軽やかで、装飾性も高く、作り手の心遣いが感じられます。これで、実用性も満点なロングパワーリザーブ(長時間駆動)なのだから、言うことなしです。

パワーマティック80搭載『ティソ』チタニウム パワーマティック80

強固にして、しなやかなレアメタルであるチタンをケース素材とし、パワーマティック80を搭載した信頼性抜群の時計です。ライトウェイトでフィット感も抜群。文字盤の装飾もしっかりしている上、ベゼルはPVD加工でゴールドがコーティングしてあり、高級感が漂います。実用性と審美性を兼ね備えて価格はアンダー10万円です。

パワーマティック80搭載『ティソ』シースター1000 パワーマティック80

300m防水の本格的ダイバーズで、逆回転防止式ベゼルはセラミック製で、独特の光沢感が美しく個性的です。潜水時間の管理に使われるダイバーズではゼンマイ残量の多寡が、時計の精度に影響します。そのため、80時間パワーリザーブは大変に頼もしく、且つアンダー10万円というのは奇跡的です。

パワーマティック80以外も◎『ティソ』ヘリテージ ワールドタイマー 160周年記念モデル

2013年の創業160周年モデルとして登場した時計です。1953年の創業100年の節目に登場したモデルを忠実に復刻し、文字盤のセンター寄りに世界24タイムゾーンの代表都市名を印字したワールドタイマー。ムーブメントはパワーマティック80ではありませんが、ハイコストパフォーマンスな公認クロノメーターです。

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