周囲に差をつけるストーンアイランドのダウン&ニット

独自の染色や加工を施した唯一無二のアイテムで人気の『ストーンアイランド』。今回は旬のダウンとニットにも注目しつつ、ブランドの魅力を紹介します。

Freeamericanidol編集部

2018.12.21

『ストーンアイランド』が生まれたのは1枚の生地と“偶然”から

『ストーンアイランド』は1982年、イタリアのカジュアルウェアブランド『シーピーカンパニー』内のラインの1つとして誕生しました。創立者は、当時からいちはやくミリタリーウェアの持つ機能性に着目し、素材や染色の研究を行なっていたグラフィックデザイナー、マッシモ・オスティ氏。彼がある日偶然出会った、トラックの幌に使われる厚くて重い布……これに長時間ストーンウォッシュを施して完成した、まったく新しい素材で作り上げた7着のジャケットが『ストーンアイランド』のスタートでした。

『ストーンアイランド』の強みは独自素材への徹底したこだわり

GFTグループとの合併、独立、デザイナーの交代などの変遷を経て、これまでに生み出してきた染色配合の数はなんと6万通り以上! 常に生地メーカーと最先端の素材を追及してきた『ストーンアイランド』のこだわりは、過去のコレクションにも表れています。例えばこのダウンは、樹脂を織り込んだナイロン地にブランドお得意の製品染めを施すことであえて不均一な色みを表現したもの。このほかにも生地に金属繊維を織り込むことで玉虫色の輝きを生み出したナイロンメタル、15度を境に色が変化するアイスジャケットなど、他に類を見ない独創的なラインアップには目を奪われます。

海外セレブも『シュプリーム』も大注目!

独自の研究から生まれた素材は、ユニークな生地感だけでなくその柔らかな着心地にも一家言あり。あのカニエ・ウェスト氏も『ストーンアイランド』のトラックパンツをワードローブに持っており、ラッパーのドレーク氏にいたってはパパラッチのたびに高確率でロングスリーブを着用しているほどの愛用ぶり。また、創業者オスティ氏の時代から続くミリタリーウェアへの憧れから生み出されるウェアに『シュプリーム』も2017年熱烈ラブコール! コラボアイテムは発売早々から完売状態が続きました。

個性的なデザインの“ダウンウェア”は他人とかぶり知らず

『ストーンアイランド』のダウンウェアの作りこみは半端ではありません。使用するダウンの質もさることながら、前述の素材使いや機能的なディテールなど着用者のことを念頭に置いたスポーツウェアブランドとしての矜持が見て取れます。

ラインアップ中、最もポピュラーなのが独自のナイロン素材を使用したアウター群。今年注目されているダウンから、編集部おすすめの5品を抽出します。

アイテム1ダウンブルゾン

ブランドお馴染みのガーメントダイ(製品染め)ナイロンを使用した、この冬人と差がつきそうなダウンブルゾンです。コーティングかかけられたナイロンは、テカリ過ぎずマット過ぎない独特な表情が売り。フェザーを20%混ぜ込むことで弾力を持たせたダウンは保温性も高く、タウンユースにもぴったりです。

アイテム2N-3Bダウンジャケット

コヨーテファーがラグジュアリーな印象のN-3Bモチーフジャケット。ダウンアウターながらすっきりとしたAラインは着膨れせずスタイリッシュに着こなせるので、スーツスタイルでの着用もおすすめです。目の詰まったマットなポリエステルナイロンが風をシャットアウトし、断熱効果の高い最高品質のダウンフェザーが冷えた身体を暖めてくれます。

アイテム3LINO RESINATO DOWN-TC

モデル名は、シェルに使用している素材からそのまま取ったもの。ポリウレタン樹脂をしみこませたリネン地は軽く、張りがあり、染色過程で撥水効果のある特殊な物質を塗布することで悪天候にも耐えるスペックを獲得しています。樹脂を染み込ませているため、染めにムラが出てペンシルストライプ風の柄に仕上がっているのもユニークです。そんな製品加工を経てもへこたれないダウンは、もちろん上質そのもの。袖先のハーフグローブは取り外し可能です。

アイテム4ENCASE PANEL DOWN JACKET

『ストーンアイランド』の膨大なアーカイブと、『アクロニウム』のパフォーマンスが融合して2008年に登場したライン、「ストーンアイランド シャドウプロジェクト」からの一品。前身頃を後ろから包み込むような特徴的なパネルは多数のマジックテープで留められており、そのなかに多数の収納を秘めています。前立て、サンバイザー部分には玉虫色に光るパーツを配置。糸を紡ぐ段階でナイロン糸を膨張させることで機密性を高めた独自素材も風合い豊かで、実に独創的な1着に仕上がっています。

アイテム5フーデッド ダウンジャケット

厚みを抑えたキルティングダウンジャケットは、バッグに忍ばせておくインナーダウンとしても持ってこいの逸品。細身の袖リブと絞られたシルエットで、いつものアウターの中に仕込んでも違和感はありません。なお、薄手でも中綿にはダックダウン100%使用しているため保温性は抜群です。

▼実践編:達人たちのコーディネートに学ぶ!

上でも紹介している、N-3Bダウンジャケットを着用。フード部分を立てても、スタイリッシュなムードになります。ミリタリーアウターのワイルドなイメージを、ブラックのパンツと『パラブーツ』のクリーンさで引き締めてバランスをとっています。足元に覗くソックスのおかげで、重たさは感じられません。

難易度の高いホワイトブルゾンは、ボトムスにトーンの淡いものを持ってくると着こなしに統一感が出ます。ただ、それだけだと全体がぼやけた印象になってしまうので、コーディネートのように濃色のインナーを挿すことでメリハリを出しましょう。

ダウンウェアとスウェットパンツというアクティブな着こなしは確かに楽ですが、ともすると部屋着コーデに陥りがち。スウェットパンツを選ぶなら、ハリのある素材でタイトなモノやスキニーが鉄則です。編み感のあるニットを挿して、きれいめムードに誘導するのも効果的です。

大人の色気が漂う極上“ニットウェア”は1枚でもサマになる

『ストーンアイランド』のニットは確かに値は張りますが、肉厚かつ伸縮性の高い素材や伸び知らずの上質なリブなど、各所に永く愛用できるポイントが潜んでいます。10年愛せるニットウェアが欲しいなら、『ストーンアイランド』を選んでおけば間違いありません。

アイテム1モックネック ニット

品のあるハイゲージニットは目付けがよく、真冬のインナーとしても優秀。肩周りを内側に縫い目が出ないアウトシームにすることで腕の可動域を広げ、厚手のニットにありがちな嫌なごわつきも解消しています。首元にさり気なくアクセントをつけられるモックネックは、タートルネックに続く冬のマストハブアイテムです。

アイテム2タートルネック ウール リブニット セーター

細身シルエットですが、そこは『ストーンアイランド』。伸縮性の高いリブニットを使用し、袖をラグラン仕様にすることでストレスのない着心地を実現しています。また、品質の高いウールを採用しているためチクチク感も無く、思わず触りたくなるスムースな肌触りに。ベーシックなアイテムだからこそ、こだわりを持って選びたいものです。

アイテム3ジップアップ カーディガン ニット

春先にはアウターとしても活躍してくれそうなジップアップカーデ。首もとのチンストラップや印象的なリブ使いでなどディテールがぴりりと効いていて、1枚でも存在感のある着こなしに仕上げてくれます。スポーティな印象が強いアイテムのため、あえてクリーンなコートのインナーに持ってきてカジュアルダウンに用いるのも有効です。

アイテム4ニットセーター クルーネック ブロックカラー

ウールの軽くソフトな着用感がウリのブロックカラーニット。カーキ×オフホワイトベースのカラーリングは、これまで無地しか買ったことがない! という柄ニット初心者でも取り入れやすい、落ち着いた印象を与えてくれます。

アイテム5ハーフジップニット

スポーツMIXのトレンドもあり、さまざまなセレクトショップでリリースされていたハーフジップ。オーバーサイズで着用するとだらしなく見えてしまうアイテムのため、選ぶならジャストサイズで品のあるハイゲージがベターです。『ストーンアイランド』のハーフジップは、まさに適任。タイドアップにも対応可能な懐の広さを見せてくれます。

▼実践編:達人たちのコーディネートに学ぶ!

冬のコーディネートはどうしてもアウターに頼りがち。その結果、屋内でアウターを脱いだら一気に残念な着こなしに……なんてことも。単体でもサマになる、シルエットのきれいなニットを1枚持っておくと冬場は重宝します。その際は、ニットの色が淡ければパンツは濃色、ニットが濃ければパンツは淡く、とバランスを取るとベターです。

上記のジップアップカーディガンをジャケット代わりに使用したコーディネート。ドレス感のあるインナーをカジュアルダウンしつつも、クリーンさが損なわれていない点はさすがです。

まるでスウェットのように編みの詰まったニットは、ダウンにも負けない存在感。イージーパンツを合わせても、クリーンに着こなせてしまうのは、細身のすっきりとしたシルエットのなせるわざ。コーディネートのように、同系色の小物を身に着ければ、着こなしもさらにまとまります。

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ダウンジャケット
ニット・セーター
ストーンアイランド(STONE ISLAND)
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