フレグランス初心者へ。香水をつける正しい場所を指南

「香りが強すぎる」「香りの趣味が悪い」といわれるのは、香水そのものではなくつけ方に問題あり! 正しいつけ方をマスターすれば、後ろ指をさされることはなくなります。

村上 朋子

2016.05.30

香水は体温が高い場所につけると、香りが立ちやすい

香水の香る香らないはつける量以上に、つける「場所」で決まります。間違った場所につけると、においが強すぎて周囲の迷惑に。効果的に香らせるには、体温が高い場所=「あたたかい血液を運ぶ血管が肌表面近くを通る場所」につけましょう。あたためられた香りの分子が揮発し、ふわっと広がります。

梅雨時期、香水をつけるベストな場所とは

ポイント1男性が香水をつけていい場所は、下半身が◎

香水をつけるのに適した場所は、一般的に耳のうしろ、ひざ裏、腕の内側、ひじ、手首、ウエスト、足首ですが、男性は女性より体温が高く、香りが立ちやすいので要注意。とくにビジネスシーンをはじめ、強すぎる香りがご法度のときは上半身にはつけず、ウエスト、ひざの裏、足首につけるのが正解です。

ポイント2気づかない間につけすぎてしまう!においに麻痺する場所は避ける

映画などで女性が耳のうしろに香水をつけるシーンをよく見ますが、男性がこれをやると失敗確実! 女性より香りが立ちやすいうえに鼻と近いので、においに対して麻痺してしまいます。結果、「全然香らない」とつけすぎるはめに……。胸の中心と両耳を結ぶ逆三角形ゾーンも、同じ理由でNGです。

ポイント3汗をかきやすい場所につけるのは厳禁!

汗のにおいをごまかすために、においが気になる場所につけるのは避けましょう。具体的には、ワキの下や性器周辺です。体臭をごまかすために香水を使う人もいますが、こうした場所につけて汗と混ざると、想定外のにおいとなり、せっかくの調香が台無しに……。香水は、汗をしっかり流し、デオドラントした肌につけること!

ポイント4香水を衣類につける裏ワザあり! でも注意が必要

香水の裏ワザとして「パンツの裾につける」と紹介されることがあります。女性なら、スカートの裾。そうすると香りが自然に立ち上るといいますが、衣類につけた香水がシミとなって残ることもあります。洗濯しても落ちない場合もあるため、このテクを使う場合は、裏地につけることを覚えておきましょう。

香水で失敗しないために知っておくべきこと

香水の濃度によってつけ方が変わるという常識

香水のつけ方は、種類によって異なります。それぞれ濃度と持続時間が違うためです。濃度が15~30%もあるパルファンは「点でつける」といわれます。ほんの1滴でも十分香り、半日ほど持続します。また、パルファンより濃度が低いオードパルファン、オードトワレは「線でつける」。パルファンよりも広い範囲に付着させます。

スプレーで吹き付けるのは、オーデコロンだけ

もっとも濃度が低いオーデコロンは「面でつける」のがルール。スプレータイプなら肌から10cmほど離して、シュッと1プッシュ吹きつけます。手のひらにとって、広く塗りつけるのも◎です。持続時間が1~2時間と短いため、アトマイザーに入れて持ち歩き、香りが消えたころにつけ直してもいいでしょう。

香水をつけるベストのタイミングって知ってる?

デートで彼女に会う直前につける……悪くはありませんが、香水が本領を発揮するのはミドルノート。塗布してから10~15分程度のトップノートはアルコールのにおいが鼻にツンと来て、香りをトゲトゲしく感じやすいのです。それ以降、香りが落ち着くミドルノートになるタイミングを逆算してつけるのがベストです。

香水をつけ直すときに押さえておくべきポイント

デイリーに使えるオードトワレであれば、香りが最長で5時間ほど続くので、それ以降ならつけ直しはOKです。ラストノートが残っていても、同じ香水であれば違和感なく香りをリフレッシュできます。ただし、鼻がすでにその香りに慣れていたり、汗をかいていたりするので、つける量は少量のみ!

ワンランク上のフレグランステク

「小物を香らせる」テクで、さりげなさアップ!

肌が敏感で香水をつけられない場合でも、香りを楽しめます。ハンカチや文具など、身近なものに少量を吹きつけると、さりげなく香りが広がるので好感度UP! ハンカチをストックしてある引き出しに、香水を軽く染み込ませたコットンを入れておくのも、嫌みのない自然な香り方になるのでオススメです。

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