2016年春夏。今季のデニムトレンドを分析してみた

もはやデイリーウェアとしてなくてはならない存在となったデニム。この春夏も引き続きデニムから目が離せません! 日進月歩のデニム、この春夏のトレンドはいかに!?

まつお ありさ

2016.03.06

今シーズンもデニムは必須。むしろトレンドのアイテムです

はくたびに表情が変化するノンウォッシュデニムや、ヴィンテージのような風合いが漂うものまで、色み、シルエットともに無限のひろがりを見せるデニム。そんななかでもこの春夏は、よりシンプルに、よりミニマムなものが主流の兆しです。”ベーシック””スタンダード”というキーワードを連想させるデニムを狙っていきましょう。つまり、”長く愛用できる”という視点でデニムを選べばこの春夏は安泰です!

トレンド1:薄色人気のなか、大人っぽさを意識するならインディゴ感が強めの濃紺で

今シーズンは、久しぶりに薄色デニム復活の声が挙がっています。でも、大人としてはやはり“大人らしく”キメたいところ。そうなれば、頼るべきは濃紺のデニムです。また、春に着こなしたい、白シャツや白スニーカー、ボーダートップスやスウェット、紺ブレなどの魅力を引き立てつつ、自身の存在感も抜群に発揮してくれる点が◎。狙うなら、ノンウォッシュ、もしくはワンウォッシュくらいのデニムがおすすめです。

ストレートシルエットのデニムに柄シャツをオン。白シャツが全体の着こなしに抜け感を持たせてくれています。裾はさりげなくロールアップ。黒のレザーシューズで上品顔のデニムを、さらにきれいめに昇華しています。

シャツの赤いラインが、デニムのインディゴによく映えています。軽めのロールアップではなく、15cmほど大胆にロールアップをして差別化を。これにより、ハイカットのブーツの存在感も引き立ちます。全体的に落ち着いた色みで構成しているため、カジュアルながらも“小僧感”がゼロなところが好印象な着こなしです。

キャップやスニーカー、アウターなど、ダークトーンでまとめたシンプルコーデ。落ち着いた色みを多く使っているので、裾をロールアップして足元に抜け感を持たせたのが正解です。ニットの裾からチラ見せしたシャツも◎。

全体をインディゴブルーでまとめた、上品なカジュアルコーデ。ギンガムチェックをシャツと靴下に取り入れて、遊び心を演出しています。濃紺のコーデによ映えるイエローを、要所に散りばめている点もおしゃれですね。エンジ色のマーチンもデニムにぴったりです。タイドアップする着こなしであれば、やはりデニムは濃紺をセレクトするのが正解!

トレンド2:やっぱり、ストレートなシルエットが使える!

ストレートデニムには、脚のシルエットをすっきりと見せてくれる効果があります。Tシャツやニット、シャツなど、トップスのアイテムを選ばない汎用性の高さにも注目しておきたいところです。フルレングスでもロールアップでも、シルエットのよさを崩さないので、足元のアレンジもしやすく使い勝手のよい一本。ヘビーユースになることは間違いないでしょう!

裾をカットオフして、トレンドの9分丈としてリユースした着こなしサンプル。黒いトップスとライトブルーのコントラストが絶妙。レイヤードした白シャツが着こなしのアクセントになった、春らしいデニムスタイルです。

リーバイスの501の裾をロールアップした軽快なコーデです。淡いトーンが春らしいチェックシャツを合わせて、より爽やかに見せています。清潔感のある真っ白なシューズを添えて、シンプルながらも上品な着こなしへとアップデートしていますね。

ベーシックなスウェットと、ストレートデニムで究極のシンプルを体現したサンプルコーデ。着こなしのポイントはローファーをチョイスしたこと。品を感じさせるコーディネートですが、ロールアップした足元で抜け感を加えているあたりのバランスがお見事。

トレンド3:あの人気ブランドのデニムは見逃せない!

ますます注目度が高まり続けているデニムブランドといえば『A.P.C.』。ストレートからタイトまで、シルエットのバリエーションも豊富にラインアップされています。まず手にするなら”デニムを育てる”という意味でも、ウォッシュのかかっていないリジットデニムを選んでみよう。ワークなイメージが強いデニムも、この一本を投入することで清潔な印象に格上げされる。

シンプルなオフホワイトのニットに細身のデニムを合わせて。スリムフィットなので、太めにロールアップをしても足元がもたつくことがない。黒いレザーのサボを合わせて、足元に存在感をプラス。

細身のデニムは、オーバーサイズのアウターとも相性抜群。むしろ、大きめのアウターと細身のパンツの合わせは今っぽく決まる注目の着こなしです。ローファーは素足で履いて、春らしい軽やかさを。

ストレートデニムとTシャツは往年の鉄板コンビ。キャップやスニーカーで少年らしさを演出。子供っぽくならないように、デニムはワンウォッシュレベルのものをチョイスするのが正解です。

トレンド4:春夏シーズンにこそ活躍させたいホワイトデニムもあり

春夏にこそ活躍させたいのがホワイトデニム。「デニムなんだけどデニムっぽくない」きれいな着こなしが叶う救世主です。一方でスラックスやチノパンにはない、デニムならではのカジュアルな風合いやコーディネートができる汎用性の高さも魅力。ホワイトデニムに挑戦したことのない人は、これから紹介するサンプルをしっかりチェックして!

淡いブルーのタートルネックカットソーとホワイトのデニムパンツで、シンプルながらも上品な着こなしに。足元には、カットソーと同系色のスリッポンをセレクトし、軽快なムードを高めています。

ベージュ×ホワイトは、こなれ感を生み出してくれる名コンビ。インナーにはチェックシャツを取り入れつつ、ホワイトデニムで一気に爽やかさと軽さを投入。さらに、白スニーカーも合わせれば、春のお手本ともいうべきコーデが完成!

トレンド5:シャープさを狙える細身は2本目としてチェック

2本目としてキープしておきたいのがスキニー。縦長シルエットを強調してくれるスキニーは、ゆるめのトップスやオーバーサイズのアウターとも好相性。スキニー×モノトーン、スキニー×春コートの組み合わせは、簡単に今っぽい着こなしに見える合わせ方です。サンプルから、真似できそうなテクニックはどんどん盗んで春の着こなしに取り入れて。

ブラックスキニーをメインにしたモノトーンコーデ。少し大きめの白シャツをまとうことで、ほどよいゆるさをプラスしています。そのぶん、レザージャケットはコンパクトなものをチョイスしてメリハリを!

『ユニクロ』のスキニーデニムを使った着こなしもスプリングコートを合わせれば、季節感とトレンド感のある着こなしへと昇華。インナーは白を選んでモノトーン仕上げに。キャップや眼鏡でアクセントを投入したのも◎

KEYWORD関連キーワード
ジーンズ
RECOMMENDEDあなたにおすすめの記事

ダントンといえばウールモッサ。洗練された名作アウターは大人コーデと相性抜群!

シンプルな見た目とスマートなサイズ感、さらには高い保温性を誇る『ダントン』のウールモッサ。今季も要注目の素材ならではの魅力や、同素材のアウターを一挙ご紹介。

Freeamericanidol編集部

マフラー巻き方の基本。6パターンのプロセスを紹介

寒い日ばかりが続く今日この頃、マフラーが手放せませんよね。そこで、毎日のマフラー使いのバリエーションを増やすべく、即マネできちゃう基本的な巻き方をご紹介します!

編集カツラガワ

ドクターマーチンの3ホールが、どんな服装とも相性抜群

『ドクターマーチン』は誰もが知るシューズブランドの名門。数多くの傑作を世に送り出してきた同社ですが、とくに大定番の3ホール(1461)は大人の日常にピッタリです。

山崎 サトシ

6つの基本を押さえよう。ニット帽のおしゃれなかぶり方

秋冬のおしゃれに取り入れたいニット帽。でも合わせ方がわからない……という人も案外多いのでは? ニット帽のかぶり方、選び方、取り入れ方をまとめてご紹介します!

Freeamericanidol編集部

コーデが即、大人顔に。ベージュコートを取り入れる4つのコツ

冬のコーデを大人っぽく彩るなら、ウールコートに手を伸ばすのが近道。とくにここ数年のトレンドとして、着こなしが柔らかくなるベージュの注目度が高まっているんです。

Freeamericanidol編集部

使い勝手抜群! カーキパンツで作るコーディネート集

旬なミリタリーテイストを連想させるカーキ色のパンツが人気。ジーンズに匹敵する汎用性と新鮮みを両立する有能なアイテムなので、1本持っておいて損はありません。

平 格彦