ボストンタイプのメガネでつくる春のコーディネート

緩やかなフレームラインで、好感度な顔つきに見せられるボストン。だからこそ、着こなしも気をつけたいところ。そんなお悩みを、ここですっきりと解消していこう。

宮嶋 将良

2016.02.29

“ボストンタイプ”って、こんなメガネです

ウェリントンの後釜として人気のあるボストンは、おむすびを逆さまにしたような逆三角形のレンズシェイプが特徴だ。この名の由来は、50年代にアメリカのボストンで流行したことから採用された。やわらかい印象を演出できるため、コワモテ男子は積極的に活用すべし。

ボストンタイプのメガネが似合う顔型は?

前述したように、ボストンタイプのメガネはその丸い形状が最大の特徴。シャープな顔つきをやわらかく見せるほか、「顔が少し大きめで、よく怖がれる……」というメンズにもおすすめしたい。

今春のおすすめ! ボストンタイプのメガネたち

まだまだ加熱するクラシックフレームブームの立役者のひとつである、ボストンタイプのメガネ。そんな旬のアイテムを取り入れない手はない! そこで今もっとも活躍できる傑作フレームを紹介していこう。着こなしのアクセントづけとして、フル活用すべし。

アイテム1『レイバン』RX3447V

さまざまな年代から人気を集める『レイバン』のメガネは、オールメタル製のもの。フレームラインが細く繊細な表情にまとまっているので、掛けるだけで温かみとともに知的な顔つきを演出できる。テンプルはフレキシブルに動くので、顔をやさしくホールドし、抜群の掛け心地を約束。またリム周りに細かい彫金を施すことでデザイン性を高めた作りと、細部にいたるまで手抜きのない仕様となっている。

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アイテム2『ツェツェ』ボストン8-47

高品質でありシンプルで使いやすい。そして遊び心を意識した、モードな大人を演出できるのが『ツェツェ』だ。日本のメガネ産地である福井県鯖江市の職人が手がけているため、品質の高さは折り紙付き。赤みがかったデミ柄をフレームに採用することで、クセのある顔つきを演出できる。ノーズパッドはアジアンフィットになっているのでどんな鼻でもしっかりフィットし、長時間掛けていてもずれ落ちないで済む。

アイテム3『オリバーピープルズ』シェルドレイク-J

ファッショニスタから高い支持を獲得する、アメリカの老舗アイウェアブランド『オリバーピープルズ』。小ぶりでありながらも存在感があり、こなれた印象づけに最適なモデルだ。クラシカルの象徴であるキーホールブリッジや飾り鋲などを取り入れることで、レトロなムードを盛り上げてくれる。フロントとテンプルを繋ぐ蝶番は5枚仕様のため、フレームの開閉がスムーズで破損も少なく、機能が充実している点もポイントだ。

アイテム4『ボストンクラブ』ウィンダム04

福井県鯖江市に本社を構えている『ボストンクラブ』のメガネは、ややフロントを釣り上げたフォックス気味のデザインが特徴だ。フレームラインの面取りを丁寧に行い、エッジの効いたシルエットにまとめている。そのデザインと、肉厚なフレームのおかげで、一発で存在感を与える顔つきに。またアジアンフィット仕様のノーズパッドは高く設定されているので、掛け心地のよさを実感できるはず。

アイテム5『越前國甚六作』甚ノ七-4-47

メガネ職人である父親”甚六”の名を受け継いだ長谷川正行氏が手がけるブランド。メガネ職人がすべて手作業によって製造しているため、品質の高さはお墨付き。光沢があるセルロイドをベースに、ブリッジやヒンジ部分に彫金入りのメタルを使い分けることで、フレームのデザインのアクセントに貢献。ブラウンをベースとしたべっ甲柄がメガネに温かみを与え、やわらかく人懐っこい顔つきへと演出できる。

ボストンタイプのメガネにマッチするアイテムは?

ボストンタイプのメガネが持つ存在感を際立たせたい場合は、身につけるものも慎重になりたいところ。ではそれは一体? という疑問を解決すべく、フレームとの相性のいいファッションアイテムをお届けしよう。これさえ覚えておけば、もう怖いものなし!

『チャンピオン』リバースウィーブ スウェットプルパーカー

本国アメリカはおろか、現在日本でも圧倒的な人気を誇るスウェットの定番ブランド『チャンピオン』。ボストンタイプのメガネが持つやさしげなイメージを、プルオーバーならではのやわらかい雰囲気と重ねることで、より好感度を上げることができる。また洗濯する時に起こる縮み、網目を逆にすることでその原因を解消する技法を採用し、寒さが残る春先でもしっかり保温性を確保できるのだ。

『RRL』デニムパンツ

ラルフ・ローレンの考えるビンテージを忠実に再現した『RRL』。一番の魅力は、アメリカの服飾文化を物語る、妥協なきもの作りだ。そんなタフなデニムも、ボストンタイプのメガネとの相乗効果で、バランスの取れたスタイリングにまとめることができる。所々に施したビンテージ加工が洒脱なイメージを演出し、軽装になりがちな春の装いを一発で格上げできる。少々お値段は高めだが、長年履き続けられることを考えれば適正なコスパと言える。

『ボルサリーノ』ハット

帽子類の中で特に人気を集めているのがハット。そこでおすすめしたいのが1857年にイタリア・アレッサンドリアにて誕生した『ボルサリーノ』。同ブランドは、ファッショニスタたちの間で愛される帽子専業ブランドで、その紳士的なルックスはボストンタイプのメガネと相性抜群。ハットとメガネによって中間的な雰囲気へとなじませることができ、程良いヌケ感を披露できる。『ボルサリーノ』ならば、その上質感も楽しめるはずだ。

ボストンタイプのメガネを使った着こなし

ボストンタイプのメガネを購入し、それに合うアイテムもゲット。でもどんな着こなしをすれば……、と思う方々のための、着こなし例を紹介していく。どれもイマドキな装いなので参考にして、自分なりの工夫を加えて洒落者になっていこう!

天地幅が広くやわらかい印象を持つボストンタイプのメガネを、ネイビーのウインドペン柄ステンカラーコートとグレーのケーブル編みニットで、リラックス感を持たせた上品コーデ。インナー以外のアイテムをネイビーにまとめた点も、好印象につながる着こなしテクだ。

インナーダウンを中心に、流行のアイテムを取り入れた着こなし。一点一点のアイテムに男性っぽさがあり、硬くなりがちなコーデだが、ボストンタイプのメガネを投入するだけでやわらかい印象へとアレンジできる。

ドルマンニットにリブ付きスウェットパンツというリラックスコーデに、ボストンタイプのメガネをセレクト。足元はローファーを合わせることでスタイリングが引き締まり、きちんと感を生み出している。またべっ甲柄のフレームとトップスの色合いが近いため、自然となじんでくれるところもポイントのひとつ。春の主役になりうるこの着こなしは、覚えておいておこう!

ブラウン系のスーツやネクタイだけを見ても、おしゃれなビジネススタイル。こうした着こなしに合わせるならば、細身のフレームを選ぶのが正解。ボストンタイプのメガネならば、コーデ全体をやわらかく見せてくれるため、大人らしい着こなしを確立させることができる。

ネップ素材のパンツやローファーなど、クラシカルな趣にボストンタイプのメガネが相性抜群。プルオーバータイプのパーカーを合わせれば、程良く力が抜けた着こなしに。

ハットや薄色デニム、インナーダウンなどの旬アイテムを盛り込んだコーディネート。メタル素材が使われたボストンタイプのメガネを取り入れることで、カジュアルながらも大人らしい印象にまとめている。

ナンバリングのデザインが特徴的なカットソーや、『アディダス』のスーパースターでスポーティなコーデを確立。履きこまれた雰囲気のデニムパンツでカジュアルな印象を強めながらも、ボストンタイプのメガネで知的な印象もサポート。小物によって、ほかのアイテムの印象を緩和することで大人らしいムードをキープしている点が◎。

振り返って考える、コーディネートの注意点

ゆとりのあるレンズシェイプと緩やかなフロントデザインで、やわらかい印象へと変えることができるのがボストンの魅力。その雰囲気を壊さないためにも、スタイリングはシンプルにまとめることが得策だろう。そしてカラーもあまり使わないことで、メガネの存在感をグンとアップできる。これを肝に銘じて、おしゃれを思いっきり楽しんでみよう!

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春の着こなし・コーデ
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