【特集】夏のシンプルTには、“脱シンプル”な腕時計

春コーデ決定版! 大人が春服を楽しむための10のポイント

30代にふさわしい春のメンズファッションを総特集。定番アイテムの活用術や旬の着こなし、さらにはセンス良く見せるテクニックまで、幅広く春服コーデを解説します。

平 格彦

2019.03.11

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“きれいめ:カジュアル=6:4”こそ、春服を着こなす黄金比

「休日だから、思いきりカジュアルに」という気持ちはわかります。とはいえ、年相応の着こなしを意識しないのは大人として考えもの。休日でも上品でこなれ感がある装いが、やはり理想ですよね。

春服でコーディネートを作るポイントとなるのが、“きれいめ”と“カジュアル”の割合を“6:4”にすること。たとえばスウェットにジーンズのようなカジュアル服だけではなく、襟付きのシャツを取り入れて、きれいめのアイテムをMIXしましょう。なお、6:4はアイテム数の比率でなく、アイテムの露出面積の割合で考えるのがポイントです。

“きれいめ”か“カジュアル”か。春コーデに多く用いられるアイテムを区分してみた

では、春服のなかでどのアイテムが“きれいめ”で、どのアイテムが“カジュアル”なのか。デザインによっても異なりますが、基本的に以下のように分類されます。

■きれいめアイテム
・コート
・ニット
・カーディガン
・シャツ
・チノパン
・スラックス
・レザーシューズ

■カジュアルアイテム
・ブルゾン
・Tシャツ
・スウェット
・パーカー
・カットソー
・ジーンズ
・ワークパンツ
・スニーカー

春コーデを考えるときは、これらの露出する(見てわかる)分量を“きれいめ6:カジュアル4”になるよう意識しましょう。

もちろん、“清潔感のある着こなし”は春もキープしましょう

“きれいめ”と“カジュアル”の割合を6:4にする方法をご紹介する前に押さえておくべきは“清潔感”。

清潔感とは、ボロボロの服や離れた場所からでも目につく柄&色を取り入れた奇抜なコーデではない、好印象な着こなしのこと。(肌や髪、ひげを整えているのが前提ですが)ベーシックなアイテムを正しく着れば、清潔感のあるスタイルを実践するのは簡単です。

このアイテムの選び方を軸にしつつ、トレンド感も念頭に置いて、“きれいめ”と“カジュアル”の割合を6:4で着こなしを作りましょう。そんな、春のメンズファッションを構築するうえで押さえておきたいポイントを10個ご紹介します!

春コーデを作るポイント1:きれいめ要素高めのステンカラーコートで品の良さを主張

スポーツMIXスタイルが定番となった今、ブルゾンをはじめとするカジュアルなライトアウターが気になるところ。しかし、品の良さがあるファッションを目指すならコート類がおすすめ。なかでも、秋冬のロング丈ブームの延長で注目されているステンカラーコートはぜひ押さえておきましょう。

ビジネス色が強いステンカラーコートには抵抗があるという方もいるかと思いますが、今は各ブランドともカラー展開が豊富。サイズ感もさまざまですから、オン・オフを問わず活用できる1着が見つかるはずです。

コーデ1ステンカラーコートを使った、春らしい軽快さを感じさせる基本の着こなし

はじめてステンカラーコートを手に入れるなら、スタンダードな色みのベージュがおすすめ。いかにもビジネスマンなカラーですが、ジーンズやスラックス、ネイビーベースのボーダーカットソーなど、30代メンズの大好物アイテムと相性抜群です。写真のスタイリングは、コートやスラックスなどのきれいめアイテムを中心に、スリッポンとリュックでカジュアル感を投入したバランス感が見事。旬と清涼感、そしてきれいめとカジュアルのバランスを体現しています。

■きれいめアイテム/ステンカラーコート、スラックス
■カジュアルアイテム/ボーダーカットソー、スニーカー

コーデ2ネイビーのステンカラーコートを使った清潔感あふれる装い

ネイビー系のステンカラーコートもベージュに次いで取り入れやすく、選択肢に加えたいカラー。ネイビー系の色もトレンドを問わず着られて、30代メンズのワードローブとも相性良く合わせられるのが特徴です。コーデは、ステンカラーコート+ブルーのシャツというビジネスライクなトップスですが、ハンパ丈のボトムスとスニーカーで大人カジュアルを体現。シンプルなのにこなれ感のある着こなしはぜひ参考にしてみてください。

■きれいめアイテム/ステンカラーコート、シャツ、メガネ
■カジュアルアイテム/アンクル丈のパンツ、スニーカー

コーデ3爽快感MAXのアクセントカラーを取り入れた応用コーデ

周りと差を付けたいけど、悪目立ちはしたくない。そんなときはライトブルーのステンカラーコートがおすすめ。ジーンズをメインとする人も多い30代男性のワードローブとも相性良くハマるうえに、適度なアクセントカラーとしても機能してくれます。アウターの色みを強調するなら、ほかのアイテムは落ち着いたトーンで構築するのが正解。こうすることで悪目立ちせず、大人っぽくまとめることができます。

■きれいめアイテム/ステンカラーコート、レザーシューズ
■カジュアルアイテム/ブラックジーンズ

春コーデを作るポイント2:オックスフォードのBDシャツでカジュアル感と清潔感を両得

簡単にきれいめなムードと清潔感を打ち出せるアイテムといえばシャツ。とくにブロード生地のシャツ(=ワイシャツ)は簡単に清潔感を演出できますが、カジュアル服と合わせるのは難易度高め。そこで選びたいのが、程良くカジュアルに仕立てられた1枚。その代表と言えるのが、オックスフォード生地で仕立てられたボタンダウン(=BD)シャツです。

ボタンダウンシャツは、もともとスポーツのポロ競技で使われていたウェアを参考に作られたといわれているため、人気のスポーツテイストも手に入ります。

コーデ1ボタンダウンシャツを使った“こなれ感”のある基本コーデ

汎用性の高さを考慮すると、必須は白かライトブルーのオックスフォードボタンダウンシャツ。清潔感を振りまくことはもちろん、定番のジーンズからクセのあるアイテムまで何にでも馴染む汎用性の高さも特徴です。こちらのコーデは、グレーのパンツやスニーカーなど、ペールトーンで構築しているのが大人らしさのカギ。生真面目に映りがちなスタイリングは、シルバーアクセサリーで程良くカジュアルダウンさせるのもおしゃれですね。

■きれいめアイテム/ボタンダウンシャツ、チノパン
■カジュアルアイテム/スニーカー、シルバーアクセサリー

コーデ2定番柄のボタンダウンシャツを生かした大人なスタイリング

柄のボタンダウンシャツを選びたい場合は、“きれいめ”と“カジュアル”のバランスに優れたギンガムチェック柄がおすすめ。小さめのチェック柄で色が2色なので、主張の強い多色使いのチェック柄とは異なり、カジュアルになりすぎません。タックインして着こなせば、きれいめな印象もアップします。足元はパンツ丈を短めに設定し、スニーカーを主張させてトレンド感もしっかりキープしています。

■きれいめアイテム/ボタンダウンシャツ、メッシュベルト
■カジュアルアイテム/ジーンズ、スニーカー

コーデ3デニム・オン・デニムで都会的に仕上げた上級コーデ

デニム生地で仕立てたボタンダウンシャツも30代男性と好相性。こちらもカジュアルな印象ときれいめなイメージがちょうど良いバランスなので、ラフな着こなしにもすんなりとハマります。着こなすなら、デニム・オン・デニムのコーデがイチ押し。デニムシャツで多く見られるウエスタンデザインのタイプだと武骨なラギッドスタイルになりがちですが、ボタンダウンタイプなら都会的にまとまります。

■きれいめアイテム/ボタンダウンシャツ
■カジュアルアイテム/ジーンズ、スニーカー

春コーデを作るポイント3:定番のジーンズは薄め・細めで、季節感をゲットせよ!

カジュアルアイテムを代表するジーンズですが、細めの美脚シルエットであれば、ラフになりすぎる心配はありません。

また、色落ちしていないリジッドジーンズがもっともクリーンな印象ではありますが、色落ちやダメージ加工がされたものも細身シルエットの1本ならカジュアルに寄りすぎません。さらに丈が短めのタイプを選べば、はくだけでこなれ感も簡単に演出できるのがうれしいところ。長めの丈が好みなら、ロールアップして調整するのもOKです。

コーデ1ネイビーの清潔感を最大限に活用した基本コーデ

随所にダメージ加工が施されたジーンズは注目度の高いアイテム。とはいえ、肌が露出するようなダメージ加工だと清潔感が欠けてしまうので、写真のような当て布が施されたタイプがGOOD。着こなしはここ数年人気の西海岸風にスタイリング。海を感じさせるサーフスタイルがベースのスタイリングなので、ニットで“きれいめ”感をフォロー。トップスから足元までネイビー系で統一し、ワントーンに仕上げることで清潔感を演出しています。

■きれいめアイテム/ニット
■カジュアルアイテム/ジーンズ、スリッポン

コーデ2加工感のあるジーンズを、コートで覆ってバランスをコントロール

加工感のあるヴィンテージライクなジーンズは、ポイントさえ気を付ければオールマイティに使えるアイテム。上品なトップスを合わせてバランスを整えることが、もっとも有効で大切なポイントです。ここではステンカラーコートを羽織ってきれいめなイメージをプラス。インナーやスニーカーは本来カジュアルなアイテムですが、白いワントーンのタイプを選ぶことでクリーンかつ上品な印象を振りまいています。

■きれいめアイテム/ステンカラーコート
■カジュアルアイテム/ジーンズ、カットソー、スニーカー

コーデ3ハイセンスなシャツで大人な個性をMIXした技巧派コーデ

程良いユーズド感のある色落ち、そして細めシルエット&丈短めのジーンズは、前述の通り着回し力が抜群に高いアイテム。多くのアイテムと相性良くマッチしますが、王道的に着こなすなら襟付きシャツと革靴でシンプルにスタイリングするのがおすすめ。シャツはストライプ柄を組み合わせた個性的なデザインながら、ベースの着こなしがシンプルなのでごちゃごちゃせずにすっきり見えます。

■きれいめアイテム/シャツ、レザーシューズ
■カジュアルアイテム/ジーンズ

春コーデを作るポイント4:春色を取り入れて旬度アップ。ペールトーンを活用しよう

春に注目度が高まるのがペールトーンです。淡い色みかつピンクやグリーンなどアクセントとなるため、ブラックやホワイト、ネイビーなどのベーシックなカラーとどう組み合わせるかが鍵となります。

おすすめしたいのは、スタイリングで色みのメリハリを付け過ぎないこと。比較的明るいカラーパレットのコーディネートのなかに組み込むか、隣り合うアイテムと明るさを揃えることで、ペールトーンの印象が悪目立ちすることなく今っぽいムードを盛り上げる起点になるんです。

コーデ1取り入れやすい足元にペールトーンを採用した基本の着こなし

白のカットソーや黒のカーディガン、ベージュのチノパンなどのスタンダードなアイテムを使いつつ、足元にペールトーンを取り入れたコーディネート。ダークトーンとライトな色みとのバランスはもちろん、ジャストサイズの着こなしも見習いたいところ。靴とパンツの明るさを揃えているので、足元が自然に馴染んでいます。

■きれいめアイテム/カーディガン、チノパン
■カジュアルアイテム/カットソー、エスパドリーユ

コーデ2チェックシャツでペールトーンを取り入れれば簡単!

ペールトーンを取り入れるのに抵抗がある人は、チェックシャツでベールトーンを取り入れるのがおすすめ。シャツ自体の配色のバランスが整っていれば、コーディネートにも組み込みやすいからです。さらに今回は、シャツよりも明るめのパンツをセレクト。本来はシャツとパンツの色を合わせるのがセオリーですが、あえてパンツを明るくすることでシャツの存在感を適度に抑えています。アウターを重ねることで、ペールトーンの見える面積を調節することも可能です。

■きれいめアイテム/シャツ、チノパン、メガネ
■カジュアルアイテム/スニーカー、ウエストバッグ

コーデ3パンツでペールトーンを主張した春らしい軽妙なコーデ

ペールトーンのややワイドなパンツで春らしいニュアンスを思い切り主張したコーディネート。定番カラーに近いブルーを選びつつ、適度に品がある定番のボタンダウンシャツを合わせることでバランスを整えています。シャツとスニーカーをホワイトで統一し、清潔感を最大限まで高めているのもポイント。アイウェア&キャップの小物類を個性を加味し、細部まで手抜きのない着こなしに。

■きれいめアイテム/シャツ、チノパン、メガネ
■カジュアルアイテム/スニーカー、キャップ

春コーデを作るポイント5:オフでも着られる大人の新定番。セットアップをモノにする

ビジネスシーンとは異なる“THE 大人”のコーディネートとして人気を集めているセットアップも要チェック。合わせるインナーやシューズによって印象が大きく異なるため、自身のキャラクターやシーンに応じてコーディネートを組みましょう。とはいえ、まずはスタイリングの引き出しを増やすことが先決です。

コーデ1セットアップ×白いカットソーで爽やかに仕上げた基本形

セットアップのコーディネートは、白のカットソーを取り入れるだけでおしゃれにキマります。ただし、気をつけたいのがインナーのサイズ感。オーバーサイズすぎるとジャケットのシルエットがくずれてしまうため、ジャストサイズが鉄則です。足元にスポーティなランニングシューズを据えることで、程良くカジュアルダウンしているコーデテクはぜひ参考に。

■きれいめアイテム/セットアップ
■カジュアルアイテム/カットソー、スニーカー

コーデ2シンプルなシャツを組み込めば簡単に品格アップが可能!

より上品にセットアップを着こなすならば、インナーをシャツにシフトするだけでOK。バンドカラーシャツを組み合わせれば、より今っぽいコーディネートに仕上がります。スポーツサンダルというセレクトが、きれいさとカジュアル感のバランスをうまくまとめている点にもご注目。

■きれいめアイテム/セットアップ、シャツ
■カジュアルアイテム/スポーツサンダル

コーデ3ジャケット×ショートパンツで築いた大人コーデ

ジャケットとショートパンツとのセットアップも、この春おすすめしたいスタイリングの1つ。こちらは、先述したペールトーンをセットアップと組み合わせることでコーディネートのアクセント役に。ブラウンスエードのローファーでカラーバランスを整えた理想のコーデに仕上げています。夏を見据えてこんなコーディネートもバリエーションとして押さえておきましょう!

■きれいめアイテム/セットアップ、ローファー
■カジュアルアイテム/ポロシャツ

春コーデを作るポイント6:鮮度抜群。オープンカラーシャツでリラックス感を楽しもう

リラックス感のあるコーデが引き続き人気のため、オープンカラーシャツの注目度も高いまま。いつもの着こなしに取り入れるだけで今っぽさをアシストしてくれるので、取り入れないのは損です。ボタンを留めて着用するか否かによって着こなしの印象が変わるので、その点も含めて好例をチェックしてみましょう。

コーデ1オープンカラーシャツらしいリラックス感を生かした基本形

シャツとパンツのゆったりとしたシルエットが、オープンカラーシャツのらしさを引き立てたコーディネート。光沢感がある素材の1枚を選ぶことで、さらにクリーンな印象を演出しています。

■きれいめアイテム/シャツ、スラックス
■カジュアルアイテム/スニーカー

コーデ2ダークトーンの落ち着きとシャツの抜け感でバランスを最適化

オープンカラーシャツはリラックス感を醸しますが、イージースラックス+ローファーで大人らしいムードに。ダークトーンで構成して着こなしに落ち着きを感じさせつつ、くるぶしを見せることで抜け感も加味。ボタンをすべて留めることで大人な雰囲気を高めています。

■きれいめアイテム/シャツ、ローファー
■カジュアルアイテム/イージースラックス

コーデ3オープンカラーシャツをアウターとして活用した絶妙コーデ

ボタンをすべて外すことでオープンカラーシャツをライトアウター感覚で着こなしたスタイリングです。リラックス感が際立つ大きめのシルエットを選ぶことで、アウターとしても使いやすくなっています。それぞれのアイテムはベーシックですが、着こなしやサイズ感でおしゃれに見せることができるというお手本です。

■きれいめアイテム/シャツ、チノパン
■カジュアルアイテム/カットソー、スニーカー

春コーデを作るポイント7:Gジャン+Tシャツを軸にして、こなれた着こなしを築く

インナー使いも人気ですが、やっぱりGジャンのシーズン本番は春。合わせるアイテムを選り好みすることがありませんが、Tシャツを合わせてシンプルにまとめるのがおすすめです。Gジャンはカジュアルなアウターなので、きれいめなパンツを合わせてバランスを整えるのが原則。コーディネートの実例を見れば、Gジャンの実力は一目瞭然です!

コーデ1白のTシャツをセットしてクリーンに仕上げた基本コーデ

Gジャンの王道はインディゴブルー。そのインナーにホワイトを効かせると、たちまち清潔感あふれるコーディネートが完成します。当然、上品なパンツを合わせるのも忘れずに。ここではオーセンティックなチノパンをセレクト。色落ちの少ないGジャンを選ぶことで、大人なバランスに調整しているのもポイントです。

■きれいめアイテム/チノパン
■カジュアルアイテム/Gジャン、Tシャツ、スニーカー

コーデ2ボーダー柄のTシャツをセットして清潔感をアップさせた装い

ヴィンテージ感のある色落ちGジャンはラフな印象になるはずですが、爽やかなボーダーTシャツを合わせることでカジュアル度を抑制。ブラックのパンツとスニーカーでクールに引き締めています。無造作で大人なバランスにまとめた好例!

■きれいめアイテム/ウールパンツ
■カジュアルアイテム/Gジャン、Tシャツ、スニーカー

コーデ3ペールトーンのTシャツで今春らしさを演出した旬な着こなし

シンプルなアイテムばかりのスタンダードな着こなしにも見えますが、実はインナーが淡いイエローグリーン。旬なペールトーンをダークなGジャンで包み、色の配分を巧妙に整えています。やや大きめのTシャツをタックインすることで、こなれ感を演出した着こなしにも脱帽!

■きれいめアイテム/テーパードパンツ
■カジュアルアイテム/ジージャン、Tシャツ、スニーカー

春コーデを作るポイント8:コーチジャケットで大人ストリートを手軽に楽しもう

80~90年代の雰囲気を感じさせるストリートスタイルの人気はまだまだ継続しそうな気配。象徴的なアイテムのなかでも比較的シンプルなコーチジャケットを取り入れることで、大人っぽくてストリート感もあるハイブリッドなスタイルが楽しめます。具体的なテクニックを実例から学んでください!

コーデ1モノトーンでまとめて落ち着きを与えた基本コーデ

コーチジャケットを含めた全身のアイテムをモノトーン基調で揃えると、大人なバランスにまとめるのも簡単です。コーチジャケットがカジュアルなアイテムなので、パンツは上品なタイプを選ぶのが定石。ストリート感を生かすなら全身をややルーズなシルエットに、またクールに引き締めるならスリムにするのがポイント。ここでは、旬なトラッド調のチェックパンツを選びつつ、全身のシルエットでストリート感も主張!

■きれいめアイテム/チェックパンツ
■カジュアルアイテム/コーチジャケット、スウェットパーカー、スニーカー

コーデ2同系色を軸にすることで大人なバランスに仕上げた着こなし

コーチジャケットを筆頭に全身を同系色でまとめると、上品なムードの演出が可能。大人なバランスのコーディネートが完成します。定番カラーの同系色にするセオリーに沿って、ベージュ系で統一。品の良さと春らしい軽快感を兼ね備える雰囲気がおしゃれです!

■きれいめアイテム/チノパン、メガネ
■カジュアルアイテム/コーチジャケット、カットソー、スニーカー、キャップ

コーデ3さり気なく個性のあるコーチジャケットを選んだ新鮮コーデ

コーチジャケットの人気が続いているため、さまざまなアレンジを加えたタイプが登場しています。そんなコーチジャケットで個性を演出するのもおすすめ。ここで選んだ1着は、フェードブルーの色みが絶妙。しかもメルトン生地を使っているため、上質なムードを感じさせます。ほかのアイテムはモノトーンでまとめ、主役のコーチジャケットを引き立てているのもポイント。

■きれいめアイテム/タートルネックニット
■カジュアルアイテム/コーチジャケット、ジーンズ、スニーカー

春コーデを作るポイント9:きれいめアイテムのニットだからこそ今っぽい遊び心をMIX!

上質なニットはきれいめアイテム。とくに目の細かいハイゲージは品の良い印象です。だからこそ、少しくらい遊んでも大人な雰囲気がなくなることはありません。おすすめは、カラーやデザインで個性を演出すること。トレンドを取り入れても大人っぽく仕上がるので、気軽にトライしてみましょう!

コーデ1チルデンニットを使った今季らしさを振りまくコーデ

トラッドなテイストの人気が続いているなか、その代表的なアイテムであるチルデンニットもスポットを浴びています。V字型のネックラインが主張してくれるので、シンプルに着こなすだけで新鮮な印象。コートのインナーとして使っても存在感を発揮してくれます。この着こなしは、モノトーン+ネイビーできれいめにまとめたお手本。

■きれいめアイテム/ニット、チェスターコート
■カジュアルアイテム/ジーンズ、スニーカー

コーデ2アクセントカラーを効かせてスタイリング全体を鮮度アップ

この春はネオンカラーを筆頭に、鮮やかなカラーがトレンド。上品なニットで取り入れてシンプルに着こなせば、大人っぽくて今どきなカジュアルスタイルが簡単に築けます。ここではイエローのニットをセレクト。色以外はシンプルなデザインなので、意外と着回しやすいアイテムです。さらにトレンドのチェック柄イージースラックスを合わせ、今っぽい雰囲気を上乗せ。

■きれいめアイテム/ニット、チェックパンツ
■カジュアルアイテム/スニーカー

コーデ3存在感のあるカラーブロックニットを使った個性派コーデ

色使いで切り替えたインパクトのあるニットも注目株。ニットのカラーパレットから定番カラーをピックアップし、パンツをはじめとするほかのアイテムにも使用すると落ち着いたムードで着こなせます。このコーディネートでもニットから黒を拾い上げ、スラックス、スニーカー、ニットキャップをシンクロ。

■きれいめアイテム/ニット、スラックス
■カジュアルアイテム/スニーカー、ニットキャップ

春コーデを作るポイント10:こなれ感を演出! 春コーデで真価を発揮する着こなしテク

冬と比べて服装が薄着になる春は、周囲と着るものが被りやすく差別化が難しいもの。反対に、同じようなアイテムを取り入れているのに、なぜかあの人は自分と違ってアカ抜けている気がする……そう感じることもあるかもしれません。

そんなときに挑戦したいのが、シャツの袖をまくってアクティブ感を引き出したり、襟に立体感を出してマニッシュに味付けしたりするちょっとした着こなしテク。我々が無理なく挑戦できて、30秒もあれば完了できる5つのテクニックをご紹介します。

着こなしテク1トップスのレイヤードは、春仕様にシフトして

レイヤードとは重ね着のこと。つまりTシャツにシャツ、カットソーにパーカーといった着こなしもレイヤードに入るのですが、おすすめしたいのは、カットソー×シャツの組み合わせ。

この組み合わせの良いところは、冬に挑戦したニットやスウェットシャツを重ねた着こなしの延長で取り入れられること。それぞれの着丈と袖丈のバランスにさえ気を付ければ、簡単に取り入れることができます。逆のシャツ×カットソーのコンビよりも洒落感を出せるのも高ポイントです。

着こなしテク2シャツの袖をまくって、抜け感を演出

シャツ1枚でも、カットソーやニットと合わせるときも、袖は少しまくったほうが断然おしゃれ。無造作にまくり上げて、ラフな印象に仕上がるよう挑戦してみましょう。きれいにまくるのでなく、ラフに腕を出すくらいのニュアンスがポイント。簡単にこなれた雰囲気が演出できます。

袖のボタンをすべて外し、肘のあたりまで大きくひとまくりしてください。その端をさらにもうひと回り、長さによっては2回り折り返してみましょう。このとき、シャツの手首に当たる袖先を写真のように少しだけ見せるのがポイントです。

着こなしテク3場所がキモ。襟に立体感を出そう

シャツの襟を立てていないときよりも、襟を立てたときのほうが深めのVラインができ、首をすっきりと長く見せることができるテクニック。といっても、全部立ててしまうとバランスが悪く映ってしまうので注意しましょう。

襟を立てるときは、シャツの後ろ襟のみを立てるのがポイント。鏡の前で全部立ててからバランスを見て、半分くらい折ると良いでしょう。写真のようなカジュアルめのデザインシャツであれば、あえて襟をクシャッと手でつぶしてから立ててみると、こなれ感のある着こなしにまとまりますよ。

着こなしテク4今シーズンもハンパ丈がハンパなく使える

今どきの旬なニュアンスと春らしい軽快なムードを手軽に演出するには、くるぶしがのぞくくらいのハンパ丈のボトムスをチョイスするという手が有効です。ボトムスとシューズのあいだに空間が生まれることで、適度な抜け感が生まれて洒脱さがアピールできます。手持ちのパンツを活用するのであれば、裾を2~3cm幅で折り返して長さを調整するというのも有効。ジーンズを折り返す際は、セルビッジと呼ばれる耳付きデニムの1本を選びましょう。

着こなしテク5旬度満点。タックインをモノにせよ

きれいめな要素を高める着こなしテクとして有名なタックイン。ほかの着こなしテクと比べると難易度は高くなりますが、“きれいめ”と“カジュアル”のバランスを調整するのに有効なテクニックといえます。

挑戦する際に注意したいのが、ベルトを取り入れること。タックインするとウエスト周辺がすっきりする半面、寂しくなりがちなのでベルトをアイキャッチとして活用しましょう。シャツの裾先はビシッときれいに入れるのではなく、少したるみを持たせるとベター。きれいにタックインしてしまうと“わざとらしさ”が出てしまうので、たるみを持たせてナチュラル感を演出しましょう。

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