リー(Lee)のデニムアイテム総特集! 定番に見る、名門の魅力

リー(Lee)のデニムアイテム総特集! 定番に見る、名門の魅力

『リー』といえば、デニム業界に燦然と輝く名門中の名門。改めてこの老舗ブランドを解剖し、魅力や定番、おすすめモデルまで余すところなくご紹介します。

山崎 サトシ

2018.07.08

リー(Lee)
ブランドまとめ

デニム業界の金字塔。『リー』ってどんなブランド?

1889年に、ヘンリー・デヴィッド・リー氏がアメリカのカンザス州にて創業。ただし、設立当時はジーンズのブランドではなく、食品と雑貨の卸売りを行っていました。1911年より、デニム衣料の生産をスタート。後にハリウッドスターのジェームス・ディーン氏が映画「理由なき反抗」で『リー』のジーンズを着用したことがきっかけで、その人気に火がつきました。ちなみに、ここ日本にブランドが本格上陸を果たしたのは1970年代のこと。現在は『エドウィン』が販売を手がけています。

多くの人に愛され続ける『リー』。その魅力とは

『リー』のブランドの魅力を3つに絞ってピックアップ。ファッションシーンでリスペクトされ続けるのには、やっぱり理由があるんです。

魅力1美しくタテ落ちする左綾デニム

大半のデニムブランドは右綾織りの生地を使っていますが、『リー』では左綾織りのデニム地を採用しています。一般的に、デニムに使われる糸は左撚り。撚り方向と同じように左綾で織ると、糸の撚りが締まって綾目が際立つんです。加えて、右綾と比べてハッキリとタテ落ちするのも左綾デニムの特徴です。

魅力2定番モデルを基本としつつ、トレンドに合わせてアップデート

『リーバイス』、『ラングラー』とともにデニム界のビッグ3として君臨する『リー』。ジーンズの歴史を作ってきた同ブランドの逸品は、トレンドに流されることのない普遍的なデザインをベースとしながらも、時代にマッチしたアップデートも行うことで今もなお多くの人々に愛用されています。

魅力3社会環境に配慮した生産背景

実は、デニム製造が環境に与える負荷は相当なもの。そんな状況を変えるべく、『リー』は素材に農薬未使用のオーガニックコットンを用いたり、浄化能力に秀でた排水処理層を取り入れたりと、環境にやさしいモノ作りを実践しています。たとえば、このジーンズもウガンダ製のオーガニックコットンを中心としたブレンド綿を使用。地球の未来を考えた生産背景も、人々から支持される理由の1つです。

『リー』の誇る定番モデルとは

ここからはブランドを象徴するマスターピースをフィーチャー。いずれもデニム好きであれば持っておきたいアイテムです。

定番モデル1101Z

『リー』の最も有名なジーンズといえば、やはりスタンダードストレートの「101」。原型となるモデルが誕生したのは、1920年代のことです。いわゆるリーライダースと呼ばれるのも、このモデル。ジェームス・ディーン氏が、公私ともに愛用したジーンズと言われています。史上初めてジップフライが搭載されたジーンズとしても有名。ジーンズの1つのスタンダードとして、近年は実に多くのバリエーションを展開しています。

写真の「101Z」では14.4オンスのがっしりとした肉感の生地を使用。1960年代のモデルをイメージした奥深いインディゴカラーも我々を魅了します。左綾織が見せる独特の色落ちも相まって、経年変化が実に楽しみです。

定番モデル2203

「203」も「101Z」同様に、『リー』を代表する1本。膝から下がキュッと絞られた、現代でも通用するテーパードシルエットが最大の特徴です。下で紹介する「205」とは対照的にウエスト周りはゆったりしていて、はき心地に窮屈さはありません。こちらのモデルでは、素材に良質なオーガニックコットンをブレンド。さらに、エアーウォッシュという環境負担のきわめて少ないエシカルな手法で洗い加工が施されています。

往年の『リー』と同じく、トップボタンの取り付け方向は指定されていないので、ボタンに入るロゴはさまざまな方向を向いています。それもまた“アジ”でしょう。

定番モデル3205

タイトフィットの「205」はコンパクトな腰周り、そして裾へ向かってのストレートなレッグラインが印象的。このモデルでは武骨感のある14.4オンスデニムを生地にピックアップしています。生産履歴(綿の原産国など)を記載したギャランティカードが付くことからも、クオリティへの自信がうかがえますね。

近年リニューアルを果たし、ステッチの運針が一層細かくなった「205」。これにより、耐久性が今まで以上に向上してます。そう簡単に破損しないので、がっつりローテーションに組み込みたいジーンズ好きにとってもうれしい限りです。

ジーンズ以外のデニムアイテムもピックアップ!

『リー』はジーンズ以外のデニムアイテムでも数多くの傑作が揃います。持っておいて損はない逸品をいくつかセレクトしてみました。

アイテム1ウエスターナー

「ウエスターナー」は1959年にデビューを果たした、歴史あるジージャン。現行品はシルエットが今っぽくアップデートされていて、すっきりと着ることが可能です。このモデルでは精巧なヴィンテージ加工が施されており、最初からあたりがはっきりと浮き出たこなれた風合いを存分に楽しめます。

アイテム2ストームライダー

ブランケット素材のライナーやコーデュロイ襟で防寒性を確保した、定番デニムジャケットの「ストームライダー」。今の時期は主役として着られ、冬にはインナーとして活躍します。身頃に補強のため配されたジグザグのステッチがデザインアクセントとして絶妙に機能!

アイテム3ロコジャケット

「ロコジャケット」は鉄道工員に向けて1920年代から作られているジャケット。パッチポケットはスマートフォンがすっぽり入るサイズで、現代人のライフスタイルにもマッチします。シャツのような軽やかな着用感なので、いつものスタイリングにさっと羽織れる気軽さがうれしい仕上がり。

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