憧れる!ステータス感のあるブランド腕時計の番付発表

憧れる!ステータス感のあるブランド腕時計の番付発表

腕時計趣味が高じたら、このくらいはつけなきゃ……そんな憧れを抱かれているブランドがあります。『ロレックス』をはじめとした、ひとつ格上のブランド腕時計をご紹介。

黒野 一刻

2015.11.21

腕時計

つけていると見られる目が変わるブランドで番付しました

歴史、伝統、メカニズム、外装、デザイン……あらゆる面においてバランスがよく、ブランド名が伝われば、着用している人を見る目まで変わってしまう。腕時計一本で頭ひとつ抜けた存在のステータスブランドを私の独断と偏見により番付しました。

主にステータス感があり、抜群の知名度を誇るのが『ロレックス』や『オメガ』ですが、その傑出したメカニズムによってファン層の心をキャッチした歴史的逸話はもはや神話です。そんな2ブランドに追随するコアなファンご用達ブランドも含めて取り上げます。

横綱:実用腕時計はここから始まった『ロレックス』

完全防水のオイスターケース、全回転ローター式の自動巻き機構パーペチュアル、瞬間日送りカレンダーのデイトジャスト……腕時計の三大発明と呼ばれるメカニズムを『ロレックス』は実現。数々の冒険に着用され、その逸話によって高級腕時計の代名詞となりました。

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ドレスウォッチに見せてスポーツモデル並みです

オイスターケースなどの技術は卓越していて、100m防水などドレス系のデザインでも他社のスポーツモデル並み。オイスター、パーペチュアル、デイトジャストの名を冠したこのモデルこそ、『ロレックス』の代表です。

大関:腕時計を最初に市販したブランド『オメガ』

腕時計のルーツには諸説あるのですが、量産品の市販の記録が残っているということでは、1900年の『オメガ』の腕時計が最古といわれています。アンティークでも『ロレックス』に迫る層の厚さで、クロノメーター級の高精度で知られ、伝説的な腕時計も多いです。

スピマスなどハイミッション体質

現在の『オメガ』は、破格の耐磁時計が俄然注目されていますが、元々ハイミッションに対応する高スペック時計の宝庫でした。その代表が、月面に唯一降り立ったスピードマスター。時計ファンならぜひ持ちたい一本です。

関脇:航空クロノグラフのトップブランド『ブライトリング』

創業者のレオン・ブライトリングはパイロットになりたいと願い、その空への思いを、代々クロノグラフに注いできたブランドです。航空計算尺を搭載するなど機能性を追い求め、現行の旗艦モデルもイタリア空軍アクロバティックチームの公式時計がルーツです。

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航空時計の完成形を実現

現行モデルのフラッグシップであるクロノマット44からして、視認性、操作性、高精度を極めた航空時計の完成されたスタイルにして、最高のクロノグラフです。特に自社製ムーブメントの完成度は、業界随一といえます。

小結:時代を作り上げた時計ブランド『パネライ』

第二次世界大戦の頃からイタリア海軍特殊潜水部隊が愛用した門外不出の軍用モデルというミステリアスな歴史と、その大型で分厚いケーススタイルで大人気となったブランドです。今もクラシックヨットなど海の男を中心に、世界中で愛されています。

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一時代のトレンドを築いたトレンドセッター

時計の市販を開始したのは1993年ですが、『パネライ』ならではのスタイルは追随者を生み、“デカ厚”という流行を生み出しました。このルミノールという時計は、そんな流行の原点になった、まさにトレンドセッターです。

前頭:モータースポーツ系の頂点ブランド『タグ・ホイヤー』

長年、フェラーリチームやF1グランプリそのものの公式計時を担当し、現在はマクラーレンチームとのパートナーシップが30年にも及ぶなど、モータースポーツとの関係は切っても切れないブランドです。カレラ、モナコなど伝説級の時計もラインアップします。

何よりも見やすいという機能性第一

カレラに見られるように、見やすさなど機能性を突き詰めるブランドです。クロノグラフ計測の表示を第一に考えたダイヤルデザインは、このブランドならでは。モータースポーツに重要な計測を極めているのです。

十両:質実剛健なイメージ通りのブランド『IWC』

時計雑誌で“やりすぎ体質”“体育会系”などといわれ、スイスのドイツ語圏のメーカーらしい完全主義が時計にもにじみ出ています。複雑時計でもスポーツモデル並みの品質検査を課すなど信じ難い話も飛び出し、高度なスペックと機構を持ちあわせているブランドです。

真摯な時計作りが感じられます

このポルトギーゼは、腕時計で海洋クロノメーター級の精度の時計をと注文を受けて生まれたものです。完璧主義な時計作りはブランドの根底に染みついており、2015年の年次カレンダーモデルも隙がありません。

幕下:最強の自動巻きクロノグラフ『ゼニス』

1969年に登場した草創期の自動巻きクロノグラフ・ムーブメント、エル・プリメロがあまりにも有名です。生産停止の危機を乗り越え、量産されているクロノグラフと条件をつければ、未だに世界最速の3万6000振動という超ハイビート。その名声は絶大なものです。

時計の見せ方も巧みなんです

3万6000振動は時計の精度を司るテンプというパーツの1時間の振動数です。これが多いほど、精度が高い理屈となります。そのハイビートを文字盤に見せる時計をラインアップするなどキモの見せ方も堂に入っています。

三段目:セイコーはセイコーでも、特別なんです『グランドセイコー』

実用ブランドでも『セイコー』は取り上げますが、“社内ブランド”として『グランドセイコー』は別格扱いです。超精密な年差クォーツ、クロノメーターを超える精度の機械式、『セイコー』ならではのスプリングドライブを搭載する国産最高峰のコレクションです。

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時計本来の精度を追求

『グランドセイコー』は『セイコー』の中でも“精度”にこだわり尽くして誕生しました。セイコーの技術者の持てる力をすべて投入されており、それゆえ、外装の仕上げも格別で、別個のブランドとして認識されるわけです。

序二段:ステーショナリーからトータルブランド『モンブラン』

『モンブラン』はマイスターシュトックで有名な万年筆メーカーでしたが、ステーショナリーからトータルブランドへ発展する過程で、1990年代から時計事業に参入。スイス国内に時計製造の拠点を持ち、今や時計事業が本業では?と思わせるほどの熱の入れようです。

この時計がすべてを変えました

このニコラ リューセック クロノグラフで、『モンブラン』は自社ムーブメントを完成させ、堂々たるマニュファクチュールの仲間入り。以後はレベルの高い複雑モデルも連発し、時計業界にしっかり地歩を築きました。

序の口:ステータスブランド中のエントリーに『ボーム&メルシエ』

『ボーム&メルシエ』は、ラグジュアリーブランドのグループであるリシュモングループのエントリーブランドと見られていますが、実はスイスでも屈指の名門ブランドであり、堅実なメカニズムで支持者も多く、まさに時計ファンの裾野を広げるブランドなのです。

伝統的なデザインのよさがあります

長い歴史の中で、デザイン面ではクロノグラフに良作が多く、現代においてもこのクリフトン然り。オーソドックスなスタイルで、奇をてらわない上品な面持ちがおすすめしたい理由です。

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