30代男性が目指すべき “普通のおしゃれ”って?

30代男性が目指すべき “普通のおしゃれ”って?

大人らしい “普通のおしゃれ” に迷っていませんか? 奇抜なアイテムを選ぶのではなく、さり気なく何気なくセンス良く見えるコーディネートの基本をお伝えします。

平 格彦

2015.11.12

冬の着こなし・コーデ

普通のおしゃれを作る、5つの条件

センス良く見られたいと思うあまり、個性的なアイテムに頼りたくなったことはありませんか? 個性を追求しても悪くはありませんが、大人らしい無造作なおしゃれを作るポイントはほかにあります。アイテムの選び方を始め、シルエットやカラーリングまで、ここで徹底的に大人のおしゃれについて考えてみましょう。

条件1 :シックでシンプル (=上品) なアイテムを取り入れて大人らしく

大前提として、30歳はもう大人。服装にも “大人らしさ” がないと似合いません。ただし難しいことはなく、シックでシンプルなアイテムを取り入れればOKです。白いシャツはその筆頭。上質なニットやカーディガンも大人らしいムードです。また、アウターがエレガントなだけでも大人っぽい印象になります。

マウンテンパーカ、ワークパンツ、スニーカーというカジュアルになりがちな組み合わせですが、インナーの白いシャツで大人っぽさをプラス。挿し色としても効いています。

学生っぽいムードになりがちなPコート。そのインナーとして、旬なタートルネックのニットを合わせることで、大人らしいニュアンスに仕上げた好例です。

パーカ、ジーンズ、スニーカーというセットは、かなりカジュアル。そこにウインドウペーン柄のチェスターコートを重ねるだけで、こんなにも大人っぽくまとまります。

条件2 :“無地” のアイテムをベースにして着こなしを組み立てる

柄物が悪いとは言いませんが、着こなすにはそれなりのセンスやテクニックを必要とします。ということで “普通のおしゃれ” を目指すなら無地を軸に。装いのベースを無地にすることで、組み合わせの幅もかなり広がります。無地のシンプルなアイテムは品質が際立つので、できる限り上質な素材を選ぶのもポイントです。

総柄を選びがちなアイテムの代表格がシャツ。それを無地にするだけで、こんなにも大人な印象にまとまります。上下ともファストファッションでもどこかシックでおしゃれ!

プリント入りを選びたくなるスウェットシャツも、シンプルな無地のほうが大人なイメージ。この一枚は素材も上質なので、いっそう落ち着いた印象を与えています。

カジュアルなアイテムのなかで上質感が漂う素材と言えば、断然ニット。無地ならその質感がいっそう引き立ちます。スウェットパンツを合わせても、全身無地ならかなり上品。

条件3 :アイテム・カラーリング・小物・着こなしテク。どれかに旬を1割取り入れて

条件1&2を踏まえたコーディネートを原則としつつ、単なるベーシックと一線を画すなら、トレンドの要素を少しだけ取り入れるのが得策。具体的には、全体の1割程度を旬な要素に置き換えるイメージです。わかりやすいのは色使いで、全身の1割くらいの面積で旬なカラーを取り入れると好バランス。アイテム、小物、着こなし術などで取り入れても今っぽさがナチュラルに演出できます。

旬アイテムを取り入れるなら、“タートルネックニット” で首元をポイントに

ここ数シーズンのトレンドとなっているタートルネック。そんな仕様のニットをインナーで取り入れると、定番アイテムのみのスタイリングでも、首周りから新鮮味が広がります。

旬カラーを取り入れるなら、“ホワイト”をアクセントカラーとして挿す

首周りや足元、裾からのぞくインナーなどに旬色を挿すと、トレンド感を無造作に取り入れることができます。今ならホワイトがイチ押し。爽やかな印象も演出できます。

旬小物を取り入れるなら、ツバ広ハットに挑戦してみる

すでに何度か登場していますが、ブリムが長めのハットを被るだけで何だかおしゃれ。シンプルなタイプなら、普通の装いにも取り入れやすく、寝グセ隠しにも重宝(笑)。

旬な着こなしを取り入れるならソックスチラ見せで

暖かい季節は “袖まくり” が無造作感を演出する定番テクですが、今の季節はそれを足元に応用した、ソックスをチラ見せするのがオススメ。抜け感が絶妙で今っぽく映ります。

条件4 :シルエットは細すぎず太過ぎない “ジャスト” が大人の嗜み

若い頃からの名残で、タイトなパンツが好きな人も少なくないようですが、若作りと見られる着こなしは御法度。細身のアイテムは卒業しましょう。その半面、ダボダボなシルエットも絶対NG。ラフで子どもっぽく見えてしまうので、ジャストサイズが最適です。シルエットで旬を取り入る場合も “気持ち” 程度が適量です。

ジャストなサイズに加え、定番的なイメージのアイテムを選んでいるからこそ、大人っぽくまとまっています。ノーカラー×バンドカラーで、旬な要素も適度にミックス。

コートやニットに加え、ジーンズのサイズ選びも絶妙なほど適正。スタンダードなアイテムをきちんと着るだけでおしゃれに見えるというお手本です。挿し色の白も効果てきめん。

アウターは気持ちタイト、パンツは気持ちワイドですが、許容範囲内なので大人っぽくまとまっています。シルエットでトレンドを意識するとしても、このぐらいが大人らしい落ち着いた雰囲気を醸せます。

条件5 :カラーリングは定番カラーをベースに構成する

おしゃれに見せようとして、派手なカラーや奇抜な柄を思い切り取り入れるのは避けましょう。冒頭から説明しているように、あくまでシンプルでスタンダードなアイテムを軸にするのが原則。それは、色使いにおいても一緒です。基本とすべきは、以下の5色程度。強いて言えばカーキ系を加えるくらいでも、十分におしゃれを楽しめます。

フォーマルな装いでも基本カラーとなっているブラックは、着こなしを上品に引き締めてくれる色。アウトドア系などのカジュアルなアイテムこそ黒を選び、大人っぽい印象に。

ブラックと並ぶフォーマルな基本カラー。その一方で爽やかさも持ち合わせています。最近のトレンドでもあるので、オフホワイトを含めて多めに取り入れてみましょう。

モノトーンのひとつということで、コーディネートに取り入れやすい色。ウールやスウェットでは王道のカラーです。上手に着こなすと、都会的なイメージも演出できます。

スタンダードにして、多角的な印象を兼ね備えるネイビー。落ち着きある品の良さ、海を感じさせる爽やかさ、ミリタリー調の男っぽさなど、魅力を意識して着こなしましょう。

レザーの基本カラーですが、広い意味ではチノパンなどのベージュや旬なキャメルもブラウンの範疇に。ソフトの品の良さを備えているので、活用しない手はありません。

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