黒・茶以外の彩りある革靴で、大人のおしゃれを楽しむ

黒・茶以外の彩りある革靴で、大人のおしゃれを楽しむ

容姿端麗な趣に定評のあった革靴も、昨今はスニーカーソールの採用やスタッズの味つけにより使えるシーンが飛躍的に高まった。なかでもカラバリの楽しさは特筆すべき点だ。

菊地 亮

2015.10.11

レザーシューズ

多くの老舗が以前から着手する、レザーの多彩な染色

レザーアイテムといえばブラックとブラウンが一般的。革靴ともなれば、昔から紳士たちの足元を支えてきた伝統靴だけに、格式が優先され変化に乏しかった。しかし、今は多くのブランドで変化のある1足を展開している。秋冬のおしゃれに、これを利用しない手はない。

大人としての威厳も保ちつつ、着こなしを新鮮に見せるのが魅力

ワークジャケットに適度な色落ちのあるジーンズ。男らしさが暗に漂うセレクトながら、ブラックの1足でなく、ネイビーのワントーンでまとめたことにより清々しいイメージに。目を引くのは足元で、定番アイテムでスタイリングしてはいるものの、イギリスを代表する老舗の1足をネイビーに変えたアイテムを採用したことで全身に新鮮さがみなぎっている。

霜降り感のあるグレーのヴィンテージスラックスに『アンティパスト』のソックス、ヴィンテージシューズの味わい深い組み合わせ。色褪せ感のあるグレーとネイビーのコンビが美しいデザインが、足元に上品さと新鮮さを与えてくれる。

革靴ブランドとして定評のあるブランドもカラーモデルを展開

大人のイメージを保ちつつ、着こなし鮮度の向上を狙える色鮮やかなレザーシューズだが、これだけを聞くとアバンギャルドな印象に映り、若者向けブランドで展開されているイメージに。
しかし、それは大きな間違い。紳士に欠かせない、多くの老舗がさまざまなカラーに染め上げ、これまでの名作にちょっとしたウィットを効かせているのだ。
ここでは、なかでも特に注目したいブランドのモデルを紹介しよう。

例えば『クロケット&ジョーンズ』のケントなら

定番カラーのブラックだとワードローブに加えたい、間違いのない名シューズの黒

『クロケット&ジョーンズ』は、英国革靴の聖地、ノーザンプトンで120年以上もの間革靴を作り続ける名門。これまでに数々の名モデルを世に送り出してきたが、なかでもこちらは冠婚葬祭でも使用可能な汎用性とエレガントなルックスがすてきな1足。アッパーに、きめ細やかなアニリンカーフを贅沢に使用した上級靴のブラックは、1足あって間違いのない名作。

旬カラーのネイビーだとストレートチップの名盤をネイビーにすることでモダンさが香る

『クロケット&ジョーンズ』のコレクションのなかでも、オールマイティなストレートチップの名作として知られるこちら。そのアッパーをネイビーに変更することで、トラディショナルな1足がよりモダンに映る。採用しているラストは、丸みのある小振りなエッグトゥの341。甲の高さも程良くとっているため、はき心地も抜群にいい。

例えば『チャーチ』のバーウッドなら

定番カラーのブラックだと女性からの支持も高いブランドの代表作の黒は、オン・オフ使える優れモノ

『チャーチ』は、おおよそ8週間、のべ250の工程を経て作られる正統派英国靴の重鎮。数多くのセレブリティはもちろん、映画『007』のジェームス・ボンドが着用していることでも知られる。そこで異彩を放つ同ブランドのカジュアルな1足といえばこのバーウッド。前身にあしらったブローギングとボテッとしたらラストの81が特徴。

合わせて読みたい:
タフに履ける高級靴。チャーチで英国紳士を気取る

旬カラーのネイビーだとメダリオンに沿ってスタッズを打ち込み、色褪せたブルーで脚色

ブローギングのデザインに沿って丸スタッズを打ち込んだ独創的な演出は、インパクトも十分でとにかく斬新。『ナノ・ユニバース』が別注をかけたこちらは、120年以上の歴史を誇るブランドが革靴の新たな概念をもつニューエイジに向けて作った1足。しかも、ムラ感のあるブルーのアッパーは、足元の挿し色としても威力絶大。

例えば『ジャランスリワヤ』のメダリオンシューズなら

定番カラーのブラウンだと人気ブランドのブラウンカラーは、足元にシックさを呼び込む

アジアを代表する実力派のファクトリーブランドで、日本でも人気の高い『ジャランスリワヤ』。日本でも多く集める『ジャランスリワヤ』のメダリオンシューズは、上品に華を添えるシューズとして特に人気の高いモデル。ビジネスシーンはもちろん、休日の着こなしにもハマるのが魅力だ。

旬カラーのバーガンディだとバーガンディで艶っぽさをさらに増す

ブラウンとは異なり、バーガンディはセクシーさを演出してくれる格好のカラーリング。さり気ない個性と大人の男が放つ色気を同時に手にできる、またとないカラーリングの1足だ。ダークスーツと合わせて、艶っぽいスタイルと合わせるとより雰囲気が増すだろう。

例えば『アルフレッドバニスター』のストレートチップメダリオンシューズなら

定番カラーのブラックだとクラシックなデザインをベースにレーザーによる加工で表現した遊びあるブラック

幅広い年齢層から支持を集める『アルフレッドバニスター』の1足は、一見するとシンプルなストレートチップのメダリオンシューズだが、実はレーザー加工によってメダリオンを表現したユニークなデザイン。定番的に使えるブラックにほんのり遊びを加えた、大人向けの1足だ。

旬カラーのグリーンだと遊び心あるグリーンで崩しすぎずに遊びを追加

ストレートチップの線より先をグリーンに配色した1足は、落ち着きあるトーンに落とし込むことで子供っぽくならず、大人の雰囲気をキープ。オフィスビジネススタイルやカジュアルな着こなしの引き締め役など、コーディネートの重要なポジションとして活躍してくれる。

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