秋冬コーデを成功に導くレイヤードスタイルの作り方

秋冬コーデを成功に導くレイヤードスタイルの作り方

寒くなる秋冬はレイヤードが不可欠。重ね着に便利なアイテムを取り上げつつ、レイヤードのポイントを多角的に解説します。もっと気軽にレイヤードを楽しみましょう!

平 格彦

2018.12.12

秋の着こなし・コーデ
冬の着こなし・コーデ

そもそも、レイヤードとは?

レイヤード(layered)とは“段になった、重なった”という意味。ファッションにおいては“重ね着”を指します。レイヤードする主な理由は保温性を高めるため。ただしそれだけではなく、センスの良さを演出し、コーディネートを楽しむという理由もあります。寒い秋冬シーズンにはレイヤードが欠かせないため、せっかくならばおしゃれを楽しみましょう!

レイヤードに大活躍してくれる、4つの万能アイテム

早速、レイヤードを築くのに便利なアイテムを4種類ピックアップ! もしもワードローブにないとしたら、すぐにでも買い足すことをおすすめします。重ね着しつつ着回していくことを考慮し、シンプルなタイプから揃えるのが賢い戦略です。

アイテム1首周り&裾周りでアレンジ自在の「シャツ」

大人っぽいコーディネート作りに欠かせないのがシャツ。やや薄手で襟が付いているデザインがレイヤードには適しています。王道の白シャツや旬なチェックシャツ、さらに着丈の長さや襟型など、バリエーションが豊富なのも大きな魅力。

アイテム2「ニット」はやっぱり秋冬コーデの強い味方

秋冬シーズンに欠かせないトップスと言えばニット。保温力が高いのは厚手のニットですが、レイヤードすることを主眼に置くならやや薄手のタイプを選んだ方が有効に使えます。ウールやカシミヤの上質なニットだけでなく、機能素材なども視野に入れると選択肢が広がります。

アイテム3「パーカー」はフードの立体感がスパイスに

スウェットパーカーをはじめとするフード付きのトップスは、ほかにはない特徴があります。アウターを重ねるだけで独特なレイヤードが形成できますが、実はインナーを投入することで首周りを一層立体的にアレンジすることも可能。活用しない手はありません。

アイテム4真冬はインナーとしても活用できる「ライトアウター」

デニムジャケット(Gジャン)を筆頭に、ライトアウターをインナー使いしたレイヤードスタイルもすっかり定着してきました。レイヤードするためには、丈の短いタイプを選ぶのが原則。ライダースジャケットやインナーダウンなども活用し、真冬になってもレイヤードを楽しみましょう!

01:「シャツ」を使ったレイヤードのグッドサンプル

ここからはレイヤードスタイルの実例を紹介! まずはシャツを使ったコーディネート。シャツのタイプ別に解説します。三者三様なので、自分にマッチするレイヤードを実践してみてください。

シャツのレイヤード1白シャツ×スウェットシャツで爽快感を最大限に

シャツの中でも白の無地は清潔感が別格。そのクリーンで爽やかな魅力を生かすためには、スポーティなイメージのスウェットシャツを重ねるのがおすすめです。白いシャツが上品な分、スウェットシャツを合わせることで適度に着崩すことができ、こなれたムードが演出できるという利点があります。

シャツのレイヤード2チェックシャツ×無地ニットで旬なトラッド調を演出

今のトレンドであるトラッドなチェック柄を用いたシャツをセレクト。無地のクルーネックニットを重ねることでシャツの柄を首元&裾からのぞかせ、アクセントとして効かせています。ニットの上質感が手伝ってトラッドな品格がさらにアップ!

シャツのレイヤード3裾のポイント作りはロングシャツ×ハイネックで

着丈が長めのロングシャツはレイヤードに重宝。色や柄を問わず、裾からシャツをのぞかせることでアクセント効果を狙えます。その特徴を存分に強調するなら、ネック部分からシャツが見えないようにハイネックのトップスを重ねるのがおすすめ。この実例では、ヴィンテージ調のチェック柄が裾部分で映えています。

02:「ニット」を使ったレイヤードのグッドサンプル

続いてニットを使ったコーディネートのお手本をピックアップ。デザインもカラーもバリエーションが豊富なニットですが、レイヤードに向いているのは薄手の無地。その前提を押さえたうえでトレンドや好みを投影して選んでください。

ニットのレイヤード1カラーニット×白いモックネックで色みを強調!

今季はカラーニットが注目され、カラバリも充実しています。そこで鮮度の高いグリーンをセレクト。クルーネックのニットを選びつつ、同じく旬なモックネックのカットソーを首元からのぞかせ、クリーンなアクセントにしています。白を効かせることでニットの色みを引き立てることもできて一石二鳥!

ニットのレイヤード2タートルネック×ベストで上品トップスの完成

エレガントで大人らしい雰囲気が魅力のタートルネックニットは人気が継続。そのままアウターを羽織る着こなしが主流ですが、ベストを重ねると手軽に気品がアップでき、新鮮味も演出できます。アウトドアテイストが強く出過ぎないよう、やや薄手のベストを選ぶのがポイント。

ニットのレイヤード3新定番として推奨したい、ニットカーディガン×バンドカラーシャツ

ニット地のカーディガンもレイヤードに持ってこい。Tシャツやカットソーの上にカーディガンを重ねるのがカジュアルな着こなしの定番ですが、今ならバンドカラーシャツを合わせるのがイチ押し。ラフ過ぎず上品過ぎないバランスが絶妙で、シャツのボタンを開けることで首元の表情をアレンジできるのも便利。

03:「パーカー」を使ったレイヤードのグッドサンプル

厚手のスウェットパーカーは無地のTシャツに重ねるだけの着こなしになりがちですが、実はインナー次第でムードが変わり、鮮度を高めるのも簡単です。パーカーの種類別にイチ押しのインナーを提案しますので、ぜひ参考に!

パーカーのレイヤード1プルオーバーパーカー×シャツで上品プレッピーに導く

レイヤードが難しいプルオーバータイプのスウェットパーカーだからこそ、重ね着が駆使できると差が付けられます。襟付きのシャツを合わせれば首元に上品なアクセントが加味でき、個性を演出することも可能。白いシャツでクリーンな品格をプラスするのもおすすめですが、今なら旬なチェックシャツをのぞかせてプレッピー調にまとめると新鮮です。

パーカーのレイヤード2ジップアップパーカー×バスクシャツが爽快で万能!

フロントの開き具合でインナーの見え方を調整できるジップアップパーカーはレイヤードに便利。インナーが無地だとルームウェアのような印象になりかねないので、バスクシャツなどを合わせることでボーダー柄をのぞかせてアーバンな印象を強調するのが正解です。マリンテイストの爽やかさも匂い立ちます。

パーカーのレイヤード3アノラックパーカー×コーデュロイシャツで、トレンド感を加速

インナーとして用いるパーカーの主流はスウェット地ですが、アウターとして選ぶならナイロン素材のアノラックパーカーがおすすめ。一気に鮮度が高まります。プルオーバー仕様なので襟元にシャツをのぞかせるのがセオリー。アノラックならではのレトロなアウトドアテイストを強調するため、テイストが似ているコーデュロイシャツを合わせるのがイチ押しです。旬な素材なので一層新鮮に仕上がります。

04:「ライトアウター」を使ったレイヤードのグッドサンプル

ショート丈のライトアウターはロング丈のコートを組み合わせてレイヤードを楽しむことが可能。丈感のコントラストがスタイリッシュな印象を生み出してくれます。インナーとしても使いやすい3大アウターを紹介しつつ、着こなしの実例を解説!

ライトアウターのレイヤード1Gジャン×ステンカラーコートで軽快な大人カジュアルに

インナー使いしやすい軽アウターの筆頭がGジャン。デニムシャツ感覚で着回せるのに加え、丈の短さが新鮮な印象を打ち出してくれます。こちらのサンプルコーデでは色落ちしたGジャンに合わせて全身をやや明るめのトーンで統一。シンプルなステンカラーコートを羽織ることでインナーのレイヤード感を強調しています。

ライトアウターのレイヤード2レザージャケット×チェスターコートでリュクスにアレンジ

本来は男っぽいイメージのライダースジャケットですが、チェスターコートで覆うとラグジュアリーなアクセントとして活用できます。ライダースとコートの色みを合わせるのがさり気なく着こなすポイント。素材感が異なるため、埋没することなくお互いの質感を相乗的に主張し、ライダースのレザー感をリュクスに引き立ててくれます。

ライトアウターのレイヤード3インナーダウン×ダッフルコートがこの冬の本命レイヤード

大人っぽいレイヤードスタイルの理想を具現化したような着こなしです。トレンドのダッフルコートはカジュアルな印象ですが、どこか野暮ったさも感じさせます。そこで、アウトドアテイストやスポーティなムードが強いインナーダウンを合わせ、モダンにアレンジ。コートとインナーダウンの色みを揃えて上品にまとめつつ、白いハイネックでクリーンなアクセントを効かせて一層スタイリッシュなイメージに。

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