フライトジャケット全集 アイテムの種類と着こなし

フライトジャケット全集 アイテムの種類と着こなし

デザイン性と機能性を備えたフライトジャケットはいつの時代も男たちを虜にしてきました。そこで今回は、旬のミリタリーコーデにおすすめのフライトジャケットをご紹介。

大中 志摩

2015.10.03

アウター
ジャケット
ミリタリージャケット

フライトジャケットは、MA-1だけじゃない

フライトジャケットの中でもっとも有名なのがMA-1。毎年セレクトショップ別注モデルなども登場し、ミリタリーアイテムの定番として男女問わず高い人気を誇っている。しかし、MA-1だけがフライトジャケットではない。今回は、モデルの簡単な生い立ちとともにおすすめのアイテムを紹介していこう。

G-1とは

海軍で使われていたM-422に改良を加えて開発されたのがG-1。−10℃〜10℃のインターミディエイトゾーンに対応するアメリカ海軍を代表するフライトジャケットである。襟のムートンボアとチンストラップベルト、腕周りの動きをスムーズにするアクションプリーツ、ボタン止めのフラップポケットが特徴だ。

今選ぶならこれ!『アヴィレックス』G-1 レザージャケット トップガン

『アヴィレックス』を代表する映画『トップガン』でトム・クルーズが着用していたフライトジャケットを忠実に再現したモデル。両袖とフロントに合計10個のワッペンを使い、バックには大きなレザーパッチとワッペンが貼り付けられている。肩には動きやすいようにアクションプリーツ入り。襟のムートンは取り外すことが可能。

今年らしい着こなしサンプルクラシックな要素をMIXして、武骨になりすぎないよう調整

レザーの質感と襟のムートンがワイルドで武骨な印象を与えるG-1は、カジュアルなアイテムとも相性はよいが、大人の着こなしにまとめるならシャツにネクタイを合わせたクラシックMIXな着こなしがおすすめ。重ねたベストはヒッコリータイプを選ぶことで、両テイストがチグハグにならないよう調整した。

MA-1とは

日本でもっとも有名なフライトジャケットMA-1は、1954年にB-15Dの後継モデルとしてアメリカ空軍によって開発された。狭い軍用機内で機材や機器に引っかからないように着丈が短いシンプルなデザインとなっている。遭難時に発見されやすいようにレスキューオレンジと呼ばれる裏地を採用したリバーシブル仕様も特徴。

今選ぶならこれ!『アルファ インダストリーズ』MA-1

冬の定番アウターとして高い人気を誇る『アルファ インダストリーズ』のMA-1。ミリタリーらしい武骨な雰囲気は残しつつ、よりファッション性に昇華させたスリムフィット仕様を採用している。裏地にはマットなオレンジを使用。同ブランドのMA-1といえばドラマ『相棒』で寺脇康文さんが着用していたことでも有名だ。

今年らしい着こなしサンプル旬のタートルネック×ダメージデニムと組み合わせて

上で紹介したように、スリムフィットなシルエットのMA-1は今季トレンドのアイテムとも相性抜群。タートルネックのニットにダメージデニムを合わせて、足元はスリッポン。こんなトレンド感満点の着こなしに羽織るだけで、今っぽくまとまるのがMA-1のよいところ。

B-15とは

B-15は、初の布製ジャケットとして誕生したB-10を原型にしたシリーズ。センターからずれたフロントジッパーや左腕のペンシルポケット付きシガレットケースなどが特徴だ。もともとは布製だったがB-15Bからはナイロン素材に変更されている。

今選ぶならこれ!『ヒューストン』 B-15B

日本で初めてオリジナルのフライトジャケットを生み出した『ヒューストン』。本物のB-15Bが持つ魅力を残しながらも『ヒューストン』流のアレンジが加えられている。ボディにはヘビーピケコットンを使用しているのでナイロンとは違った雰囲気に。メイドインジャパンらしい品質の高さも魅力的なアイテムだ。

今年らしい着こなしサンプルスリムなシルエットにまとめて、洗練された男らしさをアピール

武骨で男くさいB-15をメインに、ジーンズや黒カットソーを合わせたカジュアルかつベーシックなスタイリング。サイズ感を全体的に細めにまとめることで、B-15の持つ武骨な雰囲気を活かしつつ、都会的な洗練コーデに仕上げた。

CWU-45/Pとは

CWU-45/Pは、20年以上使用されてきたMA-1の後継として採用されたアメリカ空軍、海軍の主力フライトジャケット。それまで主流であったナイロン素材では、燃えやすいという欠点があったため、新しく開発された耐火、耐熱性に優れたアラミド繊維素材を最初に使用したフライトジャケットとしても有名だ。

今選ぶならこれ!『アルファ インダストリーズ』CWU-45/P TIGHT

日本人向けにシルエットを細くしているのでよりカジュアルに着こなすことができる。フロント部分に配された大きめのフラップポケットも特徴のひとつ。中綿タイプで袖にもリブが施されているので風を通しにくく保温性も抜群。ブランドロゴが施されたワッペンは取り外すこともできる。

今年らしい着こなしサンプル体格がよければ、あえて武骨に着こなすのもあり

基本的にはMA-1のコーデと同様に全体をスリムにまとめるか、上下どちらかを細めにするなどメリハリをつけるのがおすすめだが、体格がよかったりワイルドにまとめたいなら、上下ともにジャストサイズにまとめるのもあり。ローファーやハット、メガネといった小物で今っぽさを取り入れれば、時代遅れな着こなしにならずまとまる。

L-2とは

1945年頃にA-2の後継モデルとして登場したのがL-2シリーズ。デザインは、MA-1に似ているのだが、主にライトゾーン(10℃〜30℃)と呼ばれる温度域での着用を目的としているので中綿が入っておらず、すっきりとしたシルエットに仕上がっている。裾にある三角形のウエストタブがL-2シリーズの特徴だ。

今選ぶならこれ!『バズリクソンズ』L-2 フライトジャケット

『バズリクソンズ』は、1993年にヴィンテージのフライトジャケットを細部に至るまで徹底的に復刻するブランドとして誕生。こちらのL-2フライトジャケットは軽量ながらも、防風性に優れ、適度な保温力もあるので秋口のアウターとしてもおすすめだ。

今年らしい着こなしサンプルモノトーンコーデに取り入れて、ラフになりすぎないよう調整

細めの今どきL-2以外のアイテムをモノトーンに統一して、カジュアルになりすぎないよう調整。シンプルかつベーシックにまとめて、大人の着こなしに昇華して。

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