男に欠かせないスウェット、今年のトレンド解説

男に欠かせないスウェット、今年のトレンド解説

秋冬のメンズファッションに欠かせないスウェット。本記事では、スウェット=寝巻きではなく、おしゃれアイテムとして取り入れるための着こなし方や選び方をご紹介します。

編集イトウ

2015.09.10

トップス
スウェット・トレーナー
秋の着こなし・コーデ

改めておさらい。スウェットとは

改めておさらい。スウェットとは

運動に適した吸汗性の高いジャージー素材で作られた生地のこと。パイル地のモノもあります。“スウェット”と聞いて皆さんがイメージするスウェットの正しい呼び方はスウェットシャツで、スウェット生地のパンツはスウェットパンツ、そしてフードのついたスウェットをスウェットパーカと呼びます。
素材はコットン100%で構成されたスウェットもありますが、ポリエステルを混紡したスウェットや、伸縮性を考慮してポリウレタンを少量混紡したスウェットもあります。
ちなみに、元来はスポーツ選手が競技の前後に着用していたアイテムということもあって、トレーナーとも呼ばれており、年代が上の方ほどこの傾向にあるようです。

スウェットをおしゃれに着るポイントは、シンプルデザイン、細身サイズ、きれいめMIX

スウェットを選ぶポイント@ シンプルデザイン

スウェットシャツ、スウェットパーカ、スウェットパンツ、いずれのアイテムもデザイン性が強すぎると着こなし難易度が高くなり、着回し力も落ちてしまうので避けた方がベター。
また、おしゃれに自信がない人だと野暮ったいモノを選んでしまう恐れもあるので、装飾があまりないタイプを選ぶ方がよいでしょう。

スウェットを選ぶポイントA 細身デザイン

スウェット=寝巻きのイメージがまだまだ強いアイテムなので、ルーズなサイズ感のモノをおしゃれに着こなすのは難易度高め。スウェット衣類のアイテムは、だらしないイメージを取り払う細めシルエットのタイプを基本的には選ぶとよいでしょう。
また、どうしてもルーズなサイズが好みだという方は、スウェットシャツやスウェットパーカをゆるくするならパンツは細身、スウェットパンツをゆったりはきたいならトップスは細めにするなど、サイズ感にメリハリを出しましょう。

スウェットを選ぶポイントB きれいめMIX

アイテムを選んだら、あとは着こなし方。細身サイズのスウェット衣類を選んでも、前述のように寝巻きのイメージが多少は残ってしまうので、カチッとしたアイテムと組み合わせて払拭しまいましょう。
具体的にはシャツやスラックス、テーラードジャケットなどのアイテムがオススメです。トレンドのバンドカラーシャツや、定番人気のデニムシャツを合わせるのも◎。具体的な着こなし例を取り入れやすい難易度別に紹介します!

▼スウェットシャツ・スウェットパーカのきれいめMIXコーデSAMPLE

1枚で良し、シャツと重ねて良しと秋冬ファッションの要となるスウェットシャツ・パーカ。スウェットパンツと比べると全体的に難易度は低めなので、まずはコチラからチャレンジすることをオススメします!

着こなし難易度☆☆☆☆★スウェットシャツorパーカ×シャツ

スウェットパーカをコートのなかに挟むだけの簡単レイヤードスタイルは、秋・冬のコーディネートに欠かせない重ね着テク。インナーがシャツならよりきれいめ度がUPします。

着こなし難易度☆☆☆★★スウェットシャツorパーカ×ジャケットorコート

スウェットパーカをコートのなかに挟むだけの簡単レイヤードスタイルは、秋・冬のコーディネートに欠かせない重ね着テク。インナーがシャツならよりきれいめ度がUPします。

着こなし難易度☆☆★★★スウェットシャツorパーカ×スラックス

スラックスパンツの持つきれいめなイメージを、スウェットシャツのカジュアルな印象で街着仕様に中和。足元はスニーカーで今日的に仕上げて。

着こなし難易度☆★★★★スウェットシャツorパーカ×シャツ×スラックス

シャツとの重ね着にスラックスを取り入れる着こなしテクの応用がコチラ。MA-1ブルゾンとスニーカーで今の空気感を取り入れて、ハイセンスにまとめて。

着こなし難易度★★★★★スウェットシャツ・スウェットパーカ×セットアップ

カチッとしたセットアップスタイルのインナーにパーカをイン! これだけで大人顔な着こなしにまとまります。足元はやはりスニーカーが今季はデフォルトですね。

▼スウェットパンツのきれいめMIXコーデSAMPLE

足の動きを妨げず、ストレスフリーな着心地が楽しめるスウェットパンツ。トレンドのスポーツテイストを強く打ち出せる流行アイテムの半面、取り入れ難易度はスウェットシャツ・パーカと比べると高めなので、着こなし例を参考に挑戦してください。

着こなし難易度☆☆☆☆★スウェットパンツ×シャツ

だらしなく映りがちなスウェットも、白シャツを加えるだけでタウンな着こなしに。シャツの色と合わせてニットキャップとスニーカーも白系をチョイスして。

着こなし難易度☆☆☆★★スウェットパンツ×ジャケットorコート

デニム地のコートは、カジュアルな素材なのでスウェットパンツとも馴染みやすい。カチッとしたテーラードやコートと合わせるのもありですが、デニム地だとカジュアルに取り入れられます。

着こなし難易度☆☆★★★スウェットパンツ×ニット

コットン100%やポリエステルを混紡したタイプが多いスウェットは、異素材と合わせてタウンユースに昇華するのも手のひとつ。クルーネックニットやカーディガンなどで、異素材MIXに着こなして。

着こなし難易度☆★★★★スウェットパンツ×タートルネックorモックネックカットソー

今シーズン注目されているタートルネックのトップスは、Tシャツの延長で気軽に着られるアイテムながら、ラフすぎない印象。

着こなし難易度★★★★★スウェットパンツ×シャツ×ニット

シャツ×ニットのきれいめコンビにスウェットパンツを合わせれば、ファッショナブルな秋コーデの完成。難易度MAXながらそこまで難しくないので、この秋挑戦してみて。

スウェット衣類を選んで間違いのない定番ブランドと推しアイテム

スウェット衣類選びがわかっても、まだアイテムセレクトに自信がない。もしくは確かなモノを選びたいという方には、定番ブランドとそのなかの今季選びたいアイテムをご紹介。今期のスウェットアイテム選びの参考にどうぞ!

Brand1『チャンピオン』

スウェット界のトップとして君臨し続ける『チャンピオン』は、1919年ニューヨークで2人の兄弟がニット製品の卸販売からスタートしたブランド。その高い品質を認められ、アンダーウェアとしてスウェットのオーダーを受けるようになり、米軍の訓練用ウェアや大学のアスレチックウェアとして注目され、さらに大学生協を通してタウンウェアとして一般の学生へと広がっていきました。
このブランドの特長といえば、米軍の厳しい基準もクリアする高い耐久性・素材・縫製。そして何といってもリバースウィーブでしょう。洋服がタテに縮むのを防ぐリバースウィーブは、スウェットをガシガシ着られる日常着にした最大の発明といえます。

推しアイテム1『チャンピオン』×『シップス』別注モックネックスウェット

『チャンピオン』のリバースウィーブをボディに採用した別注作最大の特長は、何といってもモックネックです。ミニマムなデザインのなかにもトレンド感のある新鮮な1着は、アウターを着たときのレイヤードスタイルも、今の気分を踏襲した雰囲気に仕上げてくれます。

推しアイテム2『チャンピオン』リバースウィーブクルーネックプルオーバー

『チャンピオン』の代名詞であるリバースウィーブを採用するプルオーバースウェットシャツ。シンプルながらラグランスリーブの配色切り替えがアクセントとなり、1着で今日的なスタイリングに昇華することが可能です。

推しアイテム3『チャンピオン』×『エディフィス』別注プルオーバーパーカ

両袖にアイコンとなる『チャンピオン』らしいスポーツライクなストライプを配した、プルオーバータイプのスウェットパーカ。フロントのエンブレムはボディと同色にすることでシックな雰囲気に仕上げた、『エディフィス』らしい別注作です。

推しアイテム4『チャンピオン』×『グリーンレーベルリラクシング』別注スウェットパンツ

トレンドのスポーツを意識して、今季はテニスをフィーチャーした別注作。プリントされた数字はテニスでの点数のカウントの意味で、写真の“30”のほか、“15”と“40”もあります。

Brand2『ループウィラー』

「世界一、正当なスウェットシャツを」をコンセプトに、1999年に登場した日本が誇るスウェットに特化したブランド『ループウィラー』。
熟練した技術を持つ職人の手によって生み出される、着心地のよい吊り編みものだけを世界に発信している『ループウィラー』の特長は、何といってもブランドの語源となっている“吊り編み機”でしょう。
1960年代まではアメリカでも旧式である吊り編み機でスウェットシャツが作られていましたが、今ではアメリカにはこの機械で作られたスウェットは皆無。日本の和歌山で出会った旧式の吊り編み機で作られる1着は、どれも非効率的な生産ながら、ふっくら柔らかな風合いが楽しめます。

推しアイテム1『ループウィラー』×『ビームス プラス』別注スウェットシャツ

ヴィンテージの機能的なディテールである脇下ガゼットを取り入れたマニア泣かせな別注スウェットシャツ。旧式の吊り編み機によって編み出されたミドルウェイトの1着は、ほかでは味わえない抜群の着心地が楽しめます。

推しアイテム2『ループウィラー』×『ゴールデンアワー』別注ダブルジップスウェットパーカ

素材は1年を通して気持ちよく着用できるライトウェイトな生地を使用。フロントはき心地と自由なコーディネートを楽しめるダブルジップを採用しています。サイズがXSからXLまで展開しているので、女性から男性まで愛用可能です。

推しアイテム3『ループウィラー』×『グラミチ』別注ナローパンツ

『グラミチ』の新定番であるナローパンツの股上を浅くし、『ループウィラー』の吊り裏毛スウェット生地(『ビームス』のみで使用されるミドルウェイトのスウェット生地)を採用するスペシャルな1本。足が180度広がるガゼットクロッチやウェビングベルトなどの『グラミチ』ならではのストレスフリーなディテールはそのままに、快適な素材感を採用する1本はこの秋・冬絶対に欲しいパンツです。

Brand3『フィルメランジェ』

スウェットやカットソーなど、とにかく肌触りのよさと着心地にこだわったアイテムを作り出す『フィルメランジェ』。2007年の春にスタートと歴史はまだ浅いものの、すでに日本はもちろん、世界でも確固たる評価を受けているブランドです。
ここの特長は前述のように、肌触りのよさと快適な着心地。素材に対してのこだわりはとんでもなく強く、厳選した天然素材を使用し、さらに“綿”から“糸”、“生地”、そして“縫製”まで自社開発するほど。また、日本製にこだわり、これらの素材を国内の優れた職人の技術で仕立てられているのも特長。
日本のものづくりを強く感じることができる、希有なブランドです。

推しアイテム1『フィルメランジェ』キャスパー

ニットとして編み立てた生地を採用した1着は、ニットとスウェットのよいところを兼ねた珠玉のアイテム。定番のスウェットシャツよりも大人っぽく取り入れられるのが特長です。

推しアイテム2『フィルメランジェ』ジェフリー

超長綿糸の製造工程でふるい落とされた、良質な綿の繊維を集め50%のトルファン綿と掛け合わせて紡績されたリサイクルコットンのラフィーを生地表面に、裏面にはオーガニックコットンを使用したエコなパーカ。

推しアイテム3『フィルメランジェ』チャーリー2

上のアイテムと同じく、リサイクルコットンのラフィーを生地表面に、裏面にはオーガニックコットンを使用したスウェットパンツ。マシュマロのように柔らかい感触は、『フィルメランジェ』ならではの特別なレシピによるモノといえます。

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