10年はける保証付き! 桃太郎ジーンズを徹底解説

10年はける保証付き! 桃太郎ジーンズを徹底解説

家電ではお馴染みの“10年保証”ですが、それをジーンズに付けるのは稀。国産デニムを用いて、職人の手により丁寧に作られた『桃太郎ジーンズ』を今回はご紹介します。

菊地 亮

2015.08.21

桃太郎ジーンズ
ボトムス
ジーンズ
MADE IN JAPAN・国産

ジーンズ1本に漂わせるジャパンメイドの底力とクオリティ

国内におけるデニムの聖地として名高い岡山県児島。同地でデニムが単なる名産と言う枠にとどまらないのは、そのクオリティが世界的にも広く認められているからにほかならない。そこで、職人たちの情熱を体現し、国産デニムの存在価値をより高めたブランドが『桃太郎ジーンズ』である。

『桃太郎ジーンズ』とは

国内でも指折りのテキスタイルメーカーとして知られるジャパンブルーグループの代表的ブランドで、2006年に誕生。確固たる自信のもと作り出されるジーンズは現在、胴丹、出陣、ヴィンテージなど複数のレーベルで展開。そのほとんどに10年保証を義務づけていることからも、彼らの1本への誇りが見て取れる。

『桃太郎ジーンズ』の始まりとも言える2大メインモデル

Model1銅丹レーベル

『桃太郎ジーンズ』のすべての始まりと言っても過言ではないレーベル。ジンバブエコットンを特濃のインディゴ染めで仕上げた国産ジーンズの傑作として広く知られ、そのカラーは純国産ジーンズが製造され始めた当時の青色を表現したオリジナル。こちらの銅丹のほか、オーダーのみの高級ライン、金丹と銀丹もラインアップ。

Model2L出陣レーベル

銅丹レーベルよりもさらに重厚なジーンズを、との要望に応える形で誕生した出陣レーベルは、数あるシリーズの中でもとりわけ高い人気を誇る。銅丹同様に、素材にはジンバブエコットンを採用してはいるが、ヘビーオンスの厚みのある生地は存在感抜群。それを、世界でも類を見ない特濃のインディゴに染め上げている。

双方の比較から2大人気レーベルの魅力をさらに紐解く

上述したように、銅丹レーベルと出陣レーベルは桃太郎ジーンズを語る上で欠かせない2大人気シリーズ。それぞれに込めた職人たちの技術力と確かなたこだわりは変わらないが、仔細に紐解けば各シリーズのジーンズには独自のカラーが落としこまれていることに気づく。それらを比較しながら、改めて双方の魅力に迫りたい。

<銅丹レーベル>体にすんなりなじむ適度な生地の厚みと柔らかさ、色落ちのしやすさがいい

生地に使用しているのは、適度な柔らかさを備え耐久性もあるジンバブエコットンの単一混綿。銅丹レーベルは、ブランド内では比較的ライトな14.7オンスの重さに設定し、より脚へフィットする感触に仕上げている。オールドブルー(クラシックブルー)と呼ばれるカラーは青みが強く、色落ちのしやすさもポイントのひとつ。

<出陣レーベル>ひと際存在感を増した重厚感と濃厚カラーで一躍ブランドの主軸に

ベースとなる生地は銅丹と変わらないが、着目すべきはオンス。周囲の要望に応える形でスタートさせた出陣レーベルのジーンズは、超高密度で打ち込んだ厚みのある15.7オンスのヘビーな1本でハリやコシも十分。その色はブラックを思わせるほどに濃厚で、技術に秀でた『桃太郎ジーンズ』だから出せた色とまで言われる。

<銅丹レーベル>元祖と呼ばれる所以を感じさせるディティールワーク

根本にあるもの作りへの高尚な意志は岡山の職人たちが脈々と受け継いできた経験と技術に裏打ちされている。それはディティールワークにも見て取れ、本藍染の生地を贅沢に採用したヨーク裏やポケットスレーキからもそれは伝わるはず。また、バックポケットに加えた同ブランドを象徴するステッチ、通称“桃ステッチ”もポイント。

<出陣レーベル>ジャパンメイドのプライドを表したバックポケットのアイコン

出陣シリーズの代表的ディティールと言えば、バックポケットに入れられた2本ライン。“日本線”というダジャレを潜ませたディティールで、通称“ジャパンライン”とも呼ばれる。そのラインペインティングからは、国産デニムの誇りとこだわりが見て取れ、メンズ、キッズはホワイト、レディースはピンクで彩られている。

2大スタンダードモデルに勝るとも劣らないアザーモデルも見逃せない

Model1ヴィンテージレーベル

2大レーベルに勝るとも劣らない人気を誇るのが、本格志向を鮮明に打ち出したヴィンテージレーベル。通常であれば、洗いによる縮みを想定し、履き続けるほどに表れる斜行やねじれも加味しながら防縮加工やねじれ防止加工を加えるのが常とされるが、こちらはその加工を一切加えない昔ながらのアプローチで製作されている。

Model2出陣レーベルの1005SP

出陣レーベルの永久欠番であり絶大な人気を誇る1本。ジンバブエコットンの6番手糸を使い、超高密度に織り上げたヘビーオンスのデニム生地で仕上げられ、最特濃のインディゴ染めで染色しているものの芯の白さをしっかり残しているため抜群の色落ちも楽しめる。内側のシームやミミ部分にピンク糸を使った独創性も魅力的。

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