それぞれに強みありのメタルブレスに注目です

それぞれに強みありのメタルブレスに注目です

湿気の多い梅雨から夏場は、革ベルトを消耗品にしてしまいます。ならば、やっぱりメタルブレスレットの腕時計を選びたい。各社が工夫を凝らす作りこみに注目です。

黒野 一刻

2015.08.11

腕時計

ブレスレットは必需品クラス

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時計を使っていて、革ベルトが1、2年でダメになるというのは、日本ではありがちな話です。何しろ梅雨から湿度が高く、夏場の日差しは強烈。汗を吸い、日光にさらされ……の繰り返しになると、手入れをしていても、革製品のヘタりは早いです。特にスポーツ系のモデルであれば、ブレスレットをチョイスするのは必然です。

チョイスの第一条件にもなり得ます

腕時計は腕に着けるからこその腕時計です。腕につけるためのパーツで選ぶ手もありです。実際、つけ心地が悪くて使わなくなったなんてこと、実際にあったりしますから。時計を購入する時には、絶対に試着は欠かせません。ただし、通販で購入するなんてこともあるでしょうから、いいブレスを知っておいて損はありません。

ソリッド感とつけ心地のミスマッチ感

理論的に言えば、ブレスに可動パーツが多いほど着け心地が良くなる道理なのですが、一目見て「硬そう」というブレスにも工夫があって、極上のフィット感を発揮するものもあります。ここでは4つの硬そうなブレスと、見ためにも柔らかそうなメッシュブレス1つの、5つのブレスレット装備モデルを紹介します。

硬そうに見えても着け心地は抜群です

力強さと優雅さと着け心地を兼備『IWC』インヂュニア オートマティック

現行のインヂュニアは、ケースもブレスもソリッド感が半端ない一方で、エッジにきれいな面取りを施すなど、細部のデキがすばらしく、優雅さも兼備。ブレスレットは、大ぶりなH型のコマの側面にプレートをビス留めし、ソリッド感をアップしていますが、接合面の形状に工夫があり、可動域が広いため、つけ心地も良好です。

ギザギザ感と裏腹なソフトさ『ブルガリ』 オクト ソロテンポ

110の面を持つオクトのケースに合わせたためか、このブレスはソリッドを通り越し「ギザギザしてる」という印象です。しかし、プレートの天地は狭く、多くのプレートを接合してできているため非常に柔らかな腕当たりを実現しています。1枚として同じ左右幅のプレートがない、徹底した作りこみにも驚かされます。

圧倒的センスで業界震撼。ブルガリの腕時計に愉悦する

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ジュエラーとして名高い『ブルガリ』が時計界に進出して約半世紀。現在はムーブメントも内製化するほど躍進を遂げている。改めて、時計ブランドとしての実力を検証しよう。

ワダ ソウシ

人間工学の賜物『パネライ』ルミノール マリーナ アッチャイオ 44mm

凸凹を組み合わせたような、独特のダイナミックなシングルプレートを接合していくのが、パネライブレスレットの特徴で、大きなクッションケースにお似合いです。サイドから見ると微妙に曲面を描くようにプレートを成形しているため、このダイナミックさにも関わらず、高いフィット感を発揮します。

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『パネライ』は前例を見ないダイバーズを作り上げたことで知られている。その存在は長く軍事機密とされたが、90年代に晴れて民間市場に進出し現在の地位へと上り詰めた。

ワダ ソウシ

斜めカットが技ありです『ブライトリング』クロノマット エアボーン

5連ブレスですが、比較的幅の広いブレスで、やはり硬そうな印象があります。ただ、よく見るとコマが斜めにカットされ、接合する位置=可動部に微妙な上下のズレが生じており、総じて柔らかく、腕に馴染みやすくなっています。この斜めカットが『ブライトリング』のパイロットブレスレットの大きな特徴なのです。

着け心地では右に出るものなし『ブライトリング』スーパーオーシャン ヘリテージ クロノグラフ 44

非常に細かく鋼線を編み込み、表面を軽くプレスして作るメッシュブレスは、1970年代に流行しました。『ブライトリング』はそれを現代に蘇らせ、新たに再流行させたトレンドセッターです。こうしたメッシュ細工の産地だったイタリア・ミラノにちなんでミラネーゼブレスと呼ばれ、着け心地という点では他の追随を許しません。

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