新潮流!? ラグジュアリー・ダイバーズを見逃すな

新潮流!? ラグジュアリー・ダイバーズを見逃すな

そもそもダイバーズは海に潜るためのもので、実用性があればいい? いえいえ、ただ潜るだけでなく、海辺でカッコよく装えるのも現代のダイバーズの大切な要素です。

黒野 一刻

2015.07.04

腕時計

スペックだけではない…が、ついに本格化

ダイバーズという分野は、スペックに偏重して良し悪しを見がちになります。実用性第一で、何より安全マージンとしての防水能力が端的な数字で比較可能だからです。しかし、それを打ち破ったのが『ロレックス』のゴールドのサブマリーナー。これを追うように、ダイバーズにも高級感を追求する動きが出てきました。

防水の基準は最低満たして、何をプラスする?

もちろん、200〜300mに潜水時間を記録する逆回転防止ベゼルなど、ダイバーズと呼ばれる規格は満たした上で、どのような要素が必要でしょうか? 例えば『カルティエ』が2014年にリリースしたダイバーズは、満を持して投入した自社キャリバーを搭載。ローマンインデックスなどクラシカル&エレガントな意匠が満載です。

高級腕時計としてカッコいいダイバーズを

ゴールドのサブをラインアップし続けた『ロレックス』、ベゼルを美しく仕上げる『ブランパン』、古風なメッシュブレスを合わせた『ブライトリング』、旗艦モデルをダイバーズに仕立てた『オーデマ ピゲ』。豪華客船でも似うカッコいい時計を……年々大きくなるそんな声への回答が、ここに紹介するモデルなのです。

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ダイバーズに埋め込まれたクラッシックスタイル『カルティエ』カリブル ドゥ カルティエ ダイバー

ジュネーブに設けた工房で製造する自社ムーブメント搭載機のダイバーズ仕様です。ダイバーズのISO規格はクリアしつつ、厚さは11mm台に抑え、インデックスはローマ数字を採用し、秒針もスモールセコンドに配置しています。クラッシクな意匠と、現代的な300m防水のダイバーズとの融合は、秀逸な独創的スタイルです。

18KWGケースで豪華300mダイバーズ『ロレックス』サブマリーナー デイト

サブマリーナーは早くからゴールドケース&ブレスのラグジュアリー仕様を展開し、この分野の先駆者です。ゴールドとブルーの文字盤やブルーベゼルの“青サブ”も先代で確立されました。一連の現行モデルは、まずゴールドモデルから登場し、ラグジュアリーな路線を『ロレックス』は大切にしていることが分かります。

サファイアクリスタルでベゼルをコート『ブランパン』フィフティ ファゾムス

『ロレックス』のサブマリーナーと同年の1953年に登場し、現代ダイバーズの祖と言われるモデルです。ケースの造作は、オリジナルに近いダイナミックなスタイルですが、ベゼルの表面をサファイアクリスタルでコート。ダイヤの次に硬い硬度で守られ、耐傷性もアップしつつ、美しく、豪華な雰囲気を醸し出しています。

ビンテージスタイルとメッシュブレスが堪らない『ブライトリング』スーパーオーシャン・ヘリテージ46

ハイスペックダイバーズを得意とする『ブライトリング』で200m防水は、あまりにも普通の数字ですが、1950年代のダイバーズからインスパイアされたスタイルは、半端のないレトロシック。それでいて、文字盤とベゼルはカラフルに彩り、ミスマッチ感が堪りません。メッシュ調のミラネーゼブレスは、出色のデキです。

ラグジュアリースポーツの祖をダイバーズ化『オーデマ ピゲ』ロイヤル オーク オフショア ダイバー

豪華客船やヨットでのクルーズが似合いそうな豪華さと、スポーティスタイルが渾然一体となったモデルです。本格的ダイバーズと呼べる300m防水モデルでも、潜るのが勿体ないくらい。潜水時間の記録は11時のリューズで操作するインナーリングで行い、8角形のベゼルというロイヤルオークらしい意匠を堅持しています。

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