定番&注目アイテム勢揃い。大人にハマる人気ニットブランド10選

定番&注目アイテム勢揃い。大人にハマる人気ニットブランド10選

ニットは秋から冬、さらには春までヘビロテすることになるアイテムだけに、“良いモノ”をゲットするのが正解。というワケで、定評のある人気ブランドから探しましょう!

山崎 サトシ

2018.11.21

トップス
ニット・セーター
定番・名作

購入前に要チェック。ニットは素材とフォルム、色みで大人らしく

まずは大人がどういうニットを選ぶべきかを確認していきましょう。基本的に見ておきたいのは下記に挙げている3つのポイント。これらの要素を押さえたニットなら大人のスタイルにマッチしてくれます。

ポイント1風合い豊かで品の良い天然素材がおすすめ

機能的でイージーケア、さらには価格も控えめと、化学繊維にはさまざまなメリットがあります。ですが、風合いや上品さでいえばウールやコットン、カシミヤといった天然繊維に軍配が上がります。さらに、保温性も化学繊維より優れているケースが大半です。大人が選ぶべきはダンゼン後者! こなれたニットスタイルをかなえられます。

ポイント2ジャケットのインナーとしても着られるすっきりフォルムで

主役として着るのはもちろんですが、大人であればジャケットのインナーとしてニットを着用することも多いはず。そういったケースを念頭に置くのであれば、すっきりとしたフォルムを選ぶのが正攻法。特にローゲージ編みのニットはインナー使いが難しい肉厚なモデルもあるので、可能であれば試着をしておきたいところです。

ポイント3シックに見せられる落ち着いたカラーリング

最後のポイントはカラー。年齢を重ねた大人のワードローブとしては、落ち着いたブラックやグレー、ネイビー、ホワイトなど定番色が良いでしょう。原色系が好みの方もいると思いますが、まずは着回しやすい定番色を押さえる方がベターです。

大人が着たい。10大人気ニットブランド

続けて、3つの条件を踏まえつつ、10大人気ニットブランドとその注目作にフォーカスしていきます。ブランドごとに持ち味はさまざまですが、どこも大人のカジュアルと好相性なのは共通項。自身のスタイルに合ったブランドを探し出しましょう。

ブランド1:最注目候補。温故知新な『アンデルセンアンデルセン』

2009年にピーター・ケアー・アンデルセン氏とキャサリン・ラングレン・アンデルセン氏の夫妻により、海洋国家デンマークで設立。古くより脈々と続くデンマークのニット文化を継承していきたいという2人の思いから、同国に伝わる昔ながらの編み方を今なお踏襲しています。ただし、シルエットはモダンにアップデートされており、今らしいカジュアルスタイルにもフィット。温故知新な作りが評判を呼び、多くの有力セレクトショップで扱われています。

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注目作は……前後対称なデザインとなったセーラーセーター

海軍の古いニットから着想されたセーラーセーターは、前後対称なデザインとなっているのが最大の特徴。もともと「忙しい船乗りたちがニットの前後を気にせずサッと着られるように」との配慮から生まれた仕様です。上質なウールのみを採用し、あぜ編みでしっかりと編み上げられた本作はソフトでしなやかな仕上がり。

ブランド2:アランニットと言えばココ。『インバーアラン』

スコットランドで1975年に創業。アラン諸島の漁師がかつて着用していたニットを起源とするアランニットが、ブランドの展開する主なプロダクトとなっています。とりわけ、熟練のニッターが1着90時間以上を掛けて編み上げるハンドメイドニットは極上の逸品! 完全に手作業で仕上げるがゆえに製作する職人によって微妙に目の詰まり方が異なるのですが、それこそが同ブランドの味。ちまたにあふれる大量生産品とは違った趣を備えています。

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注目作は……唯一無二の上質な雰囲気を持つクルーネックニット

ブランド自慢の定番モデルといえば、やはりクルーネックタイプの1Aでしょう。英国で紡績された最高級グレードのウール糸のみを選び抜き、熟達したニッターがオールハンドメイドで編み上げます。防寒性抜群の肉厚感あるボディですが、シルエットはジャストサイズなため、スマートな着こなしにも難なく溶け込んでくれますよ。

ブランド3:“THE・大人顔”の『ジョンスメドレー』

設立は1784年という英国を代表する由緒正しきニットブランドで、2013年にはロイヤルワラント(英国王室御用達)の称号を得ています。創業時から今日まで家族経営を続けているブランドとしても有名。そして『ジョンスメドレー』といえば、編み目が非常に細やかなファインゲージニットが人気。シーアイランドコットンやメリノウールといった上質素材を使って繊細に編み上げられたニットは、言うまでもなく最高の風合いです。

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注目作は……近年復活を果たしたポロカーディガンが爆売れ中!

2016年の秋冬より復活を果たしたパーウィッシュは、セレクトショップで売れまくっている人気銘柄です。ご覧のとおり、首元のポロ襟が最大の特徴。シンプルなルックスの無地カーディガンに、さりげなく遊び心を演出してくれるんです。もちろんボディはファインゲージ仕様で、厳選された良質なメリノウールのみを使っており温かさがあります。

ブランド4:懐古的な製法に定評アリ。『S.N.S ハーニング』

1931年にニット大国であるデンマークで産声を上げた『S.N.S ハーニング』。創設された当初は、主に海へと出る漁師たちに向けて防寒性に優れたフィッシャーマンニットを手掛けていました。そのクオリティが徐々にファッションシーンで評判を呼び、今ではワールドワイドなニットブランドして認知されるように。最先端のマシンではなく、古くから続くトラディショナルな製法を駆使してじっくりとニットを作り上げています。

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注目作は……質実剛健さにエレガンスを融合した珠玉の1着

ミドルゲージのがっしりとしたリブ編みニット。それでいてエレガンスな雰囲気を感じるのは、マーセライズコットンと呼ばれる特殊加工のコットン素材を用いているからです。綿でありながらシルクのようなツヤ感を備えているのが同素材の美点で、毛羽立ちを抑えるうれしい効果もアリ。さらに、今日的なすらりとしたタイトフィットも高ポイントです!

ブランド5:世界最古&シームレスニットの先駆けと言えば、『ドルモア』

スコットランドで1773年に誕生した『ドルモア』は、世界最古のニットブランドとして知られ、かのジョージ5世やウインザー公も愛用していました。また、今では多く見られるようになったシームレスニットを世界で初めて世に送り出したのも実はココ。2001年にはイタリアのニット会社が『ドルモア』ブランドを買い取り、拠点を同国のブレシア・クインツァーノにシフト。伝統を受け継ぎつつ、イタリアのモダンエッセンスも巧妙に織り交ぜたコレクションを発信しています。

注目作は……ふんわりとした肌触りのクルーネックニット

オーストラリアのジロン地方の子羊から刈り取った、ジロンラムウールを使用しているクルーネックニット。この素材はラムウールの中でも特に上質とされ、肌触りは驚くほど滑らか。ニットにありがちなチクチク感はまったく感じさせません。また余計なもたつきのないスマートフォルムもみどころ。風合い豊かな素材感とも相まって、ジーンズやスラックスにさらりと合わせるだけでもサマになります。

ブランド6:ハイエンドなニットが魅力の『ジ エルダー ステイツマン』

『ジ エルダー ステイツマン』はロサンゼルスを拠点としているファッションブランドで、2007年にグレッグ・チェイト氏によって発足。カシミヤのブランケットからコレクションをスタートさせ、今は最上級のカシミヤ繊維を用いたぜいたくなニットがアイコンアイテムとなっています。ニットの紡績や染色をロサンゼルスの自社ファクトリーにて行うなど、マテリアルだけでなく仕立てにも徹底したこだわりを持つハイエンドなブランドです。

注目作は…… “一生モノ”となりうるリュクスなニット

ブランドを象徴するカシミヤ100%のプルオーバーニット。驚くほどのフワフワ感と程良いヌメりは極上カシミヤならではの特性です。保温性もかなりハイレベル。ラグジュアリーを極めた1枚ゆえ、プライスは当然安価ではありませんが、一生付き合える相棒となってくれそう!

ブランド7:毎日でも袖を通したくなる『ルトロワ』

フランスのシャンパーニュ地方で2008年に産声を上げたニット&カットソーブランド。フレンチクラシックを感じさせるデザインと、毎日でも袖を通したくなる心地良い着心地が人気の理由です。有力セレクトショップのコラボモデルが非常に多く発表されているのも魅力的です。加えて、素材使いと仕立てにとことんこだわりながら、プライスは比較的抑えめというコストパフォーマンスの高さも強み。トータルバランスに優れたブランドです。

注目作は……リラクシングな風合いとやさしい肌触りのローゲージニット

今季も引き続きトレンドとなっている、モックネックタイプのローゲージニット。あぜ編み特有のリラックスした雰囲気も印象的な1着です。素材はウールをベースとして、保温性と風合いを高めるべくカシミヤをぜいたくにMIXしました。なお、本作は肩周りの楽なラグランスリーブ仕様を採用しており運動性も良好!

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ブランド8:注目度再燃の実力派。『グランサッソ』

イタリアにて1952年に興されたニットブランドで、超有名ビッグメゾンのOEM生産を手掛けるほどの実力派。“品質が商品を語る”を揺るぎないモットーとして、素材選びからソーイングに至るまで、妥協のない姿勢を貫いています。ベーシックとトレンドを巧みに織り交ぜるデザインセンスにも定評アリ。さらに、ニット素材のジレなどフォーマルスタイルに取り入れやすいアイテムもラインアップしています。

注目作は……オン・オフと自在に使えるダブルブレストジレ

風格あるダブルブレストジレを、ニット素材で柔らかなニュアンスへと昇華。週末カジュアルはもとより、スーツスタイルのインナーベストとしても活用できる逸品です。しかも、合わせ部分の角度や丈の長さにも徹底注力しており、スタイルを良く見せることが可。しっかりと厚みを持たせたニットボディゆえ、耐久性に関しても申し分なし。

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ブランド9:日本が誇るニットの名手が舵を取る、『バトナー』

数々の有名ブランドのニット生産を請け負ってきた1951年創設のニットファクトリー・奥山メリヤスが発信するブランドが『バトナー』。デビューしたのは2013年春夏シーズンのことで、指揮を執る奥山幸平氏は奥山メリヤスの3代目です。生産の全行程を本拠地である山形県寒河江市にて行っており、そのクオリティは折り紙付き! 耐久性・着心地・デザインの三拍子がパーフェクトに揃ったニットは、大手百貨店でも取り扱われています。

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注目作は……しっかりとした生地感ながらも軽快な見た目のケーブルニット

トップクオリティのメリノウールを原料とするオリジナル糸を使用したケーブルニット。ふっくらとした肌触りは“雲上級”です。一般的なケーブル柄と比べて約3倍もの時間がかかる複雑な編み地を採用するあたりもさすがファクトリーブランド。シンプルで着回しの効くデザインもうれしく、さまざまなスタイリングとマッチしてくれます。

ブランド10:世界に通じる日本のニットブランド。『コム・アーチ』

2014年に幕を開けたジャパンニットブランドで、デザイナーを務めるのはファッション大学の名門であるセント・マーチン美術大学のニット科を首席で卒業した高橋陽平氏。同氏は『ジョン・ガリアーノ』などでもニットデザイナーとして活躍していました。『コム・アーチ』のニットコレクションで使うのは、日本国内の工場で紡績された高品質な糸のみ。メゾンブランドでの経験を生かした、美しいシルエットで感度の高い大人を魅了します。

注目作は……極上の着心地が味わえるタートルネックニット

16.5マイクロンという繊維が細くしなやかなラムウールの強撚糸を使用したタートルネックニット。ウール特有のチクチク感がなく、肌触りはきわめて滑らか。弾力性や吸湿性にも優れているため、屋内外での体温変化にもスムーズに対応でき快適な着用感が味わえます。3種類のリブ編み地を使用して運動性を向上させた点にも注目を。

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