人気ブランドから探すロンT。大人が手に取るべき16枚

人気ブランドから探すロンT。大人が手に取るべき16枚

“ロンT”と聞くとストリートのイメージが付きまといます。ですが、選び方次第では大人の日常着としても活用可能。春から初夏にかけては主役として役立つこと必至です。

山崎 サトシ

2019.04.15

トップス
Tシャツ
ロングTシャツ

30歳から着るべきロンTって、どんなモノ?

春から夏、夏から秋へと季節が移り変わる気温がはっきりしない時期。トップスも半袖1枚で過ごすにはさすがに早いし、かといってニットやスウェットシャツをしっかり着込むにはちょっと暑い日も……。そんなタイミングに大活躍するアイテムがロンTなのです。ただし、90'sストリート風味のやんちゃなデザインは、大人世代にはやや高難度。大人っぽくシンプルに仕上げたモデルに照準を定めたいところです。

では、大人っぽいロンTの条件とはなんでしょうか? 第一にややゆるめのシルエットであること。ピタピタのタイトなフォルムではやり過ぎ感が出てしまいますし、反対にサイズが極端にオーバーだったり着丈が長過ぎたりすると子供っぽく映ってしまうので注意が必要です。程良いリラックス感が出る“ちょいゆる”がベストなのです。またデザインに関しては無地、あるいはワンポイント程度が◎。総柄は高難度なので避けたほうが無難ですが、例外的にボーダー柄なら清潔感ある着こなしを構築可能です。これらの条件を意識しつつ選べば、こなれたロンTコーデをメイクできます。

ロンTでも上質なモノを。人気ブランドの8枚を厳選

選び方がわかったら、ここからは自分好みの1枚を探し出しましょう。まずは本物を知る大人も納得の上質なモデル8枚をピックアップ。素材&シルエットともこだわり抜いた逸品が、洒脱なスタイルへと導いてくれます。

ブランド1『サンスペル』

世界で初めてTシャツを製作したともいわれる、1860年設立の老舗英国ブランドから。素材に使われているのは1950年代のアンダーウェアをもとに開発したブランドオリジナルの“セルロック“。これは一面がリブ、もう一面がセルラーとなったダブルフェイスジャージー素材で、軽量かつ保温性に優れているのが最大の特徴です。

“上質服”、サンスペル。高いモノには、ワケがある

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妥協なく織り上げられた極上素材と、品質に自信があるから叶うミニマルデザイン。150年以上の歴史を持つ『サンスペル』は、上質を求める大人に必須のワードローブです。

山崎 サトシ

ブランド2『1/F』

『ファクトタム』で経験を積んだ寺尾和久氏が2017年にスタートさせたブランド『1/F(イチエフ)』。春らしさを呼び込む鮮やかなカラーリングが目を引く今作は、胸元に入ったロゴ刺しゅうが適度なスパイスとなっています。コットン100%の天竺生地はヘビーオンス仕様で型崩れに対して強く、ガシガシ洗ってもへたりません。

ブランド3『レミ レリーフ』

オールドコットンのリサイクル糸を使って編み立てたブランド独自の生地。糸に節があるリサイクル糸は本来高密度に編むことが難しい素材ですが、『レミ レリーフ』は編み機をカスタムすることによって高密度編みを実現しています。加えて、裾部分にフィットの調整ができるドローコードを配した、アウトドアライクなディテールも見どころです。

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リアルユーズドと見紛う高精度な古着加工と、現代的シルエットを巧みに融合する『レミ レリーフ』。その魅力を解剖するとともに、新作とコーデサンプルを紹介します。

山崎 サトシ

ブランド4『エストネーション』

使用している「ギザンディ」という素材は、ナイル川流域で生産されるエジプトの高級綿・ギザコットンをベースにした良質なブレンド綿。色合いの良さと優れた強度、そして上品な光沢感の三拍子を備えているのが魅力です。さらに、生地にシルケット加工を施すことで絹のような風合いを持たせているので、1枚でサラッと着用しても絵になります。

ブランド5『サイコバニー』

スタイリッシュなデザインと機能性の両立をテーマに掲げるスポーツラインの1枚。アクリル×レーヨン×ポリウレタンの生地は滑らかで肌触りが良いうえにストレッチ性にも長けているので、ストレスなく着用できます。胸元に堂々と鎮座したアイコンロゴと、さりげないネオンカラー使いで“らしさ”を出しているのもポイントです。

ブランド6『マッキントッシュフィロソフィー』

トレンドカラーのグリーンを纏ったモデル。落ち着きのあるダークグリーンなので、大人世代でも抵抗なく取り入れられるはずです。やや余裕を持たせたリラクシングなシルエットも今季らしい空気を漂わせます。なお、素材にはふんわりとしたタッチと立体的な表面感を持ち味とする片畦編みジャージを採用。肉感がありながらも軽い素材なので、春のメイントップスにぴったりです。

ブランド7『フリーマンズ・スポーティング・クラブ』

ボルテックス精紡糸と呼ばれる、非常に毛羽立ちの少ない紡績糸を使用したジャパンメイドのロンT。洗濯に強いことに加えて発色も良いのが大きなストロングポイントとなっています。暑い日でも肌にまとわりつかない、ドライなタッチもうれしい限り。このブルーの他にホワイト・ブラック・オレンジもバリエーションで展開されます。

ブランド8『ヴィクティム』

かつてスマッシュヒットとなった、ポンチ生地のドロップショルダーボーダーTを再リリース。一般的なカットソー地と比べて地厚で、ストレッチ性もあるのでシーズン問わず心地良く着られます。脇スリットや胸ポケット、袖の指抜きなど、印象に変化をもたらす絶妙なディテールワークも『ヴィクティム』らしい遊びの効いたポイントです。

5000円以下で見つける。タフに扱えるロンTブランド

続いては、コストパフォーマンスに秀でたアンダー5,000円のモデルをレコメンド。気負わずにガシガシと着込めるので、ヘビーローテーションには好適です。どれもプライスを抑えつつもしっかりとした作りなので、長く愛用できるはず。

ブランド1『ギルダン』

ご存じ、世界トップクラスのTシャツシェアを誇るアメリカンブランドより。こちらの1枚はトレンドを意識したオーバーサイズが印象的です。とはいえ極端なルーズさはないので、大人のカジュアルスタイルとも高い親和性を発揮します。コットン製の生地はサラッとした触感ながら十分な厚みがあり、耐久性も申し分なし。カラバリも豊富にラインアップされているので、自分好みの色をチョイスしましょう。

ブランド2『ベンデイビス』

ワークパンツのイメージが強い米国ブランドですが、実はカットソーもかなりの売れ筋アイテム。この1枚は胸ポケット部分にゴリラロゴのピスネームが配置されており、ひと目でこのブランドとわかります。シルエットは大人好みのゆったり設定で、ヨレに強いコットン100%の生地をボディに使用。さりげない袖リブも、品の良いデザインアクセントになってくれます。全8カラーがスタンバイ。

ブランド3『チャンピオン』

ロンTといえば、絶対ハズせないのが『チャンピオン』。スポーツウェアの老舗らしくロープライスで質の高い逸品をリリースしています。写真の1枚は5.2オンスのミディアムウェイトボディで、オールシーズン対応することが可能です。ネックの内側から肩にかけてはテーピングで補強し、強度を高めている点も高評価。首元はタグレス仕様となっており、不快なチクつきとも無縁です

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山崎 サトシ

ブランド4『ニコアンド』

ハイクオリティで知られるアメリカンコットンを惜しみなく使った胸ポケ付きのボーダーT。ポケットとボディで柄を合わせたオリジナルピッチの細ボーダーは、どことなく洗練された雰囲気です。ファブリックが防臭抗菌仕様となっているのも美点で、汗のニオイを気にすることなく袖を通せます。カラーバリエーションではブラックとブルーも用意。

ブランド5『トミーヒルフィガー』

首元が開いたVネックタイプのロンTは、軽快に着こなせるのが最大のメリット。簡単に春夏らしい涼やかなスタイルに仕上げられます。左胸には『トミーヒルフィガー』のアイコンであるフラッグロゴをセッティングし、シンプルな中にアクセントを付けました。コットン100%素材ならではのナチュラルな肌触りも好印象です。

ブランド6『ジーアールエヌ』

がっしりしたヘビーウェイトのコットンボディ。新品がピークではなく着込めば着込むほど奥深さが出るので、育てる楽しさも味わえます。肉厚のため耐久性もバツグンで、さらには体のラインが出にくいというオーバー30世代にとってはありがたい利点も。胸ポケと袖リブでニュアンスを出したおかげで、無地Tにありがちな部屋着っぽさもありません。

ブランド7『トップサイダー』

マリンテイストのアイテムを得意とするブランドが放つのは、全面のボーダー柄とボートネック仕様によって清涼感を描き出した天竺Tシャツ。ジーンズとラフに合わせるだけでもおしゃれな雰囲気を装えます。たっぷりと空気を含んだ“空紡糸”と呼ばれる糸で編み上げているためふんわりとやさしい肌触りも堪能でき、一度袖を通すと病みつきになること必至です。

ブランド8『チャオパニックティピー』

表情豊かなワッフルTシャツは、コーディネートに洒脱感をもたらしてくれるアイテム。毛玉になりにくいという実用的な強みもあるので、1枚あると何かと便利です。ややボリューミーなフォルムとなった『チャオパニック ティピー』の1枚は、アウターをレイヤードした際に下からチラッと覗くよう、裾がラウンドカットとなっています。

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