キャンプツーリングを始めよう。揃えたい道具一式をピックアップ

キャンプツーリングを始めよう。揃えたい道具一式をピックアップ

オートバイに乗り始めたら、いつかはやってみたいキャンプツーリング。憧れの旅を実現するにはどんな持ち物が必要か。道具選びのポイントと積載のコツを教えます。

和田 義弥

2018.09.26

キャンプ用品

自由さが魅力のキャンプツーリング

キャンプツーリングの魅力は、何と言っても自由な旅にあります。オートバイにキャンプ道具一式を積んで走り出せば、もうあとは好きなところに行けば良い。日が暮れたらテントを張って夜を明かし、朝になったらまた走り出す。車で行くキャンプはレジャーですが、キャンプツーリングは旅なんです。時間とちょっとのお金と志さえあれば日本一周なんていう大きな夢もかなえられますよ。

道具選びと積載のポイント

オートバイは積載能力に限りがあるので、キャンプ道具は軽量で収納性に優れるモノを選びましょう。何でもかんでも持っていこうとすると、どうしても荷物が多くなってしまうので、優先順位をつけ「あると便利はなくても平気」という気持ちで自分にとって本当に必要なものを厳選することが大切です。荷物が多いと操作性にも影響が出ます。走りを楽しみたいなら荷物は少なく、軽いに越したことはありません。そして、スマートに積載しましょう。オートバイはカッコ良さも大切ですから。

キャンプツーリングで揃えたい道具一式

キャンプツーリングで必要な道具は、テント、シュラフ、マット、バーナーなど、基本的には普通のキャンプと変わりません。ただし、それらはすべて1人用、または2人用のコンパクトなもので揃えます。ここ数年でロースタイルと呼ばれるキャンプが広がり、テーブルやチェアも快適で収納性に優れるツーリング向けのものがたくさん出てきたのはうれしいことです。荷物を入れるバッグも必要です。走行中に固定具が緩んだり、落下したりしないように、自分のオートバイにフィットするものを選びましょう。

▼道具1:軽量、コンパクトは必須条件。テント&タープ

オートバイの積載能力に対して、テントは大きな割合をしめます。なるべく収納サイズが小さなものを選びましょう。おすすめは1〜2人用の山岳用のテントです。登山で持ち運ぶことを考えられているので、重さも1.5〜2kg程度と非常に軽く作られています。

ツーリング用のテントもあります。広い前室が設けられ荷物が置きやすくなっているのが特徴で、雨の日でも過ごしやすいメリットがあります。ただし、前室の分だけ重くなり、収納サイズも大きくなります。雨対策としては山岳テント+ミニタープという考え方もありでしょう。

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おすすめテント1『モンベル』ステラリッジテント1型

「1秒でも早く設営でき、1gでも軽く」。そんな山岳テントの理想を形にしています。それはツーリングテントにも言えること。本体重量はわずか1.26kg。ポールを通すスリーブに工夫が施され、非常に素早く設営できます。

おすすめテント2『小川キャンパル』ステイシーST-2

広い前室を備えた2〜3人用のドームテント。前室と反対側にも入り口を設けて風通しを良くし、使い勝手を高めています。居住性は抜群で、荷物の多い人やタンデムツーリングに向いています。重さは約3.9kg。

おすすめタープ『テンマクデザイン』ムササビウイング13ft.“Traveling light”

ポール1本、または2本で立てる小型タープ。ポールは別売ですが、木の枝などでも代用できます。本体重量は約420g。500mlのペットボトルより軽いのですから、雨が降ったときのためにも持っていて損はありません。

▼道具2:シュラフ&マットは保温性を考えて

テントと併せてキャンプに必須なのがシュラフとその下に敷くマット。シュラフは中綿の質や量によって対応する温度が変わってきますが、春から秋の平地のキャンプなら0〜5度くらいに対応したものを。質の良いダウンほど、軽く、コンパクトに収納できます。マットは空気で膨らませる空気注入式がおすすめ。断熱性、クッション性が高く、とても小さくたためます。

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おすすめシュラフ『モンベル』アルパインダウンハガー800 #5

同社のダウンモデルの中でも超軽量、コンパクトなアルパインシリーズ。かさ高性に優れ、暖かい空気をたっぷり蓄える高品質の800フィルパワーダウンを使用し、本体重量416gで快適使用温度は9度。春〜秋対応の3シーズンシュラフです。

おすすめマット『シートゥサミット』コンフォートライトS.I.マット

バルブを開けると半自動的に空気が入って膨らむ空気注入式マット。5pの厚みを残しながら内部フォームの肉抜きにより軽量化。バルブが大きく逆止弁がついているので、エアの注入やたたむ際も楽にできます。

▼道具3:クッキングとくつろぎのアイテムも必須

ツーリング中の料理はワンバーナーとコッヘルで手早く、シンプルに。コッヘルで作った料理はそのまま食べれば良いので、皿や器を別に持つ必要はありません。また、コッヘルは少し大きめのほうが、料理をするときに余裕があります。

バーナーは自動車用のガソリンに対応していれば、オートバイのそれを使えるので燃料の心配もなし。テーブルやチェアは、ロースタイルの収納性に優れたモノで揃えましょう。

おすすめバーナー『SOTO』MUKAストーブ SOD-371

自動車用のレギュラーガソリンを、ホワイトガソリン同様に使用できるストーブ。通常、点火時に必要とされる面倒な予熱作業を不要とし、これまでのガソリンストーブにない扱いやすさを実現しています。

おすすめコッヘル『スノーピーク』アルミパーソナルクッカーセット

大小2つのふた付き鍋がセットになったアルミ製浅型クッカー。ふたはフライパンとしても使用可能。開口部が広いので、円筒形の深型に比べて食器としても使いやすいです。重量は485g。同タイプのチタン製に比べて半額程度の価格も魅力。

おすすめチェア『ヘリノックス』チェアワン

一般的なキャンプ用チェアは、オートバイの積載能力を考えると大きすぎます。その点、このチェアワンは、重さは約500gの超軽量コンパクトモデルなのでツーリングには最適です。耐荷重は90kgで大人も安心して使用可能。

おすすめテーブル『キャプテンスタッグ』UC-501 ロースタイルアルミロールテーブル

小さくたためるミニテーブルはたくさんありますが、天板が狭かったり、低かったりすると、使い勝手がよくありません。これは高さが195mmあり、上記のチェアと合わせるのにぴったり。天板の広さは580×41mm。食事をするときも余裕があります。

▼道具4:スマートに積載するためのバッグと、いざというときのツールセット

オートバイに荷物を積むときは、バックパックなどではなく専用のツーリングバッグがあると便利です。ツーリングバッグは旅の期間と積載する荷物の量を考えて容量を決めましょう。バッグの雨対策も万全に。走行中の雨でシュラフや着替えが濡れてしまってはキャンプどころではありません。完全防水のバッグなら安心ですが、防水性のないものはカバーのクオリティも要チェック。結構大事なポイントです。ツーリング中のちょっとしたトラブルに対応できる工具もあると安心です。

おすすめバッグ1『タナックス』キャンピングシートバッグ2

通常容量59L。サイドのファスナーを広げて拡張すると75Lに容量をアップできます。上と横の両方向から中の荷物にアクセスできたり、長物をストラップで固定できたりと便利な機能が満載。1泊2日〜1週間程度のキャンプまでこれ1つで対応できます。

おすすめバッグ2『エンデュリスタン』トルネード2ドラムバッグ

縫い目のない溶着構造の完全防水防塵バッグ。、開口部をくるくると丸めて閉じれば雨の侵入を許しません。ブラックを基調とした男前のデザインで、車種をあまり選ばずに使えそう。容量は旅の期間や荷物の量に合わせて選べるS〜XLの4サイズ展開。

おすすめツールセット『KTC』モトクラブシリーズ ライダーズメンテナンスツールセットMCK3140

オートバイ整備に必要な基本工具14点がセットになったツールセット。携帯用とは言っても工具は一つひとつが高品質。普段の整備でも活躍してくれます。持ち運びに便利なロールタイプのバッグは、広げると工具トレイとして使用できます。

▼道具5:夜を照らすヘッドライト&ランタンと焚き火台

必要最小限の道具を考えれば夜の灯りはヘッドライトだけでも十分ですが、ランタンがあるとグッと雰囲気が良くなります。お酒を飲んだり、本を読んだりという夜の時間がより素敵になること間違いなし。ランタンはLEDが手軽ですが、雰囲気重視ならガス。オレンジ色の灯りが気持ちをホッとさせてくれます。そして、キャンプの夜には焚き火もかかせません。コンパクトになる焚き火台を持っていきましょう。

おすすめヘッドライト『ペツル』アクティック

用途に応じてワイドとスポットの2つのビームパターンに切り替えられます。最大照射距離は90m。キャンプで身の回りを照らすときは照射力を落とせば、電池を節約して長時間の使用が可能です。

おすすめランタン『プリムス』541マイクロンランタン

本体重量124gの超軽量ガスランタン。ホヤがメタルメッシュなので、走行中の揺れや振動などで割れる心配がありません。ガスカートリッジは小型タイプを選び収納を小さくまとめましょう。

おすすめ焚き火台『モノラル』ワイヤーフレームライト

同社の焚き火台ワイヤーフレームのコンセプトである軽さとコンパクトさを追及し、使い勝手を損なうことなく重量、収納サイズともに65%の縮小に成功しています。このクラスの焚き火台としては薪を載せたときの安定感も抜群。比較的大きな薪も安心して載せられます。

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