次世代のイージーパンツ。シェフパンツのシルエットが今、旬

次世代のイージーパンツ。シェフパンツのシルエットが今、旬

程良くワイドで、リラクシー。リアルなワークシーンに根差した新感覚のシェフパンツが注目され始めている。ヘビロテ必至のその理由を、読み解いていこう。

編集ムタガミ

2018.06.22

ボトムス
ワークパンツ

はくだけでスタイルが完成。シェフパンツが手放せない

別名、コックパンツとも呼ばれるシェフパンツ。もともと現職のシェフたちが厨房で愛用していた仕事着に由来するだけあり、運肢をじゃましない太さとせわしなく動き回ってもずり落ちてこないウエストゴムやドローコードを装備しているのが特徴だ。いわゆるイージーパンツのような肩肘張らないはき心地で、オーバーサイズ人気が続く2018年のサマーコーデにももってこいのアイテムとして男女共に人気が高まりつつある。

また、無地だけでなくストライプやチェッカーなど色柄にバリエーションがあるのもシェフパンツを選ぶメリットの1つ。今季的なワイドシルエットも手伝い、シンプルなトップスをサラッと合わせてもさまになってくれるので実に頼もしい存在だ。

快適で、ファッショナブル。スタイル不問のシェフパンツ

作業着がベースのシェフパンツ。しかしワークにとどまらず、そのスタイリングの振り幅には目を見張るものがある。リゾート、ミリタリーなど旬のテイストにも落とし込めることを、それぞれファッショニスタの着こなしを参考にしながら証明していこう。

コーデ1まずは王道。ネイビー基調のワークコーデにすんなりなじむ

『エンジニアドガーメンツ』のラフな短丈ワークジャケットに、ボリュームのあるシェフパンツは文句なしの好相性。裾に向かって強くテーパードが効いているため、全体のシルエットはあくまで都会的だ。より落ち着いたスタイリングを作りたいなら、コーデのようにアイウェアやレザーシューズなど知的な印象のアイテムを取り入れてみるといいだろう。

コーデ2開襟シャツを用いたリゾートコーデともマッチ

持ち前のルーズなシルエットを生かし、同じくオーバーサイズのシャツとスタイリング。パンツの柄がおとなしい分、大胆なソビエトモチーフのテキスタイルを取り入れて着こなしにエッジを効かせているのも面白い。あくまで大人っぽく仕上げたいなら、合わせるシャツはやや短丈で。ヒップにゆとりのあるシェフパンツのシルエットをじゃませず、バランスよくまとまる。

コーデ3ミリタリーだってお手の物。ハリのある素材が清潔感を呼び込む

ディテールとカラーで軍モノ感を出したテーラードジャケットに、ロールアップでジャスト丈に仕上げたシェフパンツをマッチ。ワークパンツならではのコシのある素材感が、ワイド幅にも関わらず下半身をすっきりと仕上げてくれる。カーキとグレーの掛け合わせで淡く仕上げた分、ニットとスニーカーでトーンを締めている点にも注目したい。

専業ブランドから人気セレクトショップまで。旬の6本を厳選

比較的新しいトレンドながら、続々とリリースされているシェフパンツ。素材にシルエット、ディテールまで各ブランドそれぞれの個性を反映した6本から、まずは1本見繕ってみよう。

1本目『クックマン』CHEF パンツ TC

アメリカ西海岸で働く料理人たち。従来の快適さに加え、よりファッショナブルな仕事着を求める彼らの声に応える形で誕生したのが『クックマン』だ。ワークパンツにおける理想的な混紡率を実現したエステルコットンを使用し、耐久性をキープしつつも強いテーパードを掛けることでモダンなシルエットをかなえている。さらに同ブランドにおいて着目すべきは、コストパフォーマンス。堅実なバックボーンを持つブランドのアイテムがこの価格で手に入るというのは、うれしい限りだ。ポケット内にはキーホルダーも提げられるループを用意。

2本目『レッドキャップ』シェフパンツ

『ディッキーズ』と並びアメリカのワークシーンを支えてきた『レッドキャップ』からも、シェフパンツがリリース。ポリエステル100%のドライタッチな生地は、夏のコーディネートにふさわしい軽やかなはき心地を提供してくれる。シルエットは、上記『コックマン』よりもやや太めのテーパードタイプ。ロゴはバックポケットの小さな挟みタグのみで記されており、実に潔い。ドローコードによりウエストの調整が可能だ。

3本目『ユニバーサルオーバーオール』CHEF PAINTER PANTS

専業ブランドから人気セレクトショップまで。旬の6本を厳選 3枚目の画像

生成りのヘリンボーン地に清涼感あるストライプを載せたナチュラルな風合いの1本は、老舗ワークウェアブランド『ユニバーサルオーバーオール』のモノ。シェフパンツをベースとしつつも、ハンマーループやツールポケットなどのペインターパンツのディテールを抑えたユニークなデザインとなっている。すとんと落ちるベーシックなシルエットは、スタイリングの幅も広い。

4本目『アダムエロペ』シェフパンツ

チョークストライプがスラックス然とした表情を作る『アダムエロペ』の一品。特徴的なのはウエスト部分のあしらいだ。両サイドにストラップを配置しており、ボタンを留めることでサイズを調整することができる。ドローコード仕様のものよりもすっきりとしたルックスになるので、きれいめなコーデが好みなら是非取り入れたい。素材には国産のコットンを使用。セットアップで使える シェフジャケット もあるので、チェックしておこう。

5本目『アレクサンドラ』シェフパンツ

コットン35%×ポリエステル65%の混紡素材を使用しており、ヘビロテにも適した『アレクサンドラ』のパンツ。バックシルエットもヒップポケットを排除することで、よりワンマイルウェアとしての側面を強めている。清涼感のある写真の千鳥格子模様は、よりクールにキマるブラックも用意。同じくルーズなシルエットのトップスを合わせて、ラフに着こなしたいところだ。

6本目『ジャーナルスタンダード』シェフパンツ

より春夏らしくはけるワークパンツを、と『ジャーナルスタンダード』独自の解釈で作られたのがこちら。素材には通気性と肌触りの良い麻混を採用。軽快な生地感に合わせて丈はクロップドになっており、季節に見合うすっきりとした足元を構築することができる。柄のバリエーションも豊富なので、気分に合わせてチョイスしたい。

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