アウトドアにおすすめな携帯用水筒。スキットルって知ってる?

アウトドアにおすすめな携帯用水筒。スキットルって知ってる?

アウトドアにおいて、主に酒を持ち運ぶ専用器スキットル。素材別の特徴からおすすめブランド、洗浄方法まで、気になることをまとめて紹介していく。

まつい ただゆき

2018.06.16

キッチン用品
水筒・ボトル
キャンプ用品

スキットルって何? 気になるその使い方

スキットルとは、主にウイスキーなどアルコール度数の高い蒸留酒を入れるための携帯用の水筒のこと。フラスコ、ウイスキーボトルなどとも呼ばれる。アウトドアでの利用を前提にしているので、作りは堅ろうで、形はヒップポケットにスッと差し込めるように湾曲しているモノが多い。

飲み方としては、映画のワンシーンなどでラッパ飲みしているイメージがあるが、衛生面を考慮するのであれば、カップなどに移すのがベスト。どんな酒を入れるかは人それぞれだが、基本はウイスキーやジン、ウォッカ、テキーラなどの蒸留酒。スキットルの素材にもよるが、日本酒やワインなどの醸造酒を入れてしまうと味が変わってしまう恐れがあるので注意しよう。価格は素材によって大きく異なり、1,000円〜3万円ぐらいと幅広い。

材質別。おすすめのスキットル9選

スキットルは素材によって、価格も千差万別。入門に最適なステンレス製、コアユーザーから人気のチタン製、高価で憧れの逸品ともいえるピューター(すず)製とシルバー製。それぞれのおすすめモデルを紹介しよう。

▼材質1:ステンレス製のスキットル

サビにくく、頑丈で加工もしやすいステンレス製は、商品数も豊富。価格も手頃なモノが多いので、初めての購入を検討している人にはおすすめだ。しかし、素材特性上、どうしても金属の臭いが出てしまう。酒の風味にこだわる向きであれば避けたほうが良いかもしれない。

アイテム1『スタンレー』マスターフラスコ

『スタンレー』の中でも最上位モデルに位置するマスターシリーズのスキットル。重厚感のある特殊加工を施したマットブラックのボディは素直にカッコいい。フタには紛失防止用のストッパーが付いており、口径は約23mmの広口設計なので、詰め替えや洗浄も簡単。ヒップポケットにも入れやすいサイズ感だ。容量は230ml。

アイテム2『ヴォーシ』フラスコ スキットル

Amazonでベストセラーとなっている激安のステンレス製スキットル。1500円以下という価格帯とは思えないシンプルでソリッドなデザインは、まさに入門用におすすめ。ピンストラップ型のフタなので、フタを紛失する心配もない。酒を注ぐ際に便利な漏斗(ろうと)も付属する。容量は220ml。ひと回り小さい160mlサイズもラインアップ。

アイテム3『ウッコ』ウッコマッティ100

アウトドアギアやライフスタイルグッズを展開するフィンランドのブランド『ウッコ』が放つオールハンドメイドのスキットル。本国ではジュエリーショップなどで売られているというだけあって、その佇まいはとても美しい。専用のレザーケースが付属する。シリアルナンバー入り。容量は100ml。

▼材質2:チタン製のスキットル

ステンレスに次いで多く使われている素材がチタンだ。耐食性が高く、非常に軽量で強じん。金属特有の臭いがアルコールに移りにくいので、入れる酒を選ばないのも長所のひとつ。しかし、加工が大変なためステンレス製より高価になりがちだ。

アイテム4『スノーピーク』チタンスキットル M

長年使っても飽きのこないオーソドックスなデザインを採用した『スノーピーク』のチタン製スキットル。プラスチック製の漏斗とシンセティックレザーの収納ケースが付属する。こちらは容量140mlのMサイズであるが、価格もほとんど変わらずに180mlのLサイズもラインアップ。形状は縦長になっただけなので、少しでも容量が欲しい向きはLがお買い得だ。

アイテム5『トークス アウトドア』 チタニウム ワイン フラスク

さまざまなチタン製品を世に送り出しているカリフォルニアのブランド『トークス アウトドア』のスキットルはコンパクトなサイズで丸い形状が特徴。すべて1枚のチタンで作られているため継ぎ目が一切なく、見た目がとても美しい。容量150mlと100mlの全2種類。ハンドキャリーケースが付属する。

アイテム6『スノーピーク』酒筒(さかづつ)チタニウム

日本酒の持ち歩きに特化して作られた粋なスキレットが『スノーピーク』の酒筒。すっきりシェイプされた形状はお猪口にも注ぎやすい。一見シンプルな一升瓶な形をしているが、チタン素材をこの形にするのは一筋縄ではいかない。新潟県燕三条の職人技だからこそなし得た形といっても過言ではないのだ。酒筒はシングルウォール構造なので、冷たい水に浸しておけば冷えやすく、温度管理もしやすい。容量は540ml。

▼材質3:ピューター(すず)製のスキットル

サビることがなく、独特な金属臭もないのでスキットルには最適な素材といわれているピューター(すず)。酒の味が柔らかくなるともいわれ、世界中の酒器の素材としても重宝されてきた。しかし、傷や凹みが生じやすいため、近年ではステンレスやチタンほど一般的ではない。多くの場合、職人がハンドメイドで作るため価格はやや割高となる。

アイテム7『ロイヤルセランゴール』ピューター スキットル

ピューターを製造するメーカーとしては世界最大であるマレーシアの『ロイヤルセランゴール』のスキットル。熟練の職人が1点1点手作りしており、丸みを帯びた独特のフォルムが高級感を演出してくれる。ピューターならではの美しい輝きは、お祝いやギフトにもふさわしい逸品だ。容量は140ml。

アイテム8『ピンダーブロス』ピンダーピューターウィスキーボトル ハンマード

スキットルの本場、英国シェフィールドで1877年に創業した老舗メーカー『ピンダーブロス』のスキットル。今でも伝統ある製法によりすべてハンドメイドで仕上げるため、工芸品として美しく所有欲を満たしてくれる逸品だ。写真の「ハンマード」は、1点1点ハンマーを打ち付けて模様にしており、より一層手に馴染みやすい作りに。漏斗付き。容量は170ml。

▼材質4:銀製のスキットル

主にアンティークとして市場に出回っている以外、あまり見かけないシルバー製のスキットル。素材特性としてはサビにくく、金属臭もないためアルコールへの影響度は皆無だ。銀は時間がたつにつれ輝きがくすんでしまうので定期的な手入れは必須。

アイテム9『早川器物』銀川堂 ウィスキースキットル 180cc

1948年創業の老舗銀器メーカー『早川器物』のシルバー製スキットル。伝統技術と磨き抜かれた職人技が認められ、宮内庁をはじめ王室や国内外の五つ星ホテルなどでも採用されるだけあり、品質は折り紙付き。漏斗およびプラスチック製の内ブタが付属する。容量は180ml。

最後に知りたい、スキットルの洗浄方法

スキットルは入り口が小さいため一般的な洗浄ブラシなどでゴシゴシ洗えないのが難点だが、以下を参考にして清潔に活用してほしい。

スキットルがそこまで汚れていない場合、最も簡潔な洗い方は「お湯ですすぐ」こと。7分目ぐらいまでお湯を入れ、フタをして20回ほど振ってすすげばOK。使用後はなるべく早めにこの方法で洗うと良いだろう。汚れが気になる場合は、お湯の5%ぐらいの漂白剤で漬け置きし、その後にしっかりとお湯ですすぐと良い。(ステンレスと銀の場合、塩素系漂白剤を使うとサビや黒ずみの原因になるので酸素系漂白剤を選ぶようにしよう)

スキットルにこびりついた臭いを取り除くのであれば、ホワイトビネガーを活用すると良い。まずは沸騰したお湯を満タンに入れ、10分ほど放置したらお湯を捨てる。その後に、ホワイトビネガーとお湯を1:1で割ったものを入れ、フタを閉めて強く振る。この工程を4回ほど繰り返し、最後にお湯ですすげば完了だ。

スキットルの底などに汚れがこびりついた場合には、卵の殻を使うと良い。方法は、スキットルの中に殻を入れてフタをし、思いっきり振る。その後、お湯と洗剤を入れてさらに振る。十分にすすいだら、熱湯かアルコール度数の高い酒を入れて消毒すれば完了だ。

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