余暇のための特別な1本を。父の日に贈りたい腕時計

余暇のための特別な1本を。父の日に贈りたい腕時計

感謝の気持ちをプレゼントで伝える父の日には、きちんと長く使ってもらえるモノを選びたい。休日用のサブウォッチなら、気兼ねなく贈ることができる。

編集ムタガミ

2018.06.06

腕時計
プレゼント・ギフト

休日の腕時計は、お父さんの好みを反映したモノを選ぶ

いい大人になり、酸いも甘いも噛み分けたからこそわかってくるのが父親へのありがたみ。自分を育ててくれてありがとうという感謝の気持ちを面と向かって伝えるのが1番なのだが、男同士どこか気恥ずかしい思いもある。そんな思いをスマートに共有する効果的な手段こそが、父の日のプレゼント。言葉にしなくても、父親の好みを息子なりに考えて購入した品物を手渡すだけで十分通じ合うはずだ。幼い頃の2人の思い出を掘り起こしてみながら、琴線に響く逸品を探す時間は何ものにも変えがたい。

それでは何を贈ればいいのか、という問いには解答例の1つとして腕時計を挙げたい。服装にあまり左右されず、時間を知るツールとしての腕時計は何本あっても困るものではない。とくに、すでに自分の力でビジネス向けの機械式腕時計を所有しているであろう父親世代には、サブウォッチとしてカジュアルなクォーツやデジタルのモデルを贈るのが良いだろう。いつもとは異なる休日用の1本があるだけで、家族水入らずの1日がきっと特別なものになる。

お父さんの好みに合わせて。個性豊かな9本の腕時計

オフの腕時計は、着用者のライフスタイルを反映するもの。となれば、贈りものとしての腕時計も、父親の趣味を考慮したものがいいだろう。3つのパターンに分類して、それぞれルックスもスペックも異なる3本をピックアップしてみた。

▼カテゴリ1:休日もシックな着こなしのお父さんには、遊び心あるアナログ腕時計を

休日だって、大人らしくおしゃれでありたいというお父さんなら、同じアナログ式でも仕事中の格式ばったモノとは一線を画する少しユニークな1本を。独創的でコンセプトに富んだ腕時計は、家族のゆとりある時間を見た目から豊かにしてくれる。

1本目『ヤコブ・イェンセン』NEW 750

デンマークを代表する北欧デザイン界の巨匠、ヤコブ・イェンセン氏の手によるミニマルデザインを売りとしている『ヤコブ・イェンセン』。こちらは、腕時計としてのオーセンティックな流線形フォルムのなかにさりげないデザイン性を宿す「NEW」シリーズからの逸品だ。ラグ幅に合わせたダイヤルのくぼみにより、ストラップが腕の上で切れ目なく1周しているかのような不可思議な感覚に陥る。年代を問わず着用できるデザインは、贈りものにもふさわしい。

2本目『タックス』DAY&NIGHT

数十年間、分刻みで追いたてられて仕事を続けてきたお父さんにこそ勧めたいのがワンハンドウォッチ。とくにこの「デイ&ナイト」は24時間掛けてゆっくりと針が1周するため、誰にも細々と急かされることのない雄大な時間の流れを感じることができる。NATOタイプのレザーストラップも使い込むほどに経年変化を楽しめるなど、腕時計全体で“時”を表現しているさまは実にユニークだ。なお、文字盤の上下のサークルはそれぞれ月と太陽を表している。

3本目『ブリストン』CLUBMASTER CHIC RG

3針時計でもクッションケースのモノを選べば、父親世代の年齢に似合う柔らかなムードを腕元に落とし込める。『ブリストン』は2013年設立の新鋭ながら、パリのコレットやミラノのディエチ・コルソ・コモなど名だたるセレクトショップで取り扱われている実力派ブランド。高級アイウェアに使用される上質なアセテート素材を使用したモデルが有名だが、鏡面仕上げのステンレススチールケースのモノならより上品な印象に収まる。クォーツムーブメントは信頼の日本製。

▼カテゴリ2:余暇はアクティブに過ごしたいお父さんには、タフでスポーティな1本を

夏季の休暇はとにかくレジャーに興じたいという活動的なお父さんなら、その趣味をアシストするような1本を選んでみよう。具体的には、キャンプやスポーツ時に身に着けていても気にならない、圧倒的な耐久性を持った腕時計。自然と長く愛用することができるため、2年後、3年後と今年の父の日を思い出せるような贈る側にもうれしいプレゼントとなってくれるはずだ。

1本目『ビクトリノックス・スイスアーミー』イノックス

別名マルチツールとも呼ばれるアーミーナイフから、『ビクトリノックス・スイスアーミー』の名前を知っている方も多いだろう。しかし基幹モデル「イノックス」の登場をもって、その名は腕時計好きの間にも広く知れ渡ることになる。最大の特徴は、その耐久性。極限レベルの環境下に対応するべく130もの耐久テストすべてに合格したステンレスケースは、外部からの衝撃に対して比類なき耐久性を発揮してくれる。まさに、ハードなアウトドアシーンにおいてはこれ以上無いほど頼れる腕時計なのだ。ラバーストラップの採用に加え、200m防水なのでマリンスポーツにも対応可能。

2本目『シチズン』×『モンベル』PROMASTER レザーウォッチ

常にプロフェッショナルユースを意識したプロダクト開発を行ってきた『シチズン』の「プロマスター」シリーズと、アウトドアブランド『モンベル』のコラボレーションウォッチがこちら。素材には『シチズン』の独自技術デュラテクトTICを施したスーパーチタニウムを採用し、軽量性と堅牢さを確保している。無反射コーティングの風防に加え、迫力あるアラビアインデックスは視認性も抜群。写真のカーフレザーに加え、ストラップはナイロンのモノも付属する。

3本目『タイメックス』MK1 アルミニウム クロノ

機動性で考えるなら、ミリタリーウォッチに勝るものは無い。かつてミルスペックも手がけていた老舗、『タイメックス』の1本ならなおさらだ。定番の「キャンパー」「ウィークエンダー」も捨てがたいが、うんちくも語りたいなら「MK1」をおすすめする。デザインベースはアメリカ海軍の要請により2か月で開発された使い捨て腕時計。元は軽量なプラ素材を使用していたが、現代ではモダンな金属ケースにアップデートされている。とくに今作ではアンティーク調の発色が美しいアルミニウムケースを採用しており、年月を重ねた男の腕元に似合う風合いに。

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▼カテゴリ3:ガジェット好きなお父さんには、高機能デジタルウォッチを

平日の仕事から解き放たれ、休日こそ同心に還りたい。そんなお父さんにおすすめしたいのが、“いじりがい”のあるガジェット的な腕時計だ。渡すときにそのうんちくにも触れてみれば、男同士、親子の会話も自然と弾む。

1本目『スカーゲン』FALSTER SKT5001

何歳になっても、新しい技術に触れると言うのは楽しいことだ。昨今の腕時計においては、スマートフォンのように手首の上で情報を扱えるスマートウォッチがそれにあたる。気になるのはガジェットの宿命ともいえるデザイン面だが、『スカーゲン』から発売されている「フォルスター」なら北欧らしいミニマルさが漂う1本を手にすることができる。1回の充電で最大24時間連続使用が可能なので、充電を忘れがち……という人にもピッタリのアイテムだ。

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2本目『セイコー』Prospex Fieldmaster LOWERCASE Limited Edition

ガジェット、ということなら語るべきスペックのあるウォッチにも注目したい。紹介するのは、いまや“ツナ缶”の愛称で親しまれている「プロスペックス」シリーズ。こちらは70年代のアーカイブからインスパイアされた、当時世界初となる6桁表示のデジタルフォントを再現したモデルとなる。さらに「プロスペックス」ではおなじみとなったソーラームーブに加え、アラーム、ラップメモリー、フルオートカレンダー、ワールドタイムにデュアルタイム表示機能とデジタルのうまみを凝縮。20気圧防水も備えているので、レジャーシーンでの活躍も見込める。なお、こちらは『ジャーナル スタンダード』限定モデルとなる。

3本目『カシオ』プロトレック スマート

進化し続けるスマートウォッチにおいて、独自の技術革新を続けているのが「プロトレック」。これまでアウトドアウォッチ然とした武骨なデザインがメインだったが、今作においてはメタルパーツを主とした都会的でスタイリッシュな表情に仕上がっている。ゴールドパーツのポイント使いが、なんともラグジュアリーだ。その一方で、風防には防汚コーティングを施した丈夫なサファイヤガラスを使用し、ストラップにはウレタンとファインレジンを組み合わせたフィールドコンポジットバンドを採用するなどシリアスなアウトドアシーンにも対応するタフネスを持ち合わせている。少々値は張るが、値段相応の確かなモノを贈りたいなら間違いないはずだ。

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