フェスにマリンスポーツに。アンダー5万円の高防水性腕時計

フェスにマリンスポーツに。アンダー5万円の高防水性腕時計

屋外でのアクティビティが増える、夏。水辺のレジャーやアウトドアのお供として最適な、防水性能を備えた腕時計を5万円以内で厳選した。

小林 大甫

2018.05.13

腕時計

初夏の腕時計には、水を気にせず楽しめる防水性能があるといい

アウトドア志向の趣味を持つにしろ、友人との愉快な時間を過ごすにしろ、おのずと屋外で過ごすことが増える初夏。夏の象徴である海をはじめ、フェスやBBQなど汗や不意の雨で腕時計に水が入ってオシャカ……なんてトラブルは避けたいものだ。腕時計にはそんなリスクを軽減するために防水性能を施しているモデルが多いが、日常生活用防水といわれる3気圧〜5気圧防水では上記の事態を避けるうえで確実とは言えない。レジャーでもお気に入りの腕時計を気にせず身に着けたいなら、それに応じた機能を持つ1本をセレクトすべきだろう。今回は、コストパフォーマンスにも優れた5万円以下の腕時計をチョイス。セレクトしたポイントと合わせて紹介しよう。

レジャーにも対応できる、防水時計の条件とは?

アウトドアやスポーツを楽しむうえでの防水腕時計として気にかけるべき、2つの条件を設定しておこう。まずは「防水性能」。これは腕時計に高い水圧がかかるマリンスポーツにも対応できる程の性能を有するモノが懸命だ。また、「ストラップ」も水に強い素材を選べば、劣化したストラップがちぎれて腕時計が海の底に……なんてトラブルも回避できるだろう。

条件1マリンスポーツなら10〜20気圧防水あると安心

基本的な防水性能として設けられているのは2〜5気圧防水が多い。もちろん日常におけるちょっとした汗や水滴などには耐えうるとされているものの、腕時計本体にも大量の水が降りかかるマリンスポーツに適した防水性とは言えない。また、生活防水ではシャワーや水道水が直接かからないよう留意するべきともされている。そのため、夏のレジャーを気兼ねなく楽しみたいのであれば10〜20気圧防水は欲しいところだ。海やプールで水しぶきを浴びる程度であれば10気圧、スキューバで水に浸かるならば20気圧と考えておこう。もちろん、本格的なダイビングを楽しむならそれ以上の防水性が必要となるので注意。

条件2ストラップはシリコンやラバーがベスト

ストラップは水、なかでも海水はとくに素材によっては劣化が懸念される。キャンバスはきちんと乾かさないとカビてしまうし、レザーに塩水なんてもってのほかだ。よく見られるステンレススチール製はサビや変色が気になったり、バックルがうまく留まらなくなり流される危険性もある。それであれば、水が浸透せずはけも良い“ラバー”や“シリコン”タイプのストラップがおすすめだ。水への懸念も晴れるうえ、素材の特性上スポーツシーンでもじゃまにならない優れた着用感を発揮してくれるはずだ。

ちなみに風防のひびやパッキンの劣化には注意を

レジャーに適した防水性能とストラップを選んでも、不具合が生じていないかのチェックは不可欠だ。とくにマリンスポーツを楽しむのであればなおさら。そのチェックポイントは、「風防」と内部への水の侵入を防ぐ「パッキン」。風防にひびがあったり、電池交換の際にパッキンの劣化を指摘される場合は、交換が終わるまで水場での使用は控えるべきだろう。1度腕時計内部に水気が侵入してしまうと、重大な問題を引き起こす上に復元が難しくなるケースも。長く愛用する予定なら、こまめなメンテナンスを怠らないように。

レジャーシーンのお供に。おしゃれで使える10本をレコメンド

Freeamericanidolが推奨する防水時計の条件を満たしながら、この夏のレジャーからファッションシーンまで楽しく彩ってくれる最高の10本を5万円以下でセレクト。防水性能といえば、というアウトドアウォッチから、サーフブランド、国内有名腕時計メーカーまで幅広く網羅した。

山を中心とした本格アウトドアウォッチとしての機能性を追求する『プロトレック』から、従来のトリプルセンサー(3つの小型センサーで方位、気圧/高度、温度を計測)の精度を高めた新作モデルが登場。この進化した計測機能に加え、タフソーラーシステムや10気圧防水といった機能を組み合わせることで状況変化が起こりやすい過酷なアウトドアシーンでの使用にも耐えうるスペックを実現。武骨なルックスも男心をくすぐる1本だ。

『セイコー』の1970年代のヒストリカルモデルからインスパイアされた逸品。対衝撃性を高める独自の外胴プロテクター構造を採用した20気圧防水ケースや、世界初の6桁表示デジタルウォッチの数字フォントを再現したソーラーデジタルムーブメントが特徴のデジタルウォッチとなっている。腕時計正面(ガラス部)を軽くたたくことでELライトが点灯するタップ式のバックライト機能を持っており、水中でも心強い。ベゼルに施されたレッドとブルーの配色がアクセントに。

『シチズン』においてプロフェッショナルスポーツウォッチとして1989年に誕生した「プロマスター」シリーズ。こちらの1本は20気圧防水や逆回転防止ベゼル、ねじロック式リューズといった本格的なダイバーズスペックを持つ。また、『シチズン』独自の機能である光発電システム、エコ・ドライブを備え実用性も十分。水中でも操作しやすいよう凹凸を設けたベゼルや屈曲性に優れた立体的なシリコンストラップは腕元で存在感を発揮する。

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腕時計からファッション小物まで、幅広くファンを獲得しているサーフブランド『ニクソン』。手がけるサーフウォッチの中でも極薄&超軽量を誇るスケルトンウォッチ「ザ コンプ S」は、小ぶりな見た目ながらもタイマー機能やデュアルタイム機能、10気圧防水というマリンスポーツに適した仕様となっている。また、多種多様なカラーリングを展開しているため、夏のファッションにおいても腕元を彩ってくれるうえ、アクセサリーとの重ね着けにも適している。

スイスメイドの本格ウォッチメーカーとして名高い『ティソ』からセレクトしたのは、さまざまなスポーツ競技をサポートするコンセプトで作られた「T-スポーツ」コレクション。その中の「T-トラックス」はレーシングデザインを特徴としたアクティブなたたずまいのクロノグラフウォッチだ。赤・黒・白で構成された近未来的なスピードメーターのようなフェイスデザインと、流線的なケースからブレスにかけてのフォルムでモダンな印象へとアシストしてくれる。10気圧防水。

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1983年にニューヨークで設立された『ノーティカ』は、伝統的なアメリカのマリンルックをベースにアパレルからアクセサリーまでワールドワイドに愛されるブランドだ。ウォッチ部門においてもダイバーズをはじめとするマリンウォッチを多く発信し、人気を誇っている。こちらは夏らしいブルーを軸にしたダイバーズウォッチで、10気圧防水とねじ込み式のリューズ&ケースバックでマリンスポーツへと対応できる防水性能を備えている。

『エレクトリック』ED01 PU OXBLOOD

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アメリカはカリフォルニアで誕生した『エレクトリック』は西海岸らしいサーフカルチャーをけん引するファッションブランドのひとつ。そのため、ウォッチに関しても海での使用を考えられたデザインと機能性をしっかりと確保している点が魅力だ。人気シリーズである「ED01」はスクエア型のフェイスに視認性の高いデジタル表記がアイコン。こちらのモデルはベルトをウレタン素材にし、マットで渋めのレッドカラーを配したセンスある1本だ。10気圧防水。

アメリカの特殊部隊SEALSなどにも正式採用されているミリタリーウォッチブランドの雄『ルミノックス』からは、本格派ダイバーズである「3050」シリーズを紹介。このブランドのアイデンティティである視認性の高い針や文字盤、ベゼルに施された究極の自己発光型イルミネーションシステムは、昼夜を問わず24時間に渡り発光を持続する。44mm型の程良いケースボリュームに20気圧防水、逆回転防止ベゼル、リューズガードなど仕様も本格的。

ベルギー発の『アイスウォッチ』は多彩なカラーリングとユニークな素材やデザインで注目を浴びるファッションウォッチブランド。この「アイス シックスティナイン」はダイバーズモチーフを取り入れながらも遊び心とファッション性を兼ね備えた人気モデルだ。世界中から信頼を獲得している日本製MIYOTAクォーツムーブメントを搭載し、10気圧防水を備えているのにもかかわらず、価格は1万円を切るというコスパも魅力的である。

1950〜70年代のヴィンテージウォッチにインスピレーションを受け、独自の感性で現代の腕時計シーンを盛り上げる『ウィリアムエル1985』。このモデルは1970年代のダイバーズをモチーフにしたレトロなたたずまいが特徴だ。また、駆動には自動巻きムーブメントを採用しているため、腕時計好きにはたまらない仕様だろう。10気圧の防水性能のほか、ねじ込み式リューズや逆回転防止ベゼル、水に強く弾力性に優れたラバーベルトなどこだわりが詰まった1本。

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