実は1モデルだけじゃない! ニューバランス990のバリエーション解説

実は1モデルだけじゃない! ニューバランス990のバリエーション解説

高機能ランニングシューズとして誕生した『ニューバランス』の初代990。“990番台”シリーズのベースモデルとして、今もなお色あせないその魅力を解き明かす。

小林 大甫

2018.04.30

ニューバランス(NEW BALANCE)
スニーカー

おしゃれな大人がこぞって愛用。990こそ『ニューバランス』の旬モデル

『ニューバランス』からリリースされているシューズの中でも、ランニング用のハイパフォーマンススニーカーとして1982年に生まれたのが990。以降、995→996→997……と改良とリリースを重ねながら“990番台”は広く世間に浸透。ただし、この990はランニングシューズのフラッグシップモデルとして、品番を変えずにアップデートを重ねている同ブランド屈指の名作。各時代に沿って進化し続けている『ニューバランス』のアイコン的存在であり、チェックしておいて損はない。

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実は1モデルじゃない。990のラインアップと違い

990のアップデートはこれまでに3回行われている。それぞれ時代を捉えたデザインと機能性を加味しているため、ベースは同じでもまったく異なる魅力を放つ。990の系譜とアレンジモデルのラインアップ、それらのストロングポイントを紹介していこう。

モデル1M990

誕生から35年、今でもなお販売し続けられている初代990。990という品番には“1000点中990点を取るほどのシューズ”というコンセプトが込められているという。レトロなルックスに、当時革新的だったテクノロジーを併せ持つアイコンモデルだ。

発売当初からMADE IN USAにこだわり、現在でもそれを貫いている。優れた安定性とクッショニングを実現する、ENCAPやモーションコントロールデバイスをヒール部分に搭載。また、ソールには“ビブラムソール”を採用し、1982年当時では最先端となる機能性を誇る。

モデル2990 v2

1998年に誕生した990 v2。初代とは異なるハイテク感あふれるデザインと、タンに大きく刺しゅうされた品番の990がポイントだ。ファーストカラーであるこのグレーモデルもいいが、挿し色としてはこちらのバーガンディも秀逸。『ニューバランス』と990をぐっと都会的な印象へと格上げしたパイオニア的1足だ。

デザインと機能の両面において、初代と大きな違いとなるのがソール部分だ。ABZORBを搭載した一体型のミッドソールにより、クッション性と走行安定性が向上。ランニングシューズとしての性能を高め、スポーティなルックスへと促した。v2もMADE IN USAを貫いている。

モデル3990 v3

990の3代目モデルとして2012年に誕生した990 v3。かのスティーブ・ジョブズ氏が愛用したという、992のムードを味わえる後継モデルとしても有名だ。全体的なベースデザインはv2とほぼ近く、アッパーにややメッシュ部分を増やすことで通気性を高めている。

こちらもMADE IN USA。初代同様にENCAPを搭載したミッドソールに加え、水はけや体重の掛かり方を計算してアシンメトリーに配置したアウトソールの溝など、機能性についてさらなる追求が見られる。赤のワンポイントでブランドロゴをさりげなく主張したタンが、程良いアクティブさを演出。

モデル4990 v4

2016年に誕生した990シリーズの最新作。夜間でもより安全なランニングを実現するべく、トゥ、ヒール、Nマークにリフレクターを採用して360度どの角度からでも反射が確認できるようになっている。さらなる進化を遂げた機能性とスタイリッシュな足元の構築、その両立をぜひ味わってほしい。

ENCAP構造に、最新技術によるアップデートを施して採用。それにより、990番台最高峰のクッショニングとやサポート性をかなえた。また、履いたときの足を包み込むようなフィット感も確保し、履き心地の良さや疲れにくさを高い次元で実現している。

アレンジモデルMO990GR4

v4モデルから新しく登場したミッドカットモデル。くるぶしを包み込むほどの履き口の高さは、『ニューバランス』のハイテクシューズにおいては斬新だ。見た目で変化を出したりほかの990ユーザーとの差別化を計るのであれば、これ以上にないモデルだろう。なお、高い機能性はv4と変わらない。

アイレット部分のDカンが、屈曲部にかかるテンションを調整してくれるため履き心地もGOOD。『ニューバランス』の新しいチャレンジを感じさせてくれるこんなミドルカットモデルに触れれば、今後のアップデートにも自然と期待が高まるというものだ。

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