レトロ顔がたまらない米国ダウンの良心、クレセントダウンワークス

レトロ顔がたまらない米国ダウンの良心、クレセントダウンワークス

アメリカのダウン創成期からリアルなアウトドアマンに愛され続けてきた老舗があります。今では貴重な米国製を貫き続ける、差の付くダウンブランドをご紹介。

Freeamericanidol編集部

2017.12.21

クレセントダウンワークス(CRESCENT DOWN WORKS)
アウター
ダウン
ダウンジャケット

古き良きスタイルを守り続ける米国ダウンブランド

カナダの『カナダグース』、フランスの『モンクレール』、日本の『水沢ダウン』と、世界には各国を代表するダウンブランドがあります。その点、米国生産のダウンブランドって意外とすんなり出てこないもの。とはいえ、そこはアメリカですからもちろん粋なブランドがあるわけです。今回は純アメリカブランド『クレセントダウンワークス』をピックアップして、アメカジ好き垂涎の歴史と機能性について読み解いていきましょう。

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ブランドを立ち上げたのは『エディー・バウアー』出身の1人の女性

ブランドのアイテムに触れる前に、まずはその生い立ちを追っていくことにします。『クレセントダウンワークス』は1974年、アン・マイケルソン氏の手によりシアトルでスタートしました。彼女は大学を卒業後、伝統的な米国アウトドアブランド『エディー・バウアー』に就職。そこで当時最先端のアウトドアスポーツウェアに関する知識を得た後いくつかのファッションブランドでキャリアを積み、ダウンベストのカスタムオーダーブランドとして同ブランドを発足します。

マイケルソン氏自身も自然環境を愛するハイカーであったため、真のアウトドア環境においてどのようなダウンが求められるかを理解していました。そこから生まれた傑作が、イタリアンベスト。最高級のグースダウンを使用し、1点1点手作りで仕立てられる高品質なベストは瞬く間に人々の間に広がっていきました。

40年以上続く老舗ブランドのこだわり

では、実際に『クレセントダウンワークス』の製品にはどのような特徴があるのか確認していきましょう。誕生から現在まで同ブランドのダウンが愛され続けてきたのには、理由があります。

こだわり1アウトドアの本場、シアトルで1着ずつていねいにハンドメイド

『クレセントダウンワークス』のダウンウェアは、創業以来変わらず1着1着手作業で製作する完全自社生産。機械に頼らず、スローな環境でていねいに縫製されるウェアには、どこかレトロチックな暖かみがあります。さらに、創業者がリアルなアウトドアユーザーならではですが、風の入りにくいジップとスナップボタンの併用や、ボタン裏側の鹿革による補強など、細かいところまで行き届いたうれしいディテールが満載です。

こだわり2悪天候に強く、羽のように軽く暖かいこだわりの素材使い

現在では中綿のダウンにフェザーをMIXすることも珍しくなくなりましたが、なんと『クレセントダウンワークス』では最高品質のグースダウン100%を可能な限りすべての製品で守り続けています。さらに、表地には防水・透湿性能に優れた60/40クロス、裏地には肌すべりも良く通気性の良いストリークフリーナイロンを使用。過酷な環境下でもしっかりと身体を温めてくれつつ、かいた汗は外へと逃がしてくれるハイスペックなダウンウェアを40年以上前に完成させていたのです。現在はシェルにウールやリップストップナイロンを使用したウェアも生産していますが、使用者のことを第1に考えた素材選びは今も変わりません。

ダウンジャケット人気の今だからこそ選びたい、10モデルを厳選

老舗ならではのアウトドアな雰囲気が魅力の『クレセントダウンワークス』。ですが、現代の日本で着るなら、都会的でスマートな雰囲気の1着を選びたいものです。ワードローブに取り入れやすい10のアイテムをピックアップします。

アイテム1ダウンセーター 60/40クロス

『クレセントダウンワークス』の中でも最もベーシックなダウンジャケットです。700フィルパワーの最高級グースダウンを100%、惜しげもなく使い、表地には水を吸うことで繊維が膨張し高い防水性を発揮する60/40クロスを使用。控えめな光沢が上品な印象です。もちろん、MADE IN USA。

アイテム2ダウンセーター シェル 60/40クロス

上記ダウンセーターのシェル版です。素材に使用しているのは変わらず60/40クロスですが、ダウンアイテム特有のステッチがないだけで、ここまでスマートに。こちらは、シルバーのスナップボタンの代わりにボディと同色の樹脂ファスナーを取り入れているため、見た目はさらにすっきりとしています。なお、ステッチがない分の型崩れを防ぐためにダウンの黄金比、ダウン80%フェザー20%を採用しています。

アイテム3クラシコ ダウンパーカー 60/40クロス

ダウンセーターより丈が長いヒップが隠れるサイズのクラシコは、大人のオンスタイルにも最適。ストレートにすとんと落ちるシルエットが、ダウンウェアらしからぬクリーンな空気を醸し出してくれるためです。この1着をより現代的に着こなすなら、ネイビーやブラックなどの濃色が最善手でしょう。

アイテム4クラシコ ダウンパーカー ハリスツイード

クラシコの表地に英国の名門ファブリックであるハリスツイードを採用したモデルです。トレンドのチェック柄を取り入れつつ、よりインナーにジャケットの似合うクラシックな面持ちに仕上がっています。ライニングには従来モデルと変わらずすべりのいいストリークフリーナイロンを使っているため、着心地は抜群です。

アイテム5カラコラムジャケット

ダウンパーカーと似ていますが、こちらはポケットのスナップボタンやすっきりとしたフードが少しカジュアルな印象のカラコラムジャケット。パキスタン・インドにまたがる山脈の名を冠したジャケットは、アウトドアテイストを強く感じさせます。やや薄手の作りなので、インナーに厚めのニットを着込みたいならダウンパーカーよりこちらを選びましょう。

アイテム6ボンバージャケット

スタジャンライクな見た目でスポーティーなダウンブルゾンです。こちらも本国アメリカではダウンセーターと並びブランドの定番として愛されています。シンプルな見た目ですが、内側はブロック状にキルティングが施されており、保温性はお墨付き。小ぶりなショールカラーは、大人のオフスタイルに品を添えてくれます。フロントはダブルジップなのでシルエットに合わせて調節可能です。

アイテム7インテグラルフーデッドパーカ

こちらは、エベレストや北極など考えうるかぎり最も過酷な状況に対応するべく作られた『クレセントダウンワークス』最上級モデル。ほかのモデルと異なりフードがボディと一体となっており、フロントもスナップボタンでなくベルクロを使用した本格派です。そして最大の特徴はグースダウンをこれでもかと詰め込んだ肉厚なボディ。屋外でもまるでシュラフにくるまれているような極上の暖かさを体感できます。

アイテム8スカイライナー キルテッドダウンジャケット

スカイライナーは、実は『エディー・バウアー』同名の名作をベースとしたモデル。ボンバージャケットとよく似ていますが、こちらは表地にもキルティングを施してある、よりアウトドア寄りの仕上がりです。裾リブがない作りのため、膨らんで見えずすっきりと着こなせます。

アイテム9リブカラーキルティングダウンシャツ

スカイライナーよりやや丈が長い、ショートコート感覚で着用できるダウンシャツ。前立てはジップとスナップボタンのダブルとなっているため、風が進入せず真冬でも快適に過ごせます。やや薄手なので、オーバーコートのインナーとして使用するのも面白いですね。

アイテム10ダウンライナーマウンテンパーカー

最後は少し変わり種。一見すると普通のマウンテンパーカーに見えますが、インサレーションとしてしっかりとグースダウンが詰まっています。ダウンのボリューム感が気になる、という人にはぴったりのアイテムです。

あくまでスタイリッシュに! 達人の着こなしを拝見

トレンドアイテムではありますが、ダウンの着こなし方は難しいもの。ともすれば着ぶくれして野暮ったくなってしまい、せっかく新調した名品がお蔵入り……なんてことも。どう着こなすべきか、おしゃれな人たちのコーデテクを学びましょう。

1人目XSサイズで老舗の名品を現代的に

『クレセントダウンワークス』はアメリカブランドらしく、表記サイズよりも作りは大きめ。モダンに着こなすなら、こちらのコーディネートのようにXSサイズを選んでコンパクトなシルエットを構築するのが正解です。コーディネートが単調になりすぎないよう、短丈を生かしてレイヤードを楽しむのも面白いですね。

2人目スキニーパンツはダウンウェアと好相性

主役は裏地のオレンジがアイキャッチとして効いているレトロなダウンジャケット。ブラックスキニーパンツとMIXすれば、アウターのアメカジ感を程よく中和したクリーンな雰囲気にさま変わりします。足元で同じくアメリカブランドの『ラッセルモカシン』を合わせて、雰囲気を統一しているのもさり気ないこだわりが感じられます。

3人目アウターonアウターのインナーはキレイめで

こちらは上級者の装い。インナーにクリーンな濃紺デニムのカバーオールを挿して、マスタードカラーのダウンジャケットを引き締めています。9分丈パンツで足元をすっきりと見せることでボリューミーなトップスとのバランスをとっているところも高ポイントです。ちなみに、アウターonアウターに挑戦するときはいつもよりワンサイズ大きめをチョイスしましょう。

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