芸術性に満ちたジョージ・ネルソンの作品が欲しい

芸術性に満ちたジョージ・ネルソンの作品が欲しい

インテリアの分野において実用性は大切だが、見た目にも楽しい逸品ならよりプライオリティが増す。ジョージ・ネルソンの作品には、そんな大人が求める遊びに溢れている。

菊地 亮

2015.05.27

ネルソン(Nelson)
ブランドまとめ

イームズ夫妻の才能を見出し、21世紀のデザインシーンにも影響を与えた巨匠

第二次大戦後のアメリカンデザインを確立させたと言われるジョージ・ネルソン。アメリカのハーマンミラー社のデザイン部長を長らく担当し、マシュマロソファなどの画期的プロダクトを作り上げた。イームズ夫妻やイサム・ノグチらを起用した功績も大きく、また建築家やライターといった多彩な一面も。

色あせないデザインが今もなお新たなファンを生む

20世紀後半のアメリカのデザインを定義づけたデザイナーのひとり、ジョージ・ネルソン。ポップでいてクールな意匠は今もなお色あせず魅力的でファンも多い。また、彼の作品は現在もハーマンミラー社やヴィトラ社をはじめ数多くのプロダクトが現行品として生産・販売されており、触れる機会が多いのも魅力のひとつと言える。

今もなお評価の高い、『ジョージ・ネルソン』を代表する5つの作品をご紹介

Item1マシュマロソファ

異彩を放つその趣に多くの人々が驚いたことだろう。この斬新なアイデアはひとりの発明家が売り込んだ円盤状のプラスチックと言われている。そのモノ自体は実用性に欠け製品化されずに終わったが、同作を生み出す礎となった。そして、直径約25pのクッションを18個並べたこちらは今もなお私たちを楽しませてくれている。

Item2ストレージウォール

こちらは、壁に厚みをもたせることで収納としての機能をもたせるという、建築家としての提案を具現化したモノ。収納に関しては彼が常に探求していた部類で、その成果が反映されている。ハーマンミラー社のデザインディレクターに就任して初のプロダクトであり、以降多くのオフィスや家庭家具の在り方を変えた作品。

Item3ボールクロック

ジョージ・ネルソンと、ネルソンオフィスのデザインディレクターだったアーヴィン・ハーパーによって1949年に発表された壁時計。腕時計が習慣化され始めた当時、その時代の流れをいち早く察知し掛け時計にファッション性をもたらした作品と言われる。その先端についた球状のデザインが、部屋に柔らかな雰囲気を届ける。

Item4プラットフォームベンチ

その時の生活様式や住宅構造に見合った作品を発表してきた彼が、ニューヨークにある自身のオフィスへ設置するベンチとして考案した作品がこのプラットフォームベンチ。当初の目的は、訪問客を長居させず早々に帰らせることだった。だが、その目論見は水泡に帰す。あまりの居心地に、誰もがそこを離れようとしなかったのだ。

Item5バブルランプ

まるで提燈を思わせるこの照明は、現在もニューヨーク近代美術館の永久保存コレクションに貯蔵されている。細いスチールを連ならせた骨組みに弾力のある生地を張り付け、特殊プラスチックを吹き付けたそのユニークかつ優雅な趣は、多くのミッドセンチュリーデザインファンに今もなお愛される名品。豊富な種類も魅力的だ。

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