温もりのある男に。フィッシャーマンニットが肉厚で表情豊かでおすすめ

温もりのある男に。フィッシャーマンニットが肉厚で表情豊かでおすすめ

ニットのなかでも、とくに男らしいアイテムといえばフィッシャーマンニットでしょう。実用性を突き詰めたギア感が漂い、今も根強い支持があるニットです。

桐田 政隆

2017.11.18

トップス
ニット・セーター

フィッシャーマンニット最大の特徴は、見た目と実用性

名前どおり、漁師が着ていた防寒着にルーツをもつフィッシャーマンニット。たとえば英国でいうと、代表的な例として知られるのがガンジーセーターです。見た目の大きな特徴は前後がないこと。デンマークの『アンデルセンアンデルセン』などもこの形状がベースになっています。

■参考記事: 感度高めの大人が注目。アンデルセンアンデルセンのニットが愛される理由とは?

見た目にも関連しますが、前後がないのは、漁師が暗闇の海でも前後を気にせず着用する工夫。また毛糸は脂分をたっぷり含み、空気を含みやすい撚りがしっかりしたモノを使用。これにより防風、防水効果が得られます。さらにタイトかつ動きやすいよう、脇下、立ち襟、肩線の間にマチが設けられています。

さらに特徴的なのは、裾にサイドスリットがとられていること。着丈を短く、フィット感をタイトにしながらも、動きやすさを確保するためのディテールです。つまるところフィッシャーマンニットは、ほかのニットよりも実用性に特化した海の男のためのニットといえるでしょう。

フィッシャーマンニットはどう着こなすのがおしゃれ?

フィッシャーマンニットはもともと、作業の妨げにならないようタイトフィットが基本。ただ今なら、少々ゆとりのあるサイズ感が気分です。また色も差し色や明るめのものを選び、リラックス感のある着こなしに鮮度を感じます。

フィッシャーマンニットのおすすめブランド6選 

フィッシャーマンニットの代名詞的な、ガンジーセーターの伝統を継承する老舗から、デンマークやフランスの人気ブランドもご紹介。意外な豆知識もあったりしますよ。

英国領ガーンジー島で1976年に創業。ガンジーセーターのような、フィッシャーマンが愛用した伝統的なニットをベースにアイテムを展開しています。本作も特徴的なデザインやディテールを踏襲していますが、モダンなフィッティングや色使いでアレンジされています。

デンマークの船乗り、バイキングが着用した、セーラーセーターをベースにしている『アンデルセンアンデルセン』。上質なメリノウールを使ったイタリア製で、フィッシャーマンの骨太感と品のよさを兼ね備えた人気ブランドです。

1964年創業、ガーンジー島のニットブランド。ガンジーセーターの大きな特徴である、前後のない形状、手仕上げによる身頃と袖のマチなど、伝統的な作りが継承されています。かなりタイトなフィットも同様で、細身のボーダーデザインと相性がいいですね。

ブランド4『アルダニー』

ガーンジー島の北東に位置する姉妹島、アルダニー島にあるニットファクトリーブランド。半世紀近い歴史があり、長年伝統的なマリンニットのOEMを手掛けていました。ピュアヴァージンウールやディテールを踏襲しながら、胸部のポップコーン編みがアクセントになっています。

英国のニットメーカー、ブラックシープが手掛けたガンジーセーター。前後同じ形状の立ち襟など、クラシカルなディテールも見られます。胸部にはケーブル編みが施され、漁師のハレの日ニット的な印象も加わっています。

『セントジェームス』のルーツは、船乗りが愛用したウールセーター。そして「ビニック2」は、ボーダーシャツが生まれる以前のニットのプロトタイプがモチーフ。つまりこっちがもともとで、意外と知られていない豆知識です。一時は日本での展開がなくなりましたが、現在はフランス製の商品が販売されています。『セントジェームス』も、海の男が愛用したニットに深い関わりがあります。

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