強靭にして、軽やかなβチタンフレームのメガネ

強靭にして、軽やかなβチタンフレームのメガネ

視力矯正の道具という側面からすると、メガネの着け心地はやっぱり大切。それを保証してくれるのは、軽量にして、弾力性のあるテンプル素材βチタンに限ります。

黒野 一刻

2015.05.24

アイウェア
メガネ

機能性で選ぶなら、やっぱりメタルです

最近はメガネもファッションアイテムとしての役割が強調され、太めのプラスチックフレームで、ウェリントン、ボストンあたりのオールドファッションな玉型を……というのが、スタイルとして定着しました。とは言え、メガネに期待するのは、やはり機能性だという人にとっては、依然としてメタルフレームに軍配が上がります。

へたらないメタルで、素材を選べば無敵です

へたらないメタルで、素材を選べば無敵です

大切に使うという条件はつきますが、メタルのフレームなら5〜10年でも平気で使い続けられます。視力矯正が必要な人にとっては、下着以上に身近な、しかし、はるかに高価なアイテムと言ってもいいですから、もちがいいというのは最大の魅力です。これに機能性が備わっているのなら言うことなし。特に、装着感は大事です。

高弾力性は、耐久力と装着感につながります

そこで注目したいのが、テンプルにβチタンを採用するメガネです。βチタンの特徴は、形状記憶性を持っており、極めて高い弾力性を発揮するということです。いろいろと力がかかるメガネのテンプルは、硬く破断しやすい素材より、しなやかな素材の方が壊れません。側頭部をホールドしやすいので着け心地も向上します。

機能美のあるフレームをピックアップ

『オンビート』はフレーム全体が1枚のβチタンシートから切り出すというのが驚きのメガネ。また、『カズオ・カワサキ』『昇治郎』『リニアフレックス』は、日本製らしいの品質の高さがにじみ出ます。『ポリス』も日本向けのサイズ設定など芸の細かさが出ています。いずれも機能的でしっかりしたフレームを選んでみました。

1枚のシートからすべてを切り出す『オンビート』ONB-504 G11X

2012〜'14年のアイウェア・オブ・ザ・イヤーを連続受賞の『オンビート』の製品の特徴は、1枚のβチタンシートからフレームをすべて切り出していることです。レンズも1点留めで、フレームに力がかかっても守られる構造です。全体にしなやかさを発揮し、究極の耐久力と装着感が保証されているのです。

人間工学を駆使したデザインと設計『カズオ カワサキ』MP-714-MC99-52

福井県メガネ界のルーツである増永眼鏡と、医学博士・プロダクトデザイナーの川崎和男氏が手を組んだブランドです。このメガネはフロントを持たないツーポイントタイプで、テンプルをβチタンとして、レンズへ応力を抑制します。同時に、弾力あるテンプルが側頭部をホールドし、耳にかかる重さの負担を軽減するのです。

『昇治郎』MFP-525-1

鯖江のフジイオプチカルが創業者の名を冠して設立したブランドで、βチタン・オンリーのフレームが目玉です。最先端の素材ながら、デザインはクラシックを極め、鼻梁に載せる一山ブリッジは20世紀前半の意匠です。玉型や丁番もクラッシクなスタイルで、カラーもビンテージ風。古風な路線が気に入ってる方におすすめです。

LINEARFLEX LX-1503-1

『リニアフレックス』は鯖江のメガネ商社ヤブシタグループのプライベートブランド。βチタンやNT合金を駆使したフレームをラインアップし、細身でしなやかさに富むフレーム作りが身上です。このフレームは、フロントがチタンでテンプルがβチタン製。テンプルはバネ構造を持たせた造形で、ホールド感を高めています。

サングラスのトップブランドはメガネでも一流

イタリアンサングラスのトップブランドは、メガネフレームも多数手がけ、サングラスと同様に定評があります。このフレームはリム、ブローライン+ヨロイ、テンプルの3ピース構造で、テンプルをβチタンとすることで高いフィット感を確保しました。日本市場向けにサイズを調整してあるなど細かい配慮も行き届いています。

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