2017年秋冬こそ“モノ”にしたい。グレンチェックのジャケットに注目

2017年秋冬こそ“モノ”にしたい。グレンチェックのジャケットに注目

2017年秋冬はグレンチェック柄のジャケットが旬のアイテムとして注目されている。クラシカルな雰囲気の1着を、いかに今らしくセレクトし着こなすか。その方法論を探る。

大中 志摩

2017.09.25

アウター
ジャケット
テーラードジャケット
秋の着こなし・コーデ

クラシックなグレンチェック柄こそ、大人にハマる

グレンチェックはグレナカート・チェックの略で千鳥格子やヘアラインチェックなど4種の細かな格子柄を組み合わせ、別色の1本の格子を重ねたデザイン。

ウィンザー公が英国王子だった頃に愛用していたことからプリンス・オブ・ウェールズ・チェックと呼ばれ、ユーロトラッドの代表的な柄として親しまれている。柄特有のクラシックな表情は、まさに大人の着こなしに格好なデザインといえるだろう。

グレンチェックのジャケットは、なぜトレンド候補にあげられるのか?

クラシカルなアイテムがトレンドとして注目されているが、中でもグレンチェックのジャケットに熱い視線が送られている。その理由は、上品な大人らしさを演出するだけでなく、着こなしのアクセントとして幅広いスタイルでの活躍に期待ができるから。ジャケットであれば秋、冬、春と3シーズンに渡って着用できるのでこの機会にゲットしておくのが得策。

グレンチェックのジャケットを選ぶなら、タイト&ダークトーンを意識して

グレンチェックは英国のイメージが強く、上品な印象を与えてくれる。柄の特性を生かすためにもジャケットを選ぶ際はタイトなサイジングをチョイスするのがおすすめだ。また、シックにキメたいという人はダークトーンのアイテムを選ぶと良い。逆に明るいトーンであれば着こなしにリズム感を与えてくれる。

2017年秋冬の注目株。グレンチェックのジャケットリスト

グレンチェックのジャケットの中でも、おすすめのアイテムを厳選。グレンチェックならではの上品なデザインと着心地も抜群な1着で、秋冬コーデの格上げを図ろう。

『エディフィス』Oberkampf チェック2ボタンジャケット

Super100'sのウールストレッチサキソニーを使用。国内最大の毛織物産地である愛知県の尾州で仕上げられた生地は、上品なツヤ感と柔らかな風合いが魅力。1枚羽織れば大人らしさを加味してくれる、理想のアイテムだ。

『ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ』‘TORAY’プリント グレンチェック 2B ジャケット

シワになりにくく、自宅での洗濯も可能な『東レ』の機能素材RIRANCHA(R)を使用。ストレッチ入りで動きやすく、肌離れの良い生地感が特徴だ。ステッチが少ないミニマルなデザインは、オン・オフ問わず幅広いシーンで役に立つ。

『キャサリン ハムネット ロンドン』シャドウグレンチェックジャケット

『キャサリン ハムネット ロンドン』の1着は、ノーカラーというディテールが特徴。カジュアルなデザインながらもグレンチェック柄とシルエットの美しさにより、上品な雰囲気も味わえる。

『シップス』ロロ・ピアーナ社製生地‘MOVING’シャドウグレンチェック スーツ

ストレッチの高さに定評のあるロロ・ピアーナ社製の生地を使用した、細身のグレンチェックジャケット。深い色みの組み合わせによるグレンチェックは、柄の存在感が控えめのためトライしやすいはず。

『ユナイテッドアローズ』グレンプレイド 3B コンフォート

ヴィンテージライクな生地は、ラニフィーチョ ディ・プレイ社に別注したモノ。落ち着きのあるダークトーンのグレンチェックなので、英国らしい色気のあるクラシカルなスタイリングに相性抜群だ。

オンでもオフでもOK。グレンチェックのジャケット活用法

カジュアルなスタイルからオフィススタイルまで幅広く活躍してくれるグレンチェックのジャケット。どう着こなすのがいいのかわからないという人のために、オンとオフそれぞれの着こなしサンプルを解説する。

▼オン:キメすぎない上品な印象が魅力的なオフィススタイル 

表情のある素材感が魅力的な、グレンチェックの特性を生かしたオンスタイルを厳選。ジャケパンスタイルだけではなくセットアップを使ったスタイルも集めたので、会社のルールに触れない範囲内で参考にして欲しい。

ブルーシャツにネイビーのジャケット、グレースラックスのジャケパンスタイル。定番の組み合わせながらもジャケットのさりげないグレンチェック柄がこなれ感を生み、ワンランク上のスマートさを演出。柄の印象が控えめのジャケットであれば、シックな雰囲気もしっかりとキープしてくれる。

ダークトーンのセットアップにブラウンのタートルネックニットで上品に。着こなしが重くならないよう、足元はローファーでラフさをアピール。全体をダークトーンでまとめているので、足元にカジュアルなアイテムを取り入れてもグレンチェック特有の気品を損なうことはない。

大柄のネクタイを主役にネイビーのジャケットとグレーのスラックスでまとめたジャケパンスタイル。ネイビーのシックな雰囲気にグレーのスラックスで軽さを出すことで大柄のネクタイでも悪目立ちしない。ネクタイとジャケットでトーンを変えているので柄同士でもうるさくならずに着用できる。

発色が美しいジャケットに合わせてライトな色合いのアイテムで構築したスタイリングに。ネイビー×グレーのジャケパンスタイルはシックな印象を強調してくれる組み合わせなので、大人らしさがしっかりとアピールできる。淡いイエローのネクタイを程よくアクセントにして全体にメリハリを利かせた。

表情のあるグレンチェックのセットアップを、ブラックのタートルネックニットでシックに。色数をブラックとグレーに絞ることで洗練された大人な雰囲気を加速させている。

▼オフ:ラフさと上品さが絶妙なジャケットスタイルを厳選

ジーンズやTシャツなどラフなアイテムと合わせたカジュアルなスタイルをピックアップ。Tシャツやジーンズが持つラフな印象をうまくグレンチェックのジャケットが中和してくれるので、キメすぎずラフすぎずのリラックスした着こなしが楽しめる。

丈の短いジャケットにロング丈のカットソーを合わせてシルエットに遊びを取り入れてカジュアルに。ジョガーパンツは色落ちカラーを選ぶことで、白Tとのコントラストにより非常に爽やかにまとまった。ハットやリュックで黒を指し込んであげると着こなしが締まり、スタイリッシュに着こなすことが可能。

VネックTをインナーに取り入れたジャケットスタイルは縦のラインが強調され、すっきりとした印象に。グレンチェックのジャケットにあえてカモ柄のスラックスを合わせることで男っぽさをアピール。柄×柄の組み合わせだが、どちらも柄の主張が控えめのアイテムなので喧嘩せずにうまくまとまっている。

光沢感のあるセットアップに鮮やかなイエローのインナーで遊び心とアクセントを表現した。ブラックのセットアップを着こなす際は、インナーに鮮やかな色を1点入れるだけで着こなし全体が明るくなり、マイルドな印象にまとめることができる。個性を主張するグルカサンダルも好印象。

ライトカラーのグレンチェックジャケットを白Tとジーンズでシンプルにコーディネート。ジーンズはロールアップして野暮ったさを払拭。ライトトーンのグレンチェック柄は、軽やかな印象が強いのでカジュアルなスタイルにも相性抜群だ。

グレーでまとめたワントーンコーデ。丈の長いプリントTとワイドスラックスがリラックス感を醸し、細身のジャケットでかっちり感を。控えめなグレンチェック柄がカジュアルな雰囲気を壊すことなく、上品な大人カジュアルへと昇華させている。ジャケットスタイルながらも肩肘張らずに着用できるスタイルだ。

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