テイスト別に提案。夏のワードローブ指名買いリスト

テイスト別に提案。夏のワードローブ指名買いリスト

夏はそもそも着る服の枚数が少ないから、気がつくとまた同じスタイルなんてことも少なくありません。今回は、今揃えるべき夏服をテイスト別にご提案します。

植木 麻利子

2017.06.25

夏の着こなし・コーデ

提案します。好みのテイスト別、夏のワードローブ

提案します。好みのテイスト別、夏のワードローブ

この夏、何を揃えようかと悩んでいませんか? 休日の夏服を考えるうえで必要なワードローブをカジュアル、きれいめ、スポーツミックスの3テイストに分けてピックアップします。

テイスト1:カジュアルスタイル

スポーツミックスとの差をつけたいカジュアルスタイルでは、力の抜けた”リラックス感”を重要視。なおかつ着ている本人だけにとどまらず、周りまでも楽しい気分にさせてくれる“柄”や“色”選びに注目したいです。イメージは海派のファッショニスタ。彼らの作りすぎないスタイルが一番の参考です。

トップス編

カジュアルといえど、必ず守っていきたいのが“大人感”。ルーズになりすぎないことが鉄則です。故にTシャツは大きすぎず小さすぎずの絶妙なサイズ感が重要。例外はシャツだけ。シャツや生地や形できちんと見えできるので、少々身幅があってもセーフ。リラックス感を念頭においた大人服選びが攻略のカギです。

『フルーツ オブ ザ ルーム』×『ビームス』

アメカジ世代のド定番T『フルーツ オブ ザ ルーム』を『ビームス』が別注したデザイン。今季は白Tの当たり年ですが、なかでもこちらは生地が肉厚でタフ。ヴィンテージ感も味わえる逸品です。だからボトムスがゆるっとしていても、しっかり大人をキープでき、ラフになりすぎないのがポイントです。

『グローバルワーク』

今季、カジュアルで注目してほしいシャツが「アロハ」。見た目も涼しげですし、リゾート感もあります。それでいて襟もあるから若造にもなりません。「アロハ」を選ぶコツはカラートーンを抑えること。特にベースが落ち着いたカラーであれば、柄が華やかでも大人感を維持できて絶妙です。

『アーバンリサーチ サニーレーベル』

ベーシックなのにトレンドを感じさせるカラーTシャツなら、今年はフェードカラーが正解。西海岸のような自由な空気感を少し褪せた色みが漂わせてくれます。Tシャツのみでフェードカラーを取り入れるだけいいけれど、全身フェードカラーにして西海岸らしい雰囲気を漂わせてもすてきです。

パンツ編

肝は全身のバランスです。上が軽ければ、下は色や素材や柄で重くする。上が重たければ、下は軽くする。そんなバランスが夏は大切で、だらしなくさせないポイントに。ここではそこから選出した3本をご紹介。今年は人気の冬素材が夏仕様になってエントリーしていますよ。

『オーシャンパシフィック』×『アーバンリサーチ サニーレーベル』

寒空の中でカジュアルな温かさをくれたコーデュロイですが、夏は素材を変えて登場し、トレンドにエントリー。人気の秘密はシンプルなスタイルにニュアンスを与えてくれ、表情のあるスタイルに仕上げてくれるところ。ただ、やっぱり見た目は重め。丈は短めがいいですし、色も明るめで軽快な方が涼しげです。

『レッドカード』

ワイルドさも男っぽさも手に入るデニムだけれど、夏はただただ暑い! ならば、ライトオンスの薄くてテロっとしているデニムはいかが? 履き心地も見た目も軽くて涼しい。しかもダメージ加工が施されているから、コーデに組み込むだけでカジュアルに必ず傾けられます。こんなわかりやすいアイテムは1本あると重宝します。

『ハーレー』

スイムウェアでありながら街はきできる水陸両用のショートパンツ「ボードショーツ」が年々増加しています。ストレッチ性や速乾性に優れていて、それでいてこの太ボーダーデザインのようにカジュアル派が求める華やかな色・柄・デザインが豊富です。丈短めなので、シャツにもTシャツにも合わせやすいところも優秀。シンプルなトップスのお供にどうぞ。

シューズ編

海に山に川に……とアクティブなカジュアル派。一例ですが、サーファーは海に行くと、脱いだり履いたりすることが多いですよね。となると、かっちりと履く靴は面倒。カジュアル派はそういうシーンがほかのスタイルより多いんです。そこで、おすすめしたいのは脱ぎ履きが楽で、履き心地も楽ちんな靴。目を引くデザインなら短丈のパンツともうまくまとまります。

『バンズ』

サーファーの定番中の定番「エラ」。「オーセンティック」ではなく、あえて「エラ」をチョイスしたのは、履き口にパッドがあり履き心地が快適だから。履き口も浅い作りになっているので脱ぎ履きにも便利です。圧巻の色・柄バリエですが、自然のなかでも視線を集めるほどデザインを選んでこなれ感を出していきましょう。

『アイランドスリッパ』×『シップス』

履き心地の良さはいわずもがな。鼻緒型が一番の人気ですが、今回紹介したいのはクロスストラップモデル。比較すると甲を覆う部分が広いので、歩いてもパタパタせず歩きやすい! もちろんこのモデルもEVAを内蔵しているので、たくさん歩いても疲れません。シックなカラーなので、デザイン性の高いショーツと相性がいいですね。

『セバコ』

カジュアル派だって、ドレスコードの場に訪れることは多いことでしょう。そんなシーンで1番NGとされているのがサンダルです。では何を履けばいい? 答えはデッキシューズ。カジュアル派が望む履き心地は良く、程良い品の良さも出せる頼れるアイテムです。サンダルと比べると見た目の重さはあるので、短丈パンツか裾をまくって”抜け”を作るのが重要です。

テイスト2:きれいめコーデ

大人のきれいめスタイルで注意したいのは、大人を意識しすぎてオヤジになってしまうことです。子供っぽく見えるのは困りますが、30歳オーバーの大人感は欲しい。それが希望ですよね。ならばキーワードは2つ。”爽やかさ”と”清潔感”です。体型にあったシルエットを意識しながら、アイテムをセレクトしてみました。

トップス編

顔まわりは印象がとても強く残りますので、トップスは特に品のあるアイテムを選びたいところです。“襟”があれば、有無をいわせずきれいめ寄りになるので、悩んだらまずは”襟”アイテムから夏を始めるといいでしょう。また、色や柄も無理にあれこれ入れる必要はありません。カラフルな色は控えめに、定番色で攻めるときれいにまとまります。

『ジョンスメドレー』

ロングセラーである「ISIS」モデルは、ビジネスから週末までシーンを選ばない品の良さを持ったニットポロ。軽く、柔らかく、滑らかでいて、シルクのような光沢感があるシーアイランドコットンという上質素材を使用。着るだけで品の良さが漂います。またやや大きめの襟がきちんと感と上品さも両立。ほかのニットポロでは出せないクオリティなのです。

『シップス ジェット ブルー』

夏のマストアイテムであるTシャツをもっときれいに着こなしたいという要望、よく聞きます。そんな声にお答えするのが、リネン混Tシャツ。リネンが入るだけで表情豊かになり、こなれ感も生まれます。大人度も確実に上がりますので、きれいめ派には必ずトライしてほしい注目アイテムです。リネンならではのドライタッチな質感も楽しんでください。

『エディフィス』

再びリネン素材ですが、ここで特筆したいのは“バンドカラー”。実はきれいめにもカジュアルにもいかようにも使えますが、中にカットソーを忍ばせてジャケット風に羽織ったり、スラックスと合わせて1枚で着たりと特にきれいめスタイルで万能に使えるんです。注意は身幅のみ。身幅が大きいとカジュアルに寄りますので、程良い細さを選出しましょう。

パンツ編

トップスでシンプルなアイテムを選びましたので、合わせるボトムスは少しだけ冒険してもOK。テンションの高い柄は避けたいですが、ストライプや細かいチェック柄など定番なら程良いアクセントにもなりベター。リネンやシアサッカーなど夏素材も取り入れると夏にしかできないスタイルが完成します。

『タケオキクチ』

ワンタックで腰回りはゆったり、裾はテーパードで細め。これが最近のきれいめパンツの鉄板。それを守りながらも夏感を高めたのが、このシアサッカーパンツです。シアサッカーは最近の「原点回帰」の流れにのって復活の兆し。シワにもなりにくいので、きれいめ派が意識しておきたいきちんと感もキープできます。

『エディフィス』

無駄をすべてそぎ落としたシンプルな細身ショーパンは、トップスにゆるっとした楽ちんアイテムをもってきても品良く決まるお助けアイテム。シャツやジャケットと合わせれば簡単に大人っぽく仕上がりますし、これを買わない選択が見つかりません。“膝上”で今っぽさも感じさせてくれています。

『シップス』

クリース入りでスラックス級の上品さを与えてくれるのに、イージーパンツでリラックス感満載ってところが魅力です。SAFILIN社のリネンを使っているので肌触りは柔らかく、色気のある男に仕上げる光沢感も備わっています。きれいめでもピッタリとしたパンツは暑くて夏には向かないし、昨今のリラックスブームを考えると、これがちょうどいいあんばいなんです。

シューズ編

やりすぎを避けたいきれいめ派。シューズにいたっても落ち着いた雰囲気が必至です。シンプルなもので、足の露出が控えめなものを選ぶといいでしょう。また、若干でいいので幅が狭めのシルエットを選ぶとなお良し! イージーパンツなどの少しリラックス感のあるパンツでも、メリハリが生まれて全体がスマートに見えます。

『フォーワンセブン エディフィス』×『コスダム』

大人のリラックス感を出すのに好適なエスパドリーユもアッパーが上質なレザーのものを選ぶだけで、よりきれいに履きこなせます。人間工学に基づき製品開発を行う『コスダム』とのコラボなので、履き心地も保証。横幅もタイトなので、ショーツと合わせてもカジュアルに寄ることなく、品のある大人スタイルに決まります。

『パラブーツ』

機が熟し、バリエーションが一気に揃ったグルカサンダルですが、きれいめ派が欲しいのはやっぱりグルカのド定番『パラブーツ』の「パシフィック」。トウが露出しているタイプもグルカでは人気ですが、きれいめを意識するならトウの露出は不要。少し肌が見え隠れするぐらいがジャストです。そして、こちらはシャンクー体型のソールなので、スニーカー並みの履き心地!

『アーテ・クルール』

Tシャツ×デニムというカジュアルスタイルでも、プラスオンでたちまちきれいめスタイルに仕上げてくれるローファー。ジャケパンスタイルのハズしとしても大いに活躍してくれます。素足履きで(もちろん見えないソックスを忍ばせてもOK)抜け感を出しながら、こなれ感を出してください。ちなみに『アーテ・クルール』は『エディフィス』のプライベートブランドです。

テイスト3:スポーツミックス

スポーツミックスの着こなし方は意外と簡単! スポーツ要素のあるアイテムを1点以上入れて構成することは鉄則ですが、ルールは1つ。必ずメリハリをつけることです。どこかにボリュームのあるものをもってきたら、あとはタイトに締める。全体はシックにまとめて、目を引くアイテムは1つのみ。このルールにのっとって、アイテムをご紹介します。

トップス編

ここではスポーツミックス初心者に揃えておいてほしい代表アイテムをピックアップ。ボトムスやシューズを考えなくても、投入するだけでスポーツミックススタイルになるアイテムをご紹介します。なので、あとはできるだけシンプルに、モノトーンで落ち着いた印象に導くことを意識してください。

『アディダス』

スポーツミックスを作りやすいTシャツは、スポーツブランドからチョイスするのがうってつけ。ブランドロゴのTシャツが一番わかりやすく決まるかもしれませんが、こなれた印象を与えるにはグラフィカルなロゴがベター。カジュアル度を高めにしたいなら、身幅が広いオーバーサイズを、きれいめにしたいならジャストサイズを選んでください。

『ラコステ』

テニスやゴルフを連想させる”ポロシャツ”。こういったスポーツを連想させるアイテムは手っ取り早くスポーツミックスを作ることが可能です。選んだのはポロシャツのルーツともいわれる『ラコステ』の「L.12.12」。1933年の誕生以来、変わることのない鹿の子織りの生地を使用しており、品のある光沢感が魅力の一枚です。

『アディダス』

こちらはスポーツウェアのなかでもファッション性を備えた色鮮やかなウインドブレーカー。一見暑そうですが、メッシュのライニングで通気性には優れていて着心地は実は快適。ブルー系の爽やかカラーですし、Tシャツの上にさっと羽織って、腕まくりすれば軽快感が出せます。タイトでシンプルな黒パンツなどと合わせてみてください。

パンツ編

スポーツミックス派のトップスやシューズはインパクトがあるものが多いので、パンツはシンプルな方が万能です。タイトなラインのものや、黒、グレーなどの落ち着いたカラーリングがベースとなります。ここはとにかく履きまくって、自分の脚のラインをきれいに見せる1本を探したいですね。

『モンキータイム』

ジョガーパンツはスポーツミックスの最先鋒! 裾がリブになっているのでアクセントになるシューズも目立たせることができますし、黒であればスポーツ感を抑えるのにも活躍してくれます。『モンキー タイム』のこの1本は薄手のデニム生地を採用しているので、脚のラインが出にくいのもポイント。極細のスキニーをはきたいのに、脚に自信がないという方にもおすすめです。

『ナンバーナイン デニム』

シーズン通してスポーツミックス派に支持されているスウェットパンツ。選び方は脚に程良くフィットする細身シルエット。グレーや黒を選ぶとトップスを選ばないので着回し力も抜群です。ただのスウェットにならないように、斜めに入ったダーツや8分音符の刺しゅうなどさりげないディテールも重視してください。

『エレッセ』

スポーツミックスの夏のショーツは、動きやすく、軽い着用感得られるナイロンショーツから選出。トレーニングウェアのようなデザインが今どきのスポーツミックスです。メッシュ裏地など着用感も快適になっているので、スパッツなどとレイヤードして、スポーツ感を極めるスタイルもおすすめです。

シューズ編

トップス&ボトムスで十分落ち着いた大人感を演出しているので、シューズでは夏らしくはじけたいところです。カラフルな色使いや柄を味方につけて、コーディネートにインパクトをオン。夏の楽しい雰囲気を演出しましょう。

『モンベル』

『モンベル』の人気作。ソックオンサンダルはS字状の鼻緒がポイントです。ソックスを着用中でもサンダルを履くことができるので、コーディネートの幅が広く、支持されています。U-3000円のコスパの良さも相まって、今年はさらなる人気が加速する予感大! カラフル系で数足揃えたいアイテムです。

合わせて読みたい:
文字通りロックオン! モンベルのサンダルに熱視線

『キーン』

2本のコードでアッパーを作る、ユニークで革新的なシューズです。足の動きに沿って自在に変形するのでサンダルというよりも、蒸れないスニーカーといった感覚。カラーはもちろん豊富ですが、スポーツミックススタイルで履くなら、インパクト重視でこれくらい華のあるハイライトカラーがおすすめです。

『ナイキ』

視線を集めるスポーツシューズで外せないブランドといえばやはり『ナイキ』でしょう。なかでもフライメッシュ素材は通気性が良くて軽量。夏に快適な心地を約束してくれます。そして何といってもこの鮮やかさが魅力。履くだけでこなれた大人の男性に近づけます。スニーカーはハイテク感のあるモデルがスポーツミックスでは有力な選択肢です。

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