ハミルトンのカーキを徹底解説。魅力とおすすめの1本

ハミルトンのカーキを徹底解説。魅力とおすすめの1本

アメリカの名門ウォッチメーカー『ハミルトン』。そのなかでも人気の高いシリーズが「カーキ」です。その特徴を踏まえつつ、大人の腕にふさわしい10本をご紹介します。

Hiroshi Watanabe

2018.05.27

ハミルトン(HAMILTON)
腕時計
機械式

『ハミルトン』の代表ライン。「カーキ」とはどんなモデル?

第二次世界大戦中、アメリカ軍の兵士たちに親しまれていた軍用腕時計をルーツに持つ「カーキ」。ミリタリーウォッチの代表格として認知されており、1度は手にしたことがあるという人も多いであろうシリーズですが、ここではそんな「カーキ」の魅力を今一度確認してみたいと思います。

■合わせて読みたい: ハミルトンの名機10選。アメリカ生まれの時計ブランドを深掘り

『ハミルトン』カーキの魅力とは?

軍用ウォッチとしての系譜にある「カーキ」。陸海空それぞれのシチュエーションで必要とされる機能を搭載した、個性的なモデルを数多く有しています。耐久性や視認性などミリタリーウォッチとして高い機能性を基本としながら、タウンユースやビジネスシーンにも対応する多彩なデザインを選べるという点が「カーキ」の大きな魅力です。

『ハミルトン』ベンチュラやジャズマスターとの違い

『ハミルトン』の人気ラインといえば、世界初のエレクトリックウォッチとして名を馳せたアシンメトリーデザインの「ベンチュラ」や、スマートでスタイリッシュな表情を持つ「ジャズマスター」も有名です。比べて「カーキ」は、フィールドウォッチとしての堅ろうさと機能性、そして武骨でマニアックなイメージを持っており、どことなく男臭い雰囲気。そして何よりコストパフォーマンスに優れたモデルが多く、機械式腕時計の入門機としても重宝されています。

■合わせて読みたい:
ハミルトンの人気モデル、ベンチュラの魅力を読み解く

カーキはどんなシーンに似合うのか

男らしさとモダンで洗練された表情を併せ持っているのも「カーキ」の魅力。腕時計としてベーシックなたたずまいから、オンタイムのスーツスタイルからカジュアルまで幅広く着用することができます。歴史的なバックグラウンドのある腕時計を袖口からチラリとのぞかせる、そんな余裕のある大人のスタイルに「カーキ」はよく似合います。

『ハミルトン』のカーキ。押さえておくべき定番モデルを紹介

「カーキ」は、フィールド(陸)、ネイビー(海)、アヴィエーション(空)、の3つの種類に大別され、それぞれ魅力的なモデルがラインアップされています。まずはそれぞれの定番ともいえる代表的なモデルを紹介します。

カーキ フィールド オート

第二次世界大戦でアメリカ軍が使用した、通称“ハックウォッチ”がルーツとなるシンプルなフォルムのフィールドウォッチ。グリーンのダイヤルやキャンバスのバンドなど、ラフになりすぎないシックな表情になっており、大人のカジュアルスタイルによく似合う上品な1本です。

カーキ フィールド オート

カーキ フィールド オートに良く似たルックスですが、ダイヤルをブラック、バンドを鏡面仕上げのステンレスに変更することで、オンタイムのスーツスタイルにも対応できるミリタリーウォッチとして成立します。ケースも38oとゴ、ツすぎないのも好印象。もちろんカジュアルスタイルにも相性抜群です。

カーキ ネイビー パイオニア

1940年代にアメリカ海軍の要請で開発されたマリンクロノメーターをモチーフとしたドレスウォッチ。懐中時計からのコンバートウォッチに見られるワイヤーラグ風のラグや、装飾性のあるインデックスが程良いレトロさを匂わせます。その一方で、シンプルで上品なデザインとブルーのダイヤルが洗練されたイメージを演出。ビジネスシーンやきれいめカジュアルによく似合う1本です。

カーキ パイロット パイオニア

1970年代に英国空軍に採用された航空時計がモチーフです。視認性の良さに加え、リューズを保護するためのアシンメトリーケースや特徴的なサブダイヤルの配置を継承したクラシカルな表情が魅力。オン・オフ問わずに着用できるオールラウンダーです。

カーキ アヴィエーション ETO

ETOとはEstimated Time Overの略。ケース両サイドのボタン操作で、目的地までの時間、距離、速度を知ることができるパイロット専用の機能を搭載しています。デザインとしては、42oのケースに肉厚なステッチ入りラバーバンドを装着したスポーティで男らしい雰囲気が魅力。カジュアルスタイルの腕元によく映えます。

まだまだ知りたい。『ハミルトン』カーキのおすすめモデル

定番を押さえた後は、さらにそこから派生する5本を紹介していきます。ミリタリーウォッチをルーツとした「カーキ」らしいミリタリー感と都会的なデザインを併せ持つ、とくに人気の高い自動巻きのムーブメント搭載モデルにこだわって選んでみました。

1本目カーキ フィールド オート 44o

シンプルなフォルムに「カーキ」の伝統がしっかりと感じられるこのモデル、迫力のある44oのケースにブラックのダイヤルと、男臭さを感じさせる部分が魅力です。もちろんオン・オフ問わずに使えます。バンドをメタルやテキスタイルに替えて、違った雰囲気を楽しむのもおすすめです。

2本目カーキ フィールド オート クロノ

「カーキ」の持つ武骨なイメージはそのままに、2カウンタークロノグラフとデイデイト表示を備えたオーセンティックな表情。グレーのダイヤルとキャメルのヌバックを使用したバンドなど、渋めのカラーリングも魅力的です。蓄光素材が長い年月を掛けて日に焼けたようなベージュのインデックスも、旧きを知る老舗ならではのデザイン。カジュアルスタイルはもちろん、スーツスタイルにもよく似合う大人の「カーキ」です。

3本目オープン ウォーター オート

アメリカ海軍の特殊潜水部隊“フロッグマン”のために開発された潜水時計から着想を得た本格ダイバーズ。46oのチタン製ケースに1000mの防水を搭載した本格派の仕様が、メンズにはたまりません。視認性を重視したアルミ製の赤いベゼルとラバーバンドが、面構えに凄みと説得力をもたらしてくれます。男っぽいラフなカジュアルスタイルには、是非合わせてみてほしい1本です。

4本目パイロット パイオニア オート

1970年代の英国空軍用時計をモチーフとしたこのモデルは、オリジナルの特徴を受け継ぐアシンメトリーケースやドーム型風防、テキスタイルバンドなどミリタリーのエッセンスが凝縮されています。2時位置のリューズでは内径のミニッツスケールを回転させることができ、タイマーのような働きをさせることも可能。ムーブメントも80時間連続稼動にするH-10を搭載するなど、シンプルなルックスながら魅力にあふれた1本です。

5本目エックス ウィンド オート クロノ

腕時計では初となる偏流修正角計算機能が搭載された本格的な航空時計。優れた視認性と迫力のある44oケース、そしてシースルーバックと、機械式腕時計を所有する喜びを感じさせてくれます。カジュアルスタイルにはもちろん、ステンレスバンドの端正なルックスは、スーツの袖口からのぞかせるのも大いにアリです。

    KEYWORD関連キーワード
    RECOMMENDEDあなたにおすすめの記事
    ハンターのローファーは雨でも晴れでも履ける万能シューズ

    ハンターのローファーは雨でも晴れでも履ける万能シューズ

    雨の日に重宝するレインブーツ。ですが、着こなしを考えるとなかなか取り入れづらいもの。そこでおすすめしたいのが、英国生まれのブランド『ハンター』のローファーです。

    八木 悠太

    足元もTPOをわきまえて。革靴のデザインの違いと履き分け方

    足元もTPOをわきまえて。革靴のデザインの違いと履き分け方

    大人の男性であればTPOはわきまえてしかるべき。衣類は考慮しがちですが、足元への注意を怠ってはいませんか? TPOにそった革靴を選べるよう、基本を押さえましょう。

    池田 やすゆき

    大切なあの人と。ペアウォッチの人気ブランド20選

    大切なあの人と。ペアウォッチの人気ブランド20選

    数あるペアアイテムのなかでも、よりさり気なく身に着けられるペアウォッチ。実用性も高い人気ウォッチブランドのアイテムを、3つのカテゴリでそれぞれ紹介していこう。

    大中 志摩

    もはや当たり前。大人に似合う通勤リュック20

    もはや当たり前。大人に似合う通勤リュック20

    ビジネスマンにとって通勤時のリュックはもはや当たり前。市民権を得たものの、カジュアルやアウトドアで使用するモノとは一線を画す、“通勤仕様”のモノを選びましょう。

    近間 恭子

    チャッカブーツといえばこの10足。注目ブランドも着こなし方も解説します

    チャッカブーツといえばこの10足。注目ブランドも着こなし方も解説します

    スエードやスムースレザーを採用した上品なルックスながらも、カジュアルな雰囲気を持つチャッカブーツ。幅広い着こなしに取り入れられるので、1足あると確実に重宝する。

    大中 志摩

    機械式時計初心者にも。セイコー5のおすすめラインアップ

    機械式時計初心者にも。セイコー5のおすすめラインアップ

    安価で入手できる機械式時計として、国内外に多くのファンを持つ『セイコー5』。意味深な“5”が持つ意味をはじめ、豊富なラインアップを順に見ていきましょう。

    Hiroshi Watanabe

    BACK