ムーンスターの人気スニーカーを厳選。長く愛すならMADE IN KURUMEで

ムーンスターの人気スニーカーを厳選。長く愛すならMADE IN KURUMEで

セレクトショップで見かけることが多くなった『ムーンスター』。有識者も納得のハイクオリティな物作りを、その舞台裏を絡めつつご説明しましょう。

Freeamericanidol編集部

2018.07.20

ムーンスター(MoonStar)
スニーカー
夏の着こなし・コーデ

子供から大人まで。『ムーンスター』が人気です

Freeamericanidol世代の多くは、『ムーンスター』と聞いて、幼い頃に履いていた上履きを思い出すのではないでしょうか。『ムーンスター』はゴム産業の街、福岡県久留米市で140年間シューズを製作し続けてきた歴史あるメーカー。地下足袋から始まり、学校指定の上履きなど実用的なシューズを多数手がけている同ブランドですが、ここ数年はファッション性のあるスニーカーも注目されています。

『ムーンスター』の生い立ちについておさらい

『ムーンスター』の前身は「月星化成」とい言う名前で、『ブリヂストン』『アサヒシューズ』と並んで“ゴム3社”と数えられる歴史の深いシューズメーカーでした。地下足袋の製造に始めてミシンを導入したり、1920年代にアメリカのスニーカーを真似てラバーソールを装備したシューズを作成するなど、同社は当時から革新的な物作りを推進していました。その「月星化成」が2006年、来るべきグローバル社会に向けて社名とブランド名を統一。その際にロゴやブランドの一新を図り、現在では高感度なセレクトショップでも取り扱われるファッションスニーカーとして名を連ねるようになりました。

『ムーンスター』のスニーカーが大人に刺さる理由を探る

ブランドイメージを刷新しただけでは、その人気は一過性のものにしかなりません。『ムーンスター』が長く愛されるブランドになったのにはそれだけの理由があるのです。

理由1“MADE IN KURUME”のクオリティ

『ムーンスター』のスニーカーはすべて、福岡県久留米市にある自社工場で作られた“MADE IN KURUME”。劣化しづらくしなやかさをキープする原料のゴムの配合からはじまり、裁断、縫製、底付けから仕上げまで、すべての工程を熟練の職人が行っています。それらの技術の裏には、これまで国内外の人気ブランドのOEMで培ってきた経験が息づいています。

理由2希少な「ヴァルカナイズ製法」

“MADE IN KURUME”のスニーカーは、国内でもわずかな数の工場でしか行うことができない「ヴァルカナイズ製法」で仕上げられます。なぜ、『ムーンスター』が同製法を取り入れたスニーカー作りを行うこととなったのか。そこには、ブランド刷新の際に久留米工場製品の価値と品質をもっと知ってもらいたいという願いから掲げられた「シューライクポータリー(直訳すると、焼き物のような靴)」というコンセプトがあります。熟練の職人の手により大釜でゴムを巻きつけたスニーカーに熱と圧を加えることで、しなやかかつ丈夫、そして美しいシルエットの1足が生み出されるのです。同製法を用いたシューズは、瞬く間に世間に知られるようになりました。

理由3デザインと履き心地の良さ

製品のクオリティもさることながら、デザインも秀逸なのが『ムーンスター』のすごいところ。シンプルで飽きのこないフォルムに、どんな服でも合わせやすい落ち着いたカラーバリエーションを揃えており、感度の高いセレクトショップからの支持が高いというのもうなずけます。またワイズが広い日本人の足に合う木型を採用しているため、海外製品に比べて履き心地が良いというのも人気の秘密です。

着こなしにハマる1足を。人気モデルとコーデサンプルを紹介

『ムーンスター』の魅力がわかったところで、とくに人気の2モデルをご紹介しましょう。その魅力と共に、洒落者たちの着こなし例もピックアップしてみました。

人気モデル1オールウェザー

ヴァルカナイズ製法の利点を最大限に生かした、ユニークな全天候モデル。生地の耐久性とゴムとの接着力を高めるパラヴァルコートを施したキャンバス生地に、配合の異なるラバーを熱圧着することで高い防水性を実現しています。『ステューシー』のライフスタイルライン、『ステューシー リヴィン ジェネラルストア』とのコラボも記憶に新しいモデルです。ハイカットとローカットが用意されています。

こちらはローカットモデル。ベイカーパンツにGジャンという、男らしいワークスタイルに合わせています。足元には『ステューシー』別注のカモ柄「オールウェザー」を選んで、武骨なムードを加速。シンプルに無地でまとめた着こなしがハンターカモを際立たせています。面積の広いガムソールが、全体のアクセントに。

トレンド色の強いワイドの9分丈パンツにも、ハイカットの「オールウェザー」は相性良好。切りっぱなしにしたジーンズのラフさと、ミリタリーライクなスニーカーのボリュームが相まって男らしい印象を与えています。

『グラミチ』のジーンズをロールアップした、アウトドアMIXスタイル。シンプルなコーディネートに「オールウェザー」のツートンカラーがアクセントになっています。『ミステリーランチ』のオレンジロゴとも、相性良し。

「オールウェザー」に合わせて、黒とカーキで揃えたスタイリッシュなコーディネート。あくまで都会的に見せるためにパンツを細身にしたり、ゆるめのカーディガンでラインを整えるなど、トーンを抑えつつも単調に見えない計算しつくされたバランスが見事です。

人気モデル2ロウバスケット

スニーカーの原型ともいえる、むだをそぎ落としたデザイン。どんな人が履いても等しく似合い、その良さを実感できる1足です。素材や色などのバリエーションも多く、セレクトショップの別注なども随時リリースされています。

ビッグシルエットの半袖シャツに9分丈スラックスが今年らしいこちらのコーディネート。そこへ投入したのがオーセンティックな黒の「ロウバスケット」です。ネイビーで統一した着こなしも、足元にアクセントを作ることでグッとこなれた雰囲気に。

ハーフジップのワークシャツとチノパンを使ったコーディネートですが、スニーカーを赤にすることでほのかなストリート感を加味しています。パンツを太めに折り返して足首をのぞかせることで、抜け感が出ておしゃれに見えるのもシンプルな1足ならでは。

オフホワイトの「ロウバスケット」を、白パンツとネイビーTシャツでとことん爽やかにまとめたスタイル。スニーカーは生成りに近い白さで、足元に自然な爽やかさを呼び込みます。ビッグシルエットのTシャツは、ボトムスにインすることでバランス良く構築。

ストライプのイージーパンツという個性的なアイテムも、ベーシックなフォルムの「ロウバスケット」なら難なくまとまるという好例。落ち着いたカーキカラーを主体としたスニーカーの持つナチュラルな雰囲気が、全体を優しくまとめています。

ほかにも続々。大人に似合う『ムーンスター』5足をレコメンド

上記ではとくに人気の2型をピックアップしましたが、当然ながら『ムーンスター』のラインアップにはほかにもクラフトマンシップあふれる名品が揃っています。履き心地良く、デザインも上品。きっとワードローブの要として活躍してくれるはずです。

1足目『ムーンスター』×『フェニカ』

『ビームス』のインテリア&生活雑貨レーベルである『フェニカ』。クラフトマンシップあふれるセレクトを得意とする同ブランドと『ムーンスター』がタッグを組んだ今作は、1950年代のヴィンテージスニーカーを思わせるクラシカルなルックスが最大の魅力。潔いモノトーンの配色がモード感たっぷりの1足です。

2足目ジムクラシック ハイ

1960年代のトレーニングシューズをベースにしたジムクラシックのハイカットモデル。当時のディテールを簡略化することなく忠実に再現したというだけあり、その独特のアッパーデザインと丈夫さは折り紙付きです。ジーンズからスラックスまで、合わせるパンツを選ばないオールブラックなら汎用性も◎。

3足目ラリー

上品なベージュカラーで仕上げたシンプルなコートシューズ。ソール成型とアッパー接着を同時に行うダイレクトインジェクション製法で作られており、木型の形を忠実に反映した足馴染みの良いソールが特徴です。その抜群のフィット感とクッション性は「靴下に底をつけた靴」と評されるほど。

4足目カックス

ロングセラーモデルをモダナイズした『ムーンスター』スクーラーシリーズより、スリッポンをご紹介。作業靴のデザインをそのまま採用した飾り気のないアッパーが新鮮な印象で、脱ぎ履きを容易にするエラスティックバンドがアクセントとして効いています。軽やかなキャンバスの風合いと爽やかな配色は今の季節にぴったり。

5足目マッドガード

先述のオールウェザーと同じく、キャンバスに貼り合せたラバーが雨や泥水から足元を守ってくれる全天候型モデル。いわゆるレインシューズとは異なるスニーカー然としたルックスで、雨の日はもちろん晴れの日も気兼ねなく活用できるのがうれしいポイント。白ベースのクリーンなデザインは大人の着こなしとも好相性です。

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