春夏も履きたい。『バンズ』のスニーカー
『バンズ』といえばスニーカー。スニーカーといえば『バンズ』。レトロでシンプルな見た目はどんなファッションにも合わせられます。機能面においても、アウトソールのグリップ力や激しいアクションにも耐えうる丈夫さは、世界のスケートボーダーやBMXライダーたちから強く支持されています。今や大人ストリートを目指すうえでは欠かせないバンズのラインアップのなかでも、ここ最近でよく目にする“プロ”モデルをご存じですか?
いつもの『バンズ』と何が違う? 『バンズ』プロスケートラインの魅力を紹介
プロスケートラインが普通のものと違う点の1つはクッション性です。カップインソールには、ポリウレタンをベース素材にした「ULTRACUSH」という技術を採用しています。そのため、プロのスケーティングを想定した、強い着地の衝撃を吸収するほどのクッション性が備わっているのです。
履き心地抜群。ちなみに、いつもの『バンズ』と何が同じ?
インソールのほかにもトゥの耐久性の強化など、さまざまな技術が詰め込まれているものの、クラシックなデザインはそのまま。だからこそ、プロ仕様でもいつもどおり自然にファッションに取り入れることができるのです。
『バンズ』プロスケートラインの気になるラインアップは?
ここまでプロスケートラインのことは説明しましたが、では実際にどんなスニーカーがあるか気になる方のために、代表的なラインアップを紹介していきます。同じように見えて、実はそれぞれのモデルにこだわりがあるのです。ディテールやシルエットなどの特徴を押さえたうえで、コーデに取り込みましょう。
SLIP-ON PRO
『バンズ』といえばスリッポンシューズ! SLIP-ONはスリッポンブームの火付け役で、すぐに履いてスケートができることが、スケーターの間で話題になりました。最近はチェッカー柄のものも人気があります。
AUTHENTIC PRO
『バンズ』の創立した1966に誕生したファーストモデルであり、『バンズ』の原点です。履き口にクッションがなく、潔いスッキリしたデザインが魅力的。これからの夏、ショートパンツに合わせるときは、裸足で履くのがおすすめです。
ERA PRO
ERAはデザインこそAUTHENTICに似ていますが、履き口にパッドが入っています。コンビカラーも出ていてカラーバリエーションも豊富。ストリート系だけでなく、ワークスタイルやトラッドにも合わせられます。
OLD SKOOL PRO
当初、OLD SCHOOLはBMXライダーのためのものでしたが次第にスケーターからの支持も得るようになりました。愛称は「ジャズ」。このモデルの象徴でもあるサイドストライプが「ジャズストライプ」とも呼ばれていることが由来です。
HALF CAB PRO
『バンズ』にはプロスケーターの名前を冠したシグネチャーモデルがあり、スティーブ・キャバレロをモチーフにした「HALF CAB」は、その最初のモデルです。ハイカットのスケートモデルよりボリュームが抑えられているので、足元が若くなり過ぎません。
『バンズ』プロスケートラインは、どうスタイリングするのがおしゃれ?
ストリートカルチャーと深いつながりがあるバンズのスニーカー。しかもプロ仕様とくれば、魅力をより引き立てるためにも大人ストリートに仕上げたくなります。ここからは、プロスケートラインの履きこなし例をご紹介します。
淡いミントグリーンのシャツジャケットと、ユーズド感がただようブルーデニム。そこに黒のオールドスクールを差し色として合わせて全体を引き締めた上級コーデ。デニムパンツはカットオフ仕様を選ぶことで、足首から下をナチュラルにアピール。さらにキャップをかぶることで、ストリート色を強めています。
無地の白いカットソーにハーフパンツを合わせたこちらは、夏にぴったりな定番コーデ。一見シンプルですが、上下ともにスニーカーの色にリンクさせるさりげなさが好印象です。トップスが味気ないものにならないよう、ネックレスをつけている点にも注目。
こちらもスニーカーの色をインナーで拾った例です。これまたカーキというカラーチョイスの渋さに大人を感じますね。紺のジャケットできれいめに引っ張られないよう、うしろかぶりのキャップやパンツのルーズさもポイント。
淡いダメージデニムをシャツとスニーカーの白で挟んだ爽やかコーデ。腕をまくり、足首を見せ、一番上のボタンを外すなどして肌を露出させることで清涼感とこなれ感を見事に演出しています。
鮮やかなカラーリングのスニーカーを主役に立てたいなら、このようにほかのアイテムはおとなしめの色を身につけるのが吉。特にボトムスはデニムのブルーカラーを選ぶことでさりげなくコントラストを強調。インナーを裾出しすることで下半身とのバランスをとり、ラフな印象に仕上がっています。
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