薄着でもおしゃれに。こなれ感を演出する3つの方法

薄着でもおしゃれに。こなれ感を演出する3つの方法

コーディネートに使うアイテム数が、どんどん少なくなるこれからの季節。薄着でもおしゃれにスタイリングするための、“こなれ感”を演出する方法を解説します。

桐田 政隆

2017.04.30

春の着こなし・コーデ

最初に確認しておきましょう。こなれ感とは

最近よく見たり聞いたりするこなれ感。私自身もニュアンスはなんとなくわかるものの、どういう定義なのかはよく知りませんでした。そこで調べてみたところ、「頑張っておしゃれしました感を出さず、簡単に着こなしている様子。また、ちょっとした工夫をして、そう見せること。これを出せるとおしゃれ上級者的な扱いを受けることができる」、だそうです。薄着になるこれからの季節にも、意識してみるといいかもしれません。

薄着になるこれからの時期、こなれ感が必要になる理由

カットソー×ジーンズ×スニーカー、Tシャツ×短パン×サンダル、といったコーディネートが増えてくる春夏。レイヤードや巻き物など、重層的なアクセントを加えることが減るので、着こなしもさっぱりしがちになります。つまりシンプルな着こなしでは、こなれ感がおしゃれな印象を左右する要因になりやすいと考えられます。

大人の着こなしに取り入れたい、こなれ感を演出するテクニック

ではこなれ感ってどうしたら演出できるのでしょう? そうしたテクを探してみましたので、一例をご紹介。3段階の難易度別に取り上げていきます。

難易度★1点投入するだけで、こなれ感を演出してくれるアイテムに頼る

まず簡単にトライしやすいのが、シンプルに着るだけでこなれ感が出てくるアイテムです。たとえばアイテム自体に味があるヴィンテージライクなもの。最近、再びトレンドとしても注目されているので、今試すにもちょうどよさそうです。また上質なニットなどもナチュラルにこなれ感が演出しやすいアイテムになりそうです。

簡単にコクが出るデニムウエスタン

まずは着込んだような味のあるデニムシャツ。野暮ったさが大敵なので、コンパクト〜スタンダードなシルエットのほうが取り入れやすいと思います。今の気分なら装飾性の高いウエスタンタイプもおすすめ。

今どきのこなれ感に最適なバギージーンズ

ベーシックなジーンズでも、今なら洗いがかかったバギーライクなジーンズ。これは今どきのこなれ感として、とってもわかりやすいアイテムだと思います。まさにはくだけで今の気分に刺さる着こなしができます。’90sのストリート感と、モダンな野暮ったくないシルエットが巧みに融合されています。

ヴィンテージ感のあるフットボールTも便利

フットボールデザインのカットソーも、一般的なTシャツに比べるとこなれ感が出やすいアイテム。ハンパな袖丈や胸の切り替えがアクセントになってくれます。こちらはヴィンテージライクなデザインと風合いもあって、よりナチュラルなこなれ感を演出してくれそう。

微妙に差別化できるアイテムもこなれ感の演出に重宝

こちらは最近、ちょこちょこ目にするようになったノーボタンのカーディガン。羽織専門ですが、同じ羽織ならノーボタンのほうがすっきり洗練されて見えます。凹凸のあるあぜ編みの表情も巧みにマッチしています。

最高峰ニットのちょい変化球

こちらは『ジョンスメドレー』のニット。春夏定番のシーアイランドコットンは、ホント着るだけで上品な印象が高まって、値段相応の価値があると思います。また襟なしだけどボタン付きな、ヘンリーネックタイプもこなれ感があると思います。レイヤードにも便利。

難易度★★サイジングで見せるこなれ感

次はサイズ感でこなれ感を演出してみてはいかがでしょう? 今ならビッグシルエットと9分丈のパンツがおすすめ。難易度は2となりますが、こちらも1と比べてそん色なく、取り入れるだけで簡単にこなれ感が得られると思います。

カスタム感もこなれ感を演出

ビッグシルエットの半袖パーカー。リバースウィーブパーカーの襟、袖をカスタムしたようなデザインです。1枚で着ても、ハンパ袖のカットソーと合わせてもおしゃれに着られそう。ちょいやんちゃな雰囲気がありますが、おとなしめなボトムスなら、休日には全然ありな気がします。

ルーズになりすぎない。今どきビッグシルエットT

昨年からブレイクしているビッグシルエットのTシャツ。ただ往年のそれとは違って、今どきのは着丈、身幅がややコンパクトなので、ルーズになりすぎない印象があります。なので細身のパンツとも相性よく着られます。

ボーダーもビッグシルエットなら鮮度が違う

横並びになりがちなボーダーも、ビッグシルエットなら鮮度が増してこなれ感が出てくるように感じます。こちらのようにオリーブのボーダーで、軍パンと色合わせて着てみるのも新鮮ですね。

9分丈カットオフデニムが今っぽい

昨年から人気のカットオフデニム。こちらも着るだけこなれな一品ではないでしょうか? ただ今どきのそれは、フルレングスではなく9分丈が気分です。フルレングスよりもナチュラルな雰囲気、抜け感があって、カットオフのだらしなさが中和されている感があります。

色合わせにも注目です

9分丈のスラックスを取り入れたコーディネート。旬のビッグシルエットTとも相性がよく、足元の抜け感がこなれ感を生んでいるように見えます。また注目は裾から出たインナーの白T、黒のボトムス、黒×白のスニーカーで色合わせができていること。こういう点もこなれ感を生むポイントだと思いますよ。

難易度★★★色使いでワンランク上のこなれ感を狙う

最後は色使いによるこなれ感を考えてみました。最近では1トーンが考えられますが、白、グレー系のモノトーンは食傷気味なので、トレンドカラーのベージュに注目。また今季は差し色のアクセントもぜひ取り入れたいところです。

シックで季節感もあるブラウンコーデ

トレンドカラーのブラウントーンでコーディネート。上質なペルヴィアンコットンを使ったタイプライタークロスのセットアップ。またインナーのポロシャツはジップアップで軽快な雰囲気もあり。ブラウンの大人っぽさと季節感のある着こなしです。

こなれた清涼感とトレンド感もたっぷり

シックなキャメルのセットアップですが、リネン特有の清涼感がこなれている雰囲気があります。さらに同系色の鮮やかなイエローで、今注目の差し色をプラス。トレンド感もたっぷりの着こなしです。

差し色&フードレイヤードでグンとこなれ感UP

昨年までならグレー系のインナーが定石になりそうですが、ビビッドなイエローの差し色を加えるとグンと鮮度が出てきます。またフードレイヤードのこなれ感も今どき。

互いに引き立つモノトーン×差し色

白パン×黒のスポサンのモノトーンボトムスは昨年も見られた人気コンビ。これだけでもこなれてますが、トップスに鮮やかなブルーを合わせると、印象がガラッと変わってきます。マンネリ感がなく、安定感のある着こなしを楽しめます。

スニーカーならウェア以上に取り入れやすい

ベーシックなスニーカーに差し色を使うのもおすすめです。洋服よりも取り入れやすさがあり、鮮やかなブルーから、レッド、オレンジといったカラーもこなれて見えると思います。定番ジーンズの鮮度も上がるかも。

    KEYWORD関連キーワード
    RECOMMENDEDあなたにおすすめの記事
    ジーンズをおしゃれに着こなすための5大法則とコーデサンプル

    ジーンズをおしゃれに着こなすための5大法則とコーデサンプル

    タイムレスな日常着であるジーンズ。だからこそコーデ次第では周りに埋もれてしまうことも。今どき感を演出するための法則を押さえ、一歩先の装いを目指しましょう。

    山崎 サトシ

    ブラックデニムはオールシーズン使える! 季節別のコーデ法と選び方

    ブラックデニムはオールシーズン使える! 季節別のコーデ法と選び方

    通年使えるブラックデニム。とはいえ、季節ごとにおしゃれに見せるポイントは異なります。そこで、ブラックデニムの選び方やシーズンごとの着こなしを徹底的に解説します!

    まつお ありさ

    Tシャツ完全ガイド。人気23ブランドから選ぶおすすめの1枚

    Tシャツ完全ガイド。人気23ブランドから選ぶおすすめの1枚

    Tシャツは2019年の春夏も必需品。23の人気ブランドと、各ブランドのラインアップから厳選した1枚を一挙に紹介します。Tシャツ選びの参考に、ぜひチェックしてください。

    平 格彦

    無地だからこそこだわる。ユナイテッドアスレのTシャツ&スウェット

    無地だからこそこだわる。ユナイテッドアスレのTシャツ&スウェット

    無地のTシャツをメインに展開する国内ブランド、『ユナイテッドアスレ』。長い歴史に裏打ちされた品質とバリューな価格が両立されたアイテムを紹介していきます。

    平 格彦

    夏に着たい白Tシャツは、ビッグサイズで一つ上の男に

    夏に着たい白Tシャツは、ビッグサイズで一つ上の男に

    これまで幾度となく夏は訪れてきたが白Tは常に主役を担ってきた。同時にマンネリ打破の命題とも付き合ってきたわけだが今季はどうやらサイジングにその解答があるようだ。

    菊地 亮

    カーゴパンツをはこう。押さえておきたいコーデ&おすすめブランド

    カーゴパンツをはこう。押さえておきたいコーデ&おすすめブランド

    ミリタリーアイテムのなかでも人気のカーゴパンツ。なかなか知ることのないその歴史や着こなすコツ、大人になじむ1本まで、カーゴパンツにまつわる情報を網羅します。

    Freeamericanidol編集部

    BACK