壊れないor惜しみなく使える。コレが腕時計選びの基本

壊れないor惜しみなく使える。コレが腕時計選びの基本

腕時計は始終身に付けて使うもの。いろいろなリスクが襲い掛かると考えれば、壊れないもの、壊すことが惜しくないものこそ「安くて良い」の基本です。

黒野 一刻

2015.05.10

腕時計

ミリタリーウォッチのコンセプトが基本です

時計の良し悪しを評価する軸は、いろいろありますが、日常で使う…という点に限定すれば、常に時を把握できなければ意味がありません。簡単に壊れては困りますし、さらに頻繁に壊れて懐が痛んでは、もっと困ります。その点、アンティークのミリタリーウォッチは「安くて良い」時計の評価の基準になります。

「余計なものがない=壊れにくい」です

古いミリタリーウォッチは、非常にシンプルです。文字盤に余計な要素がなく見やすく、時間さえ分かればいいという割り切りが、かえって優れた機能美を生み出しています。余計な機能がないということは、それだけ故障のリスクが低くなります。ムーブメントが低コストで済み、コストパフォーマンスにも優れています。

安いから、むしろ惜しみなく使えます

軍用時計は特殊部隊の人たちが使う、突き抜けてタフな時計と、一般の将兵が使う壊してもすぐに取り替えできるロープライス時計の2極化が進みました。そして総じてコスパに優れているから、惜しみなく使え、愛着もわきます。ここに紹介する5本の時計は、必ずしも軍用ではありませんが、そんな基準で選んだ傑作揃いです。

G-SHOCKばかりがタフな時計ではありません『ビクトリノックス・スイスアーミー』 イノックス

スイス陸軍御用達のナイフやマルチツールで有名な『ビクトリノックス』の創業130周年を記念して開発された時計で、64tの戦車で踏みつける、1300度の炎にくべるなどのトンデモない130項目の耐久試験をクリア。付属のキズ防止のための特殊なラバーカバーも付く、無敵のタフネスウォッチが、アンダー10万円です。

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そこまでするか。圧倒的タフネスで大人を魅了するビクトリノックスの腕時計

フルメタルのアクティブ路線です『カシオ』エディフィス EQW-A1200DB-1AJF

『カシオ』はフルメタルの時計も多数生産しており、このエディフィスはモータースポーツ路線で、レッドブルレーシングとのコラボモデルです。F1での使用を想定した耐震動設計、世界の標準電波を受け取れる電波時計機能や光発電機能、操作も容易な各種機能など盛りだくさんで6万円台の価格設定はおどろきです。

普通の兵員が使う軍用時計の傑作『ハミルトン』カーキ フィールド メカ

アメリカンブランドの『ハミルトン』が、ベトナム戦争頃までアメリカ軍に納入していた時計です。パーツ点数を抑えた汎用ムーブメントを搭載し、信頼性はきわめて高く、時間合わせの際の秒針停止機能も付くのも軍用時計らしく、ロープライスには驚くばかりです。デザインも過去の再現性が高く、断然オススメです。

高級感を出しながら、アラウンド10万円『セイコー』プレサージュ プレステージライン メカニカル 漆ダイヤル

機械式時計で正規価格がアラウンド10万円だと、正直なところ精度はあまり期待できません。しかし、月1回程度の時間調整は、さほど苦にはならないはず。しかも、曜日・日付表示付きで、駆動時間の残量も表示し、和の伝統芸である漆塗り文字盤は、ハンドメイドの芸術品。価格に比して“使いたい”要素たっぷりの良品です。

駆動時間80時間で、アンダー10万円『ティソ』PRC200オートマチック パワーマティック80

『ティソ』のパワーマティック80は、時計界の革命児です。軽やかに動くメカニズムで、この価格ではあり得ない80時間の駆動時間を実現しており、機械式時計としては高い精度を誇っています。正規価格アンダー10万円で、スポーティなメタルブレスレット装備。いつでも気兼ねなくつけていられる時計です。

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